日米初対面首脳会談への展望


櫻田 淳

東洋学園大学教授 櫻田 淳

 4月中旬、菅義偉(内閣総理大臣)がワシントンに飛んで開催することになる日米首脳会談は、ジョセフ・R・バイデンにとっては、パンデミック最中で初めて対面で外国首脳を迎える機会になる。

 3月中旬以降、相次いで開催された日米豪印4カ国安全保障対話(QSD)首脳会合と日米2プラス2(外務防衛担当閣僚会合)は、現今の米中「第2次冷戦」下における日本の立ち位置を内外に鮮明に印象付けた。


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