1000点以上の年賀状がズラリ!


歴代子年の年賀切手も紹介

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 年賀状をテーマにした企画展「年賀状展―令和さいしょの新年のごあいさつ―」(郵政博物館主催)が東京都墨田区の同館で行われている。会場には、日本絵手紙協会が発行する月刊誌に日本全国から寄せられた力作など、1000点以上の年賀状がズラリと並んだ。

 目玉の一つは金沢市の「米食いねずみ」など、ネズミをモチーフにした郷土玩具とそれを描いた子年の年賀切手の原画。昭和35年から今年までの歴代子年の年賀切手が紹介されている。このほか、ちばてつやさんなどの漫画家によって描かれた「まんが年賀状」も展示。

 同館の担当者は「年始のあいさつをメールやSNSで済ませる人も増えてきたが、展示された生の年賀状を見て、その魅力や迫力を感じてほしい」と語った。来月11日まで。