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鮮明化する米中の覇権争い
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 一党独裁・専制主義の中国 自由と民主主義尊重する米国 中国と米国の対立は、より鮮明に、より激しくなってきているように思う。その中でチベット、ウイグルあるいは南モンゴルをは…


気候変動「存亡の危機」ではない
米コラムニスト ジョージ・ウィル 極端な変動シナリオに反論 信頼性低い国連報告 メディアは気候変動に関して強い確信を持っているようだ。今回の国連の報告も同様だった。ところが、気候変動に立ち向かおうとする今日の呼び掛けに…

マスク着用義務化をめぐる対立が再び激化 Faceoff intensifies over mask mandates
新型コロナウイルスの感染者増加を受け、再びマスク着用の義務化を求める声が上がっているが、米国民はまた顔を覆うべきかをめぐり、政治家が激しく対立している。 対立が表面化したのは10日のことだ。フロリダ州のロン・デサンテ…

レバノン首都大爆発から1年、進まない原因調査と経済危機に警鐘
◆宗派対立一層強まる 1990年に内戦が集結したものの、政治的混乱と経済危機で依然として崩壊の瀬戸際に立たされているレバノン。昨年8月に首都ベイルートで発生した大爆発で、200人以上の死者を出し、物的被害は最大46億㌦…

「韓国式」を厳しく取り締まる北朝鮮
反体制活動を警戒する金正恩総書記 現在、北朝鮮では韓国風の言葉遣い、ヘアスタイル、ファッションなどが厳しい取り締まりに遭っている。何か金正恩(キムジョンウン)総書記の逆鱗(げきりん)に触れたらしい。やり玉に挙がったのが…

韓国過激労組の正体 究極的な目標は体制転換
北朝鮮の指令を受け工作活動、曺国氏騒動の時も情宣 北朝鮮による韓国工作の“手先”が暴かれている。北朝鮮から指令を受け、世論工作を行ったり、軍事政治情報などを北に送ったりしていたのが韓国の労働団体だったことが明るみに出て…


杉山文野氏のJOC理事への就任に疑問
《 記 者 の 視 点 》 倫理問題あり、体は女性で心は男性のトランスジェンダー 東京五輪の開幕を1カ月後に控えた今年6月25日、体は女性で、心は男性のトランスジェンダーである杉山文野氏(40)が日本オリンピック委員会…

トランスジェンダー生徒の権利拡大―郡教育委が指針 Loudoun County school board expands transgender rights on sports, pronouns, restrooms
バージニア州のラウドン郡教育委員会(LCPS)は11日、トランスジェンダーの生徒の権利を拡大することで合意、これにより、トランスジェンダーの生徒が性自認に基づいてスポーツ競技に参加し、施設を利用できるようになり、職員は…


コロナ禍に問う 日本人の死生観
人は死んでカミになる 浄土真宗本願寺派称讃寺住職 瑞田 信弘師に聞く 団塊世代が後期高齢期に差し掛かり、日本は多死社会になりつつある。さらにコロナ禍で死への関心が高まり、「メメント・モリ」(死を想え)が人々の頭をよぎる…

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コロナワクチンをめぐる法的問題
大月短大名誉教授 小山 常実 「十分な説明と同意」不足 生命・身体の自己決定権を守ろう 4月末、新型コロナワクチンの接種券が届き、いよいよ接種するか否か決断しなくてはならなくなった。いろいろ悩んだが、「ワクチンで死ぬよ…

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イスラエル軍がレバノン空爆、報復の応酬激化
ヒズボラはロケット弾数十発 イスラエル軍は5日、レバノンからのロケット弾攻撃の報復として、レバノン南部地域へ2013年以来となる空爆を実施した。一方、イランが支援するレバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラは6日、…


中国 偽文書拡散
ワシントン発 ビル・ガーツの眼 コロナ発生源工作でポンペオ氏演説捏造 中国は新型コロナウイルスの発生源は米陸軍とするプロバガンダを流布させてきたが、その一環として、米政府のものとする偽文書を国営のソーシャルメディア「微…


「核の戦狼外交」へ虎視眈々の中国へ警戒感乏しい「原爆の日」各紙社説
◆脇甘過ぎる朝毎東京 広島は6日、76年目の「原爆の日」を迎えた。 昭和20年8月6日午前8時15分、米国が対戦相手だった日本の広島市に世界で初めて原子爆弾「リトルボーイ」を実戦投下した。人類史上初の都市に対する核攻…

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米国で警官が大量離職、凶悪犯罪急増の要因に
NEWSクローズ・アップ 米国で警察官の「大量離職」が起きている。昨年5月にミネソタ州ミネアポリスで発生した白人警官による黒人暴行死事件以降、激しい警察叩(たた)きが吹き荒れていることが大きな要因だ。警官の人員減や士気…


沖縄県の新型コロナ感染率は全国でワースト
低年齢層の感染拡大が深刻、新規感染の8割がデルタ株 沖縄県で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっている。ワクチン接種が進む高齢者の感染は減少傾向にある一方で、若者の感染率が急速に高まっている。新規感染者数のうち8割超…

テキサス国境めぐる大統領の暴挙 Biden’s assault on the Texas border
バイデン大統領は、南部国境を守ることによって国を守る義務を遂行していない。他になすすべを失って、テキサス州は州民を外国からの越境移民――多くは無害であるが、中には新型コロナウイルスに感染している者もいる――から守るため…


南太平洋島嶼国の水没対策支援を
平成国際大学教授 浅野 和生 津波対策の技術持つ日本 中国に代わるプレゼンス示せ 太平洋・島サミットは、1997年に第1回会議が「日・南太平洋フォーラム首脳会議」として実施されてから3年に1回開催され、去る7月2日が第…


「熱中小学校」開校、7歳の目線で学び直そう
子供の目線で大人の学びを深める大人の社会塾、「熱中小学校」の20校目が10月、沖縄で開校する。沖縄では従来の地域活性化に加え、人材育成のコンセプトで運営。新しい試みとして注目される。(沖縄支局・豊田 剛) 山形県高畠町…

東京五輪閉幕、あくどい「幻想」を振りまき大恥をかいたリベラル各紙
◆「金」に値する対応力 「やってくれて、ありがとう」。閉幕した東京五輪はこの一言に尽きるのではないか。選手だけでなく、多くの人からこの声が聞かれた。 新型コロナ禍が世界を覆っている厳しい環境下での開催だった。困難を乗…


金正恩独裁政権、終焉の兆し
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 軍と党の内部抗争が激化 総書記の「代理人」の職制新設 北朝鮮では、コロナ禍と経済不況に加え食糧不足で人民の金正恩政権に対する不満が高まっている中、独裁体制そのものにも異常事態が発生して…

宮内庁長官の「拝察」発言で国民の反応を不審がる作家・高村薫氏
◆国民はご発言に共感 さる6月24日、西村泰彦宮内庁長官は定例会見で、東京五輪に関し「天皇陛下は現下の新型コロナの感染状況を大変心配されている」と述べ「国民の間に不安がある中で、開催が感染拡大につながらないか懸念されて…


ポーランドのユダヤ軽騎兵連隊
獨協大学教授 佐藤 唯行 国家消滅を防ぐため戦う 友愛・団結の象徴として英雄に 1793年、ポーランドは国家消滅の瀬戸際にあった。露・プロセインが結託して領土を奪わんと攻め寄せて来たからだ。所謂(いわゆる)第2次ポーラ…


情報収集狙い行方不明になった米女性アメリア
【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(2) 南方の前進拠点 トラック島物語(中) 米との決戦海域を東に移す、根拠地となったトラック島 トラック島が日本海軍最大の前進拠点となったのは、日本海軍の対米戦構想と深く関わっ…
