Date archive for 1月, 2020
薬物情報ネットで氾濫
「ダメ。ゼッタイ。」 日本薬物対策協会共同代表 樋田 麻由美さんに聞く 小中学生を中心に薬物の危険性などを訴える講演会を全国各地で開く日本薬物対策協会・共同代表の樋田麻由美さんに、若年層に大麻などの薬物が広がっている問…
中国 フェイクニュースと武力で台湾工作
共産党政権の常套手段「嘘と威圧」 香港や台湾で中国共産党のスパイ活動をしてきたとされる王立強氏(27)が、豪政府に亡命を求めている。王氏の亡命申請が却下され中国に送還されれば、確実に死刑にされる命を懸けた試みだ。 王…
新春インタビュー 2020年どうなる憲法改正
令和2年、2020年が明けた。昨年末、安倍晋三首相(自民党総裁)は憲法改正について「決してたやすい道ではないが、必ずや私の手で成し遂げたい」と表明したが、残る総裁任期は1年9カ月。任期再延長の可能性も残されてはいるが、…
台湾総統選まで1週間余、香港情勢背景に蔡氏優勢へ一変
11日投開票の台湾総統選まで1週間余となった。中国の露骨な台湾併合圧力にさらされる中、自由と民主主義体制の台湾にとって正念場の選挙であり、東アジアの平和と安定に直結する重要な選挙となる。総統選は現職の蔡英文総統が野党候…
新春座談会 令和の外交と安保―待ったなし憲法改正〈下〉
新春座談会 令和の外交と安保―待ったなし憲法改正〈上〉 国際社会の大変動に備えを 櫻井 改憲、総選挙で国民に訴えよ 長尾 通常国会中、憲法審で議論を 黒木 国民のコンセンサス作りを 櫻井 GSOMIA騒動の直後に中国の…
五輪年の文化発信、訪日客に深く多様な日本を
56年ぶりとなる東京五輪・パラリンピックの年が明けた。今年はこれまで以上に日本に世界の注目が集まる年となる。前回の東京五輪は、高度経済成長の真っただ中で行われ、日本を経済大国へと押し上げる契機となった。今回は、文化大国…
天皇陛下「安らかで良い年に」 令和初、新年参賀
皇居に6万8700人 上皇陛下御夫妻も出席 令和初の新年一般参賀が2日、皇居で行われた。天皇、皇后両陛下は上皇陛下御夫妻や、秋篠宮殿下御夫妻ら皇族方と並んで、宮殿・長和殿のベランダに立ち、参賀者に笑顔で手を振って応えら…
石原慎太郎氏が、作家で文化勲章受章者の…
石原慎太郎氏が、作家で文化勲章受章者の獅子文六(本名岩田豊雄)から言われた言葉を紹介している。「石原君、君は気の毒だ、あわれだな。一介の文士どもがこんな高級なコースでゴルフなんて、今の時代だけだぞ。そのうち小説なんか絶…
北朝鮮 駆け引き続く米朝
どうなる朝鮮半島情勢 正恩氏 長期戦も覚悟か 北朝鮮の拉致・核・ミサイル問題や韓国の反日路線などで日本の安全保障や経済に大きな影響を及ぼしてきた朝鮮半島情勢。2020年は果たしてどのような動きが予想されるのか。現状と展…
韓国 変わらぬ反日路線
どうなる朝鮮半島情勢 「徴用」放置 ポスト65年体制論も 韓国の文在寅政権は、一昨年10月の元徴用工に対する韓国大法院(最高裁)判決により国際法違反の状態が生まれたにもかかわらず、これを放置したまま日韓関係を極度に悪化…
分水嶺の4月韓国総選挙、解消されぬ保守分裂の危惧
どうなる朝鮮半島情勢 「韓米関係、韓日関係を壊し、中国に接近している文政権に歯止めをかけられるか否かは4月の総選挙が分水嶺(れい)になる」 李明博政権で政府系シンクタンクのトップを務めたある保守系論客は韓国総選挙の行…
見通せぬ日朝交渉、「拉致」解決阻む相互不信
どうなる朝鮮半島情勢 安倍晋三首相が日朝間の懸案で最優先課題に掲げてきた北朝鮮による日本人拉致問題。第1次内閣を含め在任期間は8年を超える歴代最長となったが、拉致問題は解決に向けた動きが鈍い。最大の原因は相互不信の深さ…
フィンランド 異常気象で若者が不安症に
地球温暖化にどう取り組む 異常気象が北欧にも明らかに感じられるようになった。夏は暑い日が続き、特に2018年はその期間が長く、草が枯れ、家畜の飼料不足、山火事、海域の水竜巻など、前例のない異常現象が起きた。 スウェー…
フランス 46度の熱暑ワインも打撃
地球温暖化にどう取り組む 昨年6月下旬から7月にかけてフランスを含む欧州を襲った熱波により、仏保険省によるとフランスで1435人の死亡が確認された。 夏の気温は記録的な水準に達し、国家気象当局によると仏南部で同国観測…
北米 ハリケーンの増加が続く
地球温暖化にどう取り組む 米国では昨年9月、観測史上2番目に勢力が強いハリケーン「ドリアン」が、カリブ海の島国バハマを直撃してから米南部フロリダ州にも接近した。こうした超大型のハリケーンも年々増加傾向にある。 デンマ…
イスラエル 淡水化技術で隣国に水供給へ
地球温暖化にどう取り組む イスラエルでは温暖化により内陸からの暑い東風がより高温になり、2050年までに年間最大で118日間摂氏46度の熱波が発生し、2100年までに最大で50度の熱波が襲い、加えて降雨量は減少する可能…
中東 鉄砲水と灼熱化、海面上昇で移住も
地球温暖化にどう取り組む 岩盤地質の中東で短時間の豪雨による洪水被害が急増している。国連政府間パネル(IPCC)は温暖化による気候変動が原因と見ている。集中豪雨があると岩盤に亀裂が入り、岩が崩落する可能性もある。水の流…
躍進めざましい宇宙ビジネス
慶應義塾大学大学院教授 青木 節子 画像提供やデブリ除去 国際安保の在り方にも変化 民間宇宙活動の躍進がめざましい。これまで成長産業といわれながらも、宇宙産業は、通信衛星運用を除くと、政府、特に防衛関係部門の需要なしに…
EU、フランス パリ協定推進に執念
「温暖化」新年も世界に影響 2020年も地球温暖化問題が世界に影響しそうだ。欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会のフォンデアライエン新委員長の看板政策は、温室効果ガス排出量を2050年までに「実質ゼロ」にする目標を掲…
米国 「パリ協定」離脱で支持基盤固め トランプ政権、中国に不満も
「温暖化」新年も世界に影響 トランプ米政権は昨年11月、選挙公約を果たす形で、「パリ協定」からの離脱を正式に国連に通告した。温暖化の原因となるガスの排出が世界で2番目に多い米国の離脱は、国内外から大きな声で批判を浴びた…
賛否渦巻くグレタさん
「温暖化」新年も世界に影響 論議呼ぶ不安煽る運動 昨年、16歳のスウェーデンの少女、グレタ・トゥーンベリさんが地球温暖化を警告し、一躍有名人となった。刺激を受けた学生や生徒たちが毎週金曜日、世界各地で地球温暖化対策デモ…
新春座談会 令和の外交と安保―待ったなし憲法改正〈上〉
新春座談会 令和の外交と安保―待ったなし憲法改正〈下〉 改憲、総選挙で国民に訴えよ 日本をめぐる国際環境が厳しさ複雑さを増す中、ジャーナリストの櫻井よしこ氏、衆議院議員の長尾敬氏(自民党)、黒木正博・世界日報社社長が「…
「災害ない1年祈る」 天皇陛下が新年の感想
天皇御一家は1日、新年を迎えられた。天皇陛下は年頭に当たっての感想を、宮内庁を通じ文書で発表。即位に伴う一連の行事を無事終えたことに安堵(あんど)する一方、昨年の台風や大雨の被災者を案じ、「本年は、災害がない1年となる…