Date archive for 1月, 2020
日本の科学技術政策の“お寒い”現状に警鐘を鳴らす産経の強い危機感
◆成果主義偏重の弊害 今年は五輪イヤーの記念すべき年である。前回の五輪時と比べて経済環境は激変し、低成長・少子高齢化の中で日本経済はどんな展望をたどるのか、また、予想される事態にどう対処すべきなのか。 そんな視点で各…
米国では世代間で国家観に隔たり
米非営利組織「共産主義犠牲者追悼財団」は、米国民に社会主義・共産主義への見解を尋ねる世論調査を行っているが、昨年9月に実施した調査では、以下のような興味深い質問を設けた。 「米国の独立宣言と共産党宣言、どちらが自由・…
1000点以上の年賀状がズラリ!
歴代子年の年賀切手も紹介 年賀状をテーマにした企画展「年賀状展―令和さいしょの新年のごあいさつ―」(郵政博物館主催)が東京都墨田区の同館で行われている。会場には、日本絵手紙協会が発行する月刊誌に日本全国から寄せられた力…
欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は…
欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は昨年9月に「欧州の未来に重要な記憶」を採決した。これは1939年の独ソ不可侵条約を第2次世界大戦を引き起こすことになった事件として位置付けたもの。 小紙「独ソ不可侵条約めぐり論…
「米軍に死傷者なし」―トランプ氏
イランへの反撃に言及せず イランによるイラクの米軍駐留基地へのミサイル攻撃を受け、トランプ米大統領は8日、ホワイトハウスで演説し、米国人に死傷者は出なかったと発表。イランはさらなる攻撃を「抑制しているようだ」との見方を…
イランが米に報復攻撃、イラク駐留2基地にミサイル
米国防総省は7日、イラクにある駐留米軍基地にイランが弾道ミサイルを発射し、少なくとも2カ所を攻撃したと発表した。イランは革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官が米軍に殺害されたことへの報復だとした。米兵に死者は確認され…
米イラン緊張、両国は報復の連鎖を絶て
イランの精鋭、コッズ部隊のソレイマニ司令官殺害で、米国とイランの間の緊張が高まっている。再び中東を戦場としないため双方の自制が必要だ。 米軍基地にミサイル コッズ部隊は、対外工作や情報収集に当たってきたとされ、兵力…
ウイグルやロヒンギャから 多数の難民を受け入れる夢
難民問題に関わる私の新年の夢は、日本が、民族浄化的大迫害を受けている中国やミャンマーのイスラム系少数民族、ウイグル、ロヒンギャなどの難民を多数受け入れ、助けることだ。 民族浄化問題は本欄でも取り上げてきたが、昨年1年…
32軍司令部壕の保存・公開をめぐって議論
沖縄戦で首里城地下に設ける、県は安全面から否定的 昨年10月31日、首里城(沖縄県那覇市)の正殿などの主要施設が焼失した。沖縄県のシンボルを失った衝撃は大きく、2020年は、火災の検証・再発防止策だけでなく、再建計画を…
民主「労働者離れ」防げるか
アメリカの選択 展望2020大統領選(3) 米首都ワシントン近郊から車で西に約4時間。アパラチア山脈を越えた先にウェストバージニア州北中部の町、フェアモントがある。北方にある鉄鋼都市、ピッツバーグ(ペンシルベニア州)に…
国連と中国 影響力拡大に対する警戒を
国連は、加盟国数が193カ国に上る世界最大の国際機関である。 その国連で中国の影響力が拡大している。強権政治を正当化するために国連を利用する中国への警戒が求められる。 ウイグル問題で脅しも 昨年8月、中国農業農村省…
沖縄版の節分、「ムーチー」で一足早い鬼退治
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 1月2日は「ムーチーの日」。沖縄では旧暦の12月8日に、ムーチーを食べて厄払いする風習がある。ムーチーとは沖縄方言で餅のことだ。仏壇やヒヌカン(火の神)にお供えし、家内安全や無病息…
「狂乱の2020年代」にならないようにするには Tempering the ‘roaring 2020s’
20年代が再びやって来た。新たな世紀に向かって一回転したのだ。今度の20年代は、皆の曽祖父の時代の20年代とは違うものになるだろう。21世紀の3番目の10年代は、前の世紀と同じような、やりたい放題の精神では発進しなかっ…
不法出国したカルロス・ゴーン被告。昨年…
不法出国したカルロス・ゴーン被告。昨年12月29日、関西空港からトルコ・イスタンブールに向かってプライベートジェット(PJ)が離陸したことが確認されており、ゴーン被告はこの時積み込まれた荷物の中に隠れていたとみられる。…
オーストリアで国民党・緑の党連立政権発足へ
オーストリアで中道右派・国民党と緑の党の連立交渉が成功裏に終わり、7日にも大統領府でバン・デア・ベレン大統領の下で宣誓式に臨み、連立政権をスタートさせる。州レベルでは両党の連立は存在するが、連邦レベルでは初めてなだけに…
ゴーン氏に冷ややかな視線
地球だより フランスのモンシャラン欧州問題担当副大臣は、会社法違反などの罪で起訴、保釈中のカルロス・ゴーン元日産自動車会長が昨年暮れに日本から無断国外脱出し、レバノンに逃れたことについて「レバノン・日本間の問題でフラン…
日本人母子の権利を守れ
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 日米地位協定の改定を 人道上の責任ある両国政府 1951年に締結された日米安全保障条約の改定版(「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」…
神田明神には大勢の経営者やスーツ姿の会社員らが参拝
〇…仕事始めとなった6日、商売繁盛の祭神で有名な神田明神(東京都千代田区)には、大勢の経営者やスーツ姿の会社員らが参拝に訪れた。 〇…早朝から境内の外まで長蛇の列が続いた。参拝者たちは営業や事業の成功などを願い、熱心…
高校生らが農業やITのビジネスモデルを提案
県立球陽高校、“厄介植物”のツルヒヨドリの有効利用 優勝は国立沖縄高専、VRを使ったサンゴ礁育成ゲーム 「厄介者のツルヒヨドリの有効利用」「グリーンAIとゲームを組み合わせたサンゴ育成教育システムの開発」など、高校生ら…
ポツンと山で暮らす喜び、日本人のDNA
民放テレビ番組「ポツンと一軒家」が人気だ。山の中にある一軒家を訪ね、なぜ不便な山の中に住むのか、住民に暮らしぶりや半生を聞くという、至ってシンプルな番組だが、多くの人が見てしまう理由は分かる気がする。自然に溶け込み、働…
日本の精神を受け継ぐ人々に話を聞いた朝日の好連載「志エコノミー」
◆悪口雑言の元旦社説 2020年、令和2年が明けた。今年最初の本欄で元旦社説を俎上(そじょう)に載せようと思ったが、やめにした。4日付「産経抄」が代弁してくれていた。 「元日はすがすがしくワクワクした気分で過ごしたか…
令和初の元旦、新聞の社論から。今年は…
令和初の元旦、新聞の社論から。今年は2度目の東京五輪・パラリンピックの年である。その基点をどこに置くのか。小紙はそれを「安倍政権の歴史的評価を決するものであるばかりでなく、日本国の将来を決するもの」だと憲法改正に求めた…
叩かれるほど強まるトランプ大統領の支持
アメリカの選択 展望2020大統領選(2) 「トランプは信仰の自由を守るために断固とした姿勢を取っている。私にとってそれはとても大切なこと」 米東部ペンシルベニア州で先月行われたトランプ大統領の集会で会場の1階席最前…