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コロナ禍に問う 日本人の死生観
人は死んでカミになる 浄土真宗本願寺派称讃寺住職 瑞田 信弘師に聞く 団塊世代が後期高齢期に差し掛かり、日本は多死社会になりつつある。さらにコロナ禍で死への関心が高まり、「メメント・モリ」(死を想え)が人々の頭をよぎる…
コロナワクチンをめぐる法的問題
大月短大名誉教授 小山 常実 「十分な説明と同意」不足 生命・身体の自己決定権を守ろう 4月末、新型コロナワクチンの接種券が届き、いよいよ接種するか否か決断しなくてはならなくなった。いろいろ悩んだが、「ワクチンで死ぬよ…
イスラエル軍がレバノン空爆、報復の応酬激化
ヒズボラはロケット弾数十発 イスラエル軍は5日、レバノンからのロケット弾攻撃の報復として、レバノン南部地域へ2013年以来となる空爆を実施した。一方、イランが支援するレバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラは6日、…
中国 偽文書拡散
ワシントン発 ビル・ガーツの眼 コロナ発生源工作でポンペオ氏演説捏造 中国は新型コロナウイルスの発生源は米陸軍とするプロバガンダを流布させてきたが、その一環として、米政府のものとする偽文書を国営のソーシャルメディア「微…
「核の戦狼外交」へ虎視眈々の中国へ警戒感乏しい「原爆の日」各紙社説
◆脇甘過ぎる朝毎東京 広島は6日、76年目の「原爆の日」を迎えた。 昭和20年8月6日午前8時15分、米国が対戦相手だった日本の広島市に世界で初めて原子爆弾「リトルボーイ」を実戦投下した。人類史上初の都市に対する核攻…
米国で警官が大量離職、凶悪犯罪急増の要因に
NEWSクローズ・アップ 米国で警察官の「大量離職」が起きている。昨年5月にミネソタ州ミネアポリスで発生した白人警官による黒人暴行死事件以降、激しい警察叩(たた)きが吹き荒れていることが大きな要因だ。警官の人員減や士気…
沖縄県の新型コロナ感染率は全国でワースト
低年齢層の感染拡大が深刻、新規感染の8割がデルタ株 沖縄県で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっている。ワクチン接種が進む高齢者の感染は減少傾向にある一方で、若者の感染率が急速に高まっている。新規感染者数のうち8割超…
テキサス国境めぐる大統領の暴挙 Biden’s assault on the Texas border
バイデン大統領は、南部国境を守ることによって国を守る義務を遂行していない。他になすすべを失って、テキサス州は州民を外国からの越境移民――多くは無害であるが、中には新型コロナウイルスに感染している者もいる――から守るため…
南太平洋島嶼国の水没対策支援を
平成国際大学教授 浅野 和生 津波対策の技術持つ日本 中国に代わるプレゼンス示せ 太平洋・島サミットは、1997年に第1回会議が「日・南太平洋フォーラム首脳会議」として実施されてから3年に1回開催され、去る7月2日が第…
「熱中小学校」開校、7歳の目線で学び直そう
子供の目線で大人の学びを深める大人の社会塾、「熱中小学校」の20校目が10月、沖縄で開校する。沖縄では従来の地域活性化に加え、人材育成のコンセプトで運営。新しい試みとして注目される。(沖縄支局・豊田 剛) 山形県高畠町…
東京五輪閉幕、あくどい「幻想」を振りまき大恥をかいたリベラル各紙
◆「金」に値する対応力 「やってくれて、ありがとう」。閉幕した東京五輪はこの一言に尽きるのではないか。選手だけでなく、多くの人からこの声が聞かれた。 新型コロナ禍が世界を覆っている厳しい環境下での開催だった。困難を乗…
金正恩独裁政権、終焉の兆し
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 軍と党の内部抗争が激化 総書記の「代理人」の職制新設 北朝鮮では、コロナ禍と経済不況に加え食糧不足で人民の金正恩政権に対する不満が高まっている中、独裁体制そのものにも異常事態が発生して…
宮内庁長官の「拝察」発言で国民の反応を不審がる作家・高村薫氏
◆国民はご発言に共感 さる6月24日、西村泰彦宮内庁長官は定例会見で、東京五輪に関し「天皇陛下は現下の新型コロナの感染状況を大変心配されている」と述べ「国民の間に不安がある中で、開催が感染拡大につながらないか懸念されて…
ポーランドのユダヤ軽騎兵連隊
獨協大学教授 佐藤 唯行 国家消滅を防ぐため戦う 友愛・団結の象徴として英雄に 1793年、ポーランドは国家消滅の瀬戸際にあった。露・プロセインが結託して領土を奪わんと攻め寄せて来たからだ。所謂(いわゆる)第2次ポーラ…
情報収集狙い行方不明になった米女性アメリア
【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(2) 南方の前進拠点 トラック島物語(中) 米との決戦海域を東に移す、根拠地となったトラック島 トラック島が日本海軍最大の前進拠点となったのは、日本海軍の対米戦構想と深く関わっ…
ミャンマー国軍の浅知恵
《 記 者 の 視 点 》 23年の再選挙、国際社会は認めず ミャンマーで国軍がクーデターを起こしたのは2月1日。この日、非常事態宣言を出した国軍は、事実上の政権トップだったアウン・サン・スー・チー氏を拘束し、国家の全…
「医療崩壊」を警告するサンデー毎日、「五輪が人流を抑制」とする新潮
◆病症逼迫、詳述せず 東京五輪では連日のメダルラッシュだが、新型コロナウイルスのデルタ株感染者数も急増している。週刊誌が「8割おじさん」と呼ぶ西浦博京都大教授は「8月下旬に1日1万人を超す」との試算を出した。「東京9月…
カナダのアーチェリー選手がトランスジェンダーであることを隠して五輪出場か Archer ignites clash over transgender transparency
重量挙げのニュージーランド代表ローレル・ハバード選手は2日、トランスジェンダーの女性であることを公言し、性自認に基づいて出場した初の五輪選手となった。ただ、重要なのは「公言」していることかもしれない。 トランスジェン…
移民あっせん組織に年間60億ドル DHS: Cartels earn up to $6 billion a year from smuggling migrants
移民をあっせんする組織は米国に移民を送り込むことで年間60億ドルもの資金を得ていることが、国土安全保障省の議会への報告で明らかになった。 驚くべき数字であり、一般の予測よりはるかに多いが、専門家らは、実際にはもっと多…
“被害妄想”のロシア新安保戦略
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 米欧を「脅威」と位置付け 伝統的な価値観への回帰表明 プーチン・ロシア大統領は7月2日、軍事や外交、内政の指針となる新たな「国家安全保障戦略(以下・安保戦略)」を承認した。安保戦略は6…
米国で薬物乱用が深刻化
米国で社会問題となっているオピオイド(麻薬性鎮痛薬)の乱用が深刻化している。トランプ前政権が対応に本腰を入れて取り組んだが、中国からメキシコを経由した流入が続いており、公衆衛生だけでなく、国家安全保障上の問題として対応…
北の対南威嚇に振り回されるな
韓国では8月10日から26日まで米韓合同軍事演習が実施される予定である。今回の演習は野外機動訓練ではなく連合指揮所訓練であり、コンピューターシミュレーション訓練であり、攻撃的な性格ではなく平和維持のための防御的な訓練で…
製造業で相次ぐ検査不正に「日本のものづくり」へ警鐘を鳴らす日経
◆新体制に厳しい評価 鉄道車両向け装置の検査不正問題など一連の不祥事を踏まえ、三菱電機が社長交代を発表した。発覚した製造現場では約35年にわたって検査不正が行われてきたといい、背景に内向きな企業風土の問題も指摘されてい…