Date archive for 2021
ウズベクが積極関与 ーアフガン情勢
中央アジアから見る アフガン情勢(下) 中央アジアコーカサス研究所長 田中哲二 ウズベキスタンは、2016年ごろからアフガンに影響力のある中国・ロシア・インド・パキスタン、それにアフガンと国境を接するタジキスタン、トル…
トルコ南部、シリア難民受け入れに柔道が一役
市民との融和を期待、阿部きょうだいが子供たちの間で人気 シリア国境沿いに位置するトルコ南部キリスで、柔道が市民とシリア難民の子供同士を結び付ける役割を果たしている。キリスの当局者らは、柔道を通じた青少年交流を自治体の重…
エリザベス英女王、ぎっくり腰で式典を欠席
公務復帰予定の式典を欠席、症状は静養の原因とは無関係 エリザベス英女王(95)は14日、ぎっくり腰のため、ロンドン中心部で行われた戦没者追悼式を欠席した。 医師の健康上の助言に従って約2週間静養していたが、同日公務に…
COP26が閉幕、石炭火力「削減」を採択
協定ルール合意、気温上昇を1.5度に抑える努力を追求 国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)は13日、石炭火力発電の削減を各国に呼び掛ける文言を盛り込んだ成果文書「グラスゴー気候合意」を採択し、閉幕…
松野博一官房長官、「拉致被害者帰国に全力」
拉致問題の早期解決へ新潟市を訪問、県民集会に初出席 松野博一官房長官は14日、新潟市を訪問し、北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める県民集会に出席した。松野氏は担当相として「もはや一刻の猶予もない。全ての拉致被害者の一…
高度3637mの上空で、バルーンの上から撮影
フランス中部シャテルローで、慈善事業への寄付を募る フランス中部シャテルローで10日、熱気球の頂部に立ってポーズを取るバルーニスト。 慈善事業への寄付を募るテレビ企画で、高度3637㍍を超える上空でのパフォーマンスに…
空想的観念論の「社説余滴」、中国報道を反省する歴史決議が必要な朝日
習批判で各紙足並み 中国共産党が中央委員会総会で「歴史決議」を採択した直後に中国を訪ねた。と言っても先週の話ではなく40年前の1981年のことだ。「百万ドルの夜景」とうたわれた香港から空路で上海に入った。空港は原っぱも…
「新たな全体主義」から子供を守れ
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 国連利用する左派NGO 人権振りかざし過激な性教育 9月に発足した「こども政策の推進に係る有識者会議」の座長や構成員は概(おおむ)ね重厚な人事といえるが、配布資料には懸念される内容も…
原爆ドーム背に能舞台、「爆心地鎮魂薪能」
「高砂」と「羽衣」を舞う、失われた歴史や文化を後世に 広島市中区の原爆ドームで15日夜、原爆の犠牲者を悼んで「爆心地鎮魂薪能」が行われた。原爆ドームを背に特設の能舞台が造られ、かがり火の明かりに照らされながら、喜多流の…
大谷翔平選手が会見、二刀流進化し来季へ手応え
日本記者クラブで会見、4年で「確実にレベルが上がった」 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手(27)が15日、日本記者クラブで会見し、高い水準で投打を両立させた今季を振り返るとともに、来季への手応えを口にした。 4年…
避難続く福島県双葉町、町役場の新庁舎が着工
来年6月に避難指示解除目指す、8月に業務開始の見通し 東京電力福島第1原発事故により全町避難が続く福島県双葉町で15日、JR双葉駅前に建設される新たな役場庁舎の起工式が開かれた。町は来年6月ごろに同駅周辺などの避難…
宮城の刃物男侵入事件、危機対応の課題浮き彫り
こども園に防犯グッズなく、不審者取り押さえは想定外 宮城県登米市の認定こども園に刃物を持った男が侵入した事件は、職員の機転で園児に危害が及ぶ事態を免れた一方で、危機管理の難しさを浮き彫りにした。県は事件を受け、県内の保…
元早大ラグビー部監督の日比野弘さん死去、86歳
日本ラグビー協会名誉顧問など要職歴任、W杯招致に道筋 ラグビーの早大監督や日本代表監督を務めた日本ラグビー協会名誉顧問の日比野弘(ひびの・ひろし)さんが14日、死去した。日本協会が15日に発表した。86歳だった。関係者…
アルハラ減れど酒席減らぬ? 韓国から
地球だより 新型コロナウイルスの感染防止に向けたワクチン接種率が高くなってきたことを受け、韓国でも政府が音頭を取り、ウィズ・コロナ時代に見合う日常を取り戻そうという動きが出始めている。まずは飲食店などの営業時間や利用客…
韓国与野党大統領候補 安保観の違い歴然
尹氏 日米韓で対北軍事協力を 北の非核化より平和体制 李氏 韓国大統領選挙(来年3月)に出馬する革新系で与党「共に民主党」公認の李在明前京畿道知事と保守系で最大野党「国民の力」公認の尹錫悦前検事総長の安全保障政策の輪郭…
【上昇気流】欧州では、新型コロナウイルスの「第5波」
欧州では、新型コロナウイルスの「第5波」で感染が再び急拡大している。1日当たりの新規感染者がこれまでで最も多くなったオーストリアでは、ワクチン未接種者の不要不急の外出が禁止され、違反者には500ユーロ(約6万5000円…
秋田市、フレイル予防で健康長寿の街づくり
東大高齢社会総研と協定、「フレイル予防講演会」を開催 「命が尽きる直前まで身体も心も元気に過ごしたい」と誰もが願う。近年「フレイル予防」が広がっている。秋田市でも本格的な取り組みがスタートした。 フレイルとは、要介護…
中央アジアから見る アフガン情勢 田中哲二
中央アジアから見る アフガン情勢(上) 「友好橋」通し貿易活発化 国境の町・テルメズ アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが政権を掌握して3カ月になる。今後アフガンはどこへ向かうのか。このほど、中央アジアのウズベキ…
子供たちに安心できる居場所の設置が不可欠
全国的に増加する不登校生徒、その傾向は北海道でも同じだ。こうした不登校に陥った児童生徒に対して学校や地域はどのように支援すべきかをテーマとするセミナーがこのほど札幌市内で開かれた。民間団体の北海道人格教育協議会が主催。…
還暦を過ぎ、だんだん日常になっていく死
最近、親しい人たちが相次いでこの世を去っている。来年、高齢者の仲間入りをする筆者にとって、死は既に日常的で身近なものになったようだ。 幼い頃、死は暗闇と同じだった。母や父と同じ布団で寝ているのに、自分だけが目を覚まし…
【社説】拉致問題 全被害者の帰国実現を急げ
13歳の中学生だった横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから44年が過ぎた。 めぐみさんをはじめとする拉致被害者の家族は高齢化が進み、被害者との再会を果たせずに世を去る人も増えている。政府は一日も早く、全ての被害者の帰…
W杯アジア最終予選、守田英正の代役は誰に
16日にオマーン戦、初招集の旗手もデビューへ奮闘誓う サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選で、B組の日本は16日に敵地マスカットでオマーンと対戦する。2試合続けて4-3-3の布陣を採用する中、中盤…
アフガニスタン、寒さで子供100万人死亡の懸念
経済破綻で燃料を買えず、厳冬が近づき人道支援急務に アフガニスタンで、イスラム主義組織タリバンが国家運営の実権を掌握してから15日で3カ月。混乱に伴い、国民が十分な食料や生活物資を確保できない中、氷点下の厳しい冬がアフ…