ワッペンやネクタイで「共生社会」を発信


東京都江戸川区が製作、地域の公式行事などで着用しPR

ワッペンやネクタイで「共生社会」を発信

江戸川区が互いを認め合う「共生社会」を発信するために作った、ジャケット用の刺しゅうワッペンやネクタイ=東京都江戸川区

 東京都江戸川区は、障害や性別、年齢などに関わりなく互いを認め合う「共生社会」を発信するため、ジャケット用の刺しゅうワッペンやネクタイ、スカーフを作った。

 幹部ら約100人が私費で製作。地域の公式行事などで着用し、区の姿勢をPRする。区は昨年、共生社会実現を目指す条例を制定し、スローガンやエンブレムも決定。ワッペンなどはエンブレムを基に作った。

 区民との会話のきっかけづくりになることも期待しており、広報課の担当者は「取り組みを区民に伝えるための最初の一歩としたい」。