Date archive for 3月, 2021
女性議員比率166位では 日本は民主の旗を振り難い
山田寛の国際レーダー 「うれしいことに、世界の女性国会議員の比率が25・5%と、初めて4分の1を超えた」。今月初め、「列国議会同盟」(IPU=各国議会の国際組織)の事務局長が発表した。今年1月現在の各国の1院または下院…
北ミサイル発射で韓国揺さぶり
高永喆の半島安保NOW 北朝鮮は3月21日に平安南道・温泉から西海(黄海)に向け対艦巡航ミサイル2発を発射した後、25日午前には、咸鏡南道・咸州から東海(日本海)に向けて弾道ミサイル2発を発射した。 巡航ミサイルは国…
コロナ対策の成果を評価する Gauging coronavirus consequences
普通の時代だったら、成し遂げたことは報われるが、今は普通の時代ではない。長かったパンデミック(世界的大流行)発生年のパフォーマンス(仕事ぶり)の成功者と失敗者、いずれにも、1.9兆㌦の「米国救済計画」から連邦資金が支給…
原発処理水 早急に海洋放出の方針決定を
東京電力福島第1原発事故から10年が過ぎたが、放射性物質を含んだ処理水の処分方法がいまだに決まらずにいる。 原発敷地内での保管は限界に近づいている。政府は希釈して海に放出する方針を早急に決定すべきだ。 タンクは来秋に…
新型コロナウイルス禍で巣ごもり状態。…
新型コロナウイルス禍で巣ごもり状態。運動不足解消に地域の体育施設でピンポンの一つもしたいという人がいるだろう。しかし、気の合った仲間でもいなければ足はなかなか向かない。 スポーツ庁の「平成30年度体育・スポーツ施設現…
銀行マンは庶民の味方ー韓国から
地球だより マイホーム購入はこちらでも多くの人にとって人生の目標の一つだ。だが、新婚世帯や庶民にとってはまだ「高嶺の花」。特に首都圏では近年の不動産価格高騰でハードルは高くなるばかりだ。そこでいきなり買うより、まずは賃…
日本に必要な自主自立の精神
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 国防は国の最重要責務 米への他力本願は甘えの構造 菅総理の国民に対する公約ともいうべきスローガンは、「自助共助公助」であると広く報じられた。私にはこれらの言葉は大変良く響…
文政権、北の戦術核を軽視?
ミサイル発射への対応後手 進まぬ迎撃体制の強化 先週、北朝鮮が黄海と日本海に向けて発射した短距離ミサイルをめぐり、韓国・文在寅政権の対応が後手に回っているとの批判が上がっている。特に今回の発射は金正恩朝鮮労働党総書記の…
治安悪化する米国、背後にソロス氏の影
《特報》 米国の都市部では殺人の急増など治安悪化が顕著になっているが、その背後でちらつくのが国内外で過激な左翼運動を支援する著名投資家ジョージ・ソロス氏の影だ。ソロス氏は近年、警察組織を敵視する極左の地方検事を各地で当…
ミャンマー 平和的なデモへの弾圧許すな
ミャンマーでは国軍記念日の27日、治安部隊が2月のクーデターに抗議するデモ隊に発砲して100人以上が死亡した。平和的なデモに参加する国民を虐殺することは許されない。 国際的な批判が強まる クーデター以降、治安部隊に…
中国海警船が領海侵入、今年11回目 漁船に接近 尖閣・沖縄沖
国境警報 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で29日、中国海警局の「海警」2隻が約9時間にわたり日本の領海に侵入した。操業中の日本漁船に接近する動きを見せたため、海上保安庁の巡視船が安全を確保し、領海外へ出るよう警告した。尖閣諸…
秋田の子供たちが丁寧に描いた多様な農業の姿
田植えと稲刈り、キュウリの収穫、稲穂の上を飛ぶトンボ、祖父母の農作業など多様な農業の姿を描いた「農業子ども絵画コンクール作品展示会」(主催・秋田市農業大賞実行委員会)がこのほど秋田市文化会館展示ホールで開かれた。「せっ…
故人の遺志を大切に、近頃の葬儀の在り方に思う
「友人の父」が亡くなった。大正生まれで卒寿を超えていたという。長男で喪主を務めたそうで、死去から1週間後、出社した時は、かなり疲れた様子だった。知人友人、親戚へのあいさつ、役所への届け出、残務整理に多忙だったのだろう。…
共産票を頼った「野党政権」の下心見え見えの朝日の「失望の高い壁」
◆もし安保法なければ 歴史にif(もし)はないとされるが、5年前に安倍晋三政権が野党や一部メディアの圧力に屈して安保関連法の成立を断念していれば、どうなっていただろうか。 産経28日付「安保法制5年」(29日で施行5年…
大相撲春場所(東京・両国国技館)千秋楽の…
大相撲春場所(東京・両国国技館)千秋楽の貴景勝戦まで終盤3日間、3大関を総ナメにして3度目の賜杯(12勝3敗)に輝き、21場所ぶりの大関復帰を確実にした関脇照ノ富士。史上最大の前例なき復活劇を見せてくれた。 両膝のけ…
普遍的価値の同盟を主導せよ
東洋大学教授 西川 佳秀 反強権政治の態度鮮明に 払拭すべき欧米の対日不信感 東西冷戦が終焉(しゅうえん)した1990年代初頭、ハーバード大学教授のサミュエル・ハンチントンは『文明の衝突』を著し話題となった。同書で彼が…
中国攻勢で迫る台湾危機
米コラムニスト ジョージ・ウィル クアッドで中国に対抗 トルーマンの外交を踏襲 40年前のロナルド・レーガン大統領をほうふつさせる素晴らしい外交デビューだったと言うと、バイデン大統領、ブリンケン国務長官は困惑するかもし…
侮れぬ補選・再選挙、“前門”のバイデン“後門”の二階
政界の風を読むー髙橋利行 歴(れっき)とした自民党推薦候補が百万票もの大差で敗れる選挙にはなかなかお目にかかれるものではない。千葉県知事選挙(3月21日投票)である。聞けば千葉県政の複雑な勢力争いが如実に反映した選挙ら…
福島原発の処理水問題 政府が責任持ち海洋放出を
インタビューFocus 前環境相・衆院議員 原田義昭氏 東京電力福島第1原発の事故から今年で10年。環境相時代、現役閣僚として初めて汚染処理した放射性物質「トリチウム」を含む水(処理水)の処分方針に言及した前環境相で衆…
バイデン構想 日本も支持し中国に対抗せよ
バイデン米大統領はジョンソン英首相との電話会談で、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に対抗するため、民主主義国家が連携して途上国の開発を支援する構想を提案した。 「一帯一路」を抑え込む 一帯一路とは、中国を起点に中央…
“儲かる農業”を特集するダイヤモンド、農業の知的財産権保護の企画も
◆加速する主役の交代 決して農業に限ったことではないが人手不足、後継者不足は農家にとって長年の深刻な問題となっている。全国的に見ても離農する農家は多い。一方、政府はここ数年、農業を新たな輸出産業として位置付け振興策を打…
夜間の歩行中、飲食宅配代行サービスの配達員…
夜間の歩行中、飲食宅配代行サービスの配達員の自転車が相当のスピードで脇を通り過ぎ、ヒヤッとさせられることがある。道路事情もあって歩行者との間にトラブルも多く、東京都は配達員のバッグに個別のナンバーを表示するよう業界団体…
コロナ禍の英国ユダヤ社会
獨協大学教授 佐藤 唯行 超正統派でクラスター ニュースを見ず密状態で礼拝 ユダヤ人は健康志向と長寿で名高い人々だ。 過度な飲酒や喫煙を控える生活習慣、医療を受けやすい社会的立場、良好な生活環境を保障する経済力。これ…