エリザベス英女王、ぎっくり腰で式典を欠席
公務復帰予定の式典を欠席、症状は静養の原因とは無関係
エリザベス英女王(95)は14日、ぎっくり腰のため、ロンドン中心部で行われた戦没者追悼式を欠席した。
医師の健康上の助言に従って約2週間静養していたが、同日公務に復帰予定だった。
王室は声明で「女王は残念に思っている」と述べた。女王は追悼式出席に「強い意思」を示していたとされる。
女王は10月20日、健康上の理由で英領北アイルランド訪問を取りやめ、一晩検査入院。11月1日に北部グラスゴーで開かれた国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の歓迎会も出席を見送り、ビデオメッセージを寄せていた。ただ、静養中にロンドン近郊ウィンザー城内で車を運転する姿を撮影した写真が報じられていた。
報道によると、女王のぎっくり腰の症状は、静養の原因とは無関係だという。(ロンドン時事)