Date archive for 2019

自由と合併「国民民主」 「統合と結集」は選挙次第

略称「民主党」で再起なるか  参院選をにらみ国民民主党と自由党が4月26日に合併し、これを機関紙「国民民主プレス」が5月17日号に載せた。玉木雄一郎代表と自由党の小沢一郎代表が合併合意書を手に並ぶ写真とともに、小沢一郎、…

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「自由民主」社会保障改革 「人生100年」、参院選で論戦か

「自由民主」社会保障改革 「人生100年」、参院選で論戦か

支え手増やすエイジフリーなど  年金だけでは月5万円ほど赤字になり、老後に2000万円の資産形成の必要を唱えた金融庁有識者会議の「高齢社会」報告書に関連して、野党は年金問題を参院選の争点にする構えだ。すでに19日の党首討…

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揺らぐ米中軍事バランス 抑止力強化は待ったなし

《 記 者 の 視 点 》  米国防副長官を2014年から17年まで務めたロバート・ワーク氏と言えば、オバマ前政権で中国とロシアの軍拡に対抗するため、「第3の相殺(オフセット)戦略」を打ち出したことで知られる人物だ。  …

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日本人のルーツに関する研究は明治以降盛ん…

 日本人のルーツに関する研究は明治以降盛んになる。古代人骨の発掘が進み、縄文人から弥生人へと明らかな形態的な変化が認められたからだ。現在は、先住の縄文人と中国・朝鮮半島から移住してきた弥生人が混血して日本人が生まれたとす…

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「平和の礎」刻銘戦没者は水増し、発案者の上原正稔氏が指摘

あす沖縄「慰霊の日」  23日は組織的な沖縄戦が終結した日。沖縄県は、沖縄戦全戦没者追悼式典を正午、糸満市摩文仁の沖縄県平和祈念公園で開く。戦没者名を刻んだ糸満市摩文仁の「平和の礎」に、2019年度は新たに42人が追加刻…

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米大統領、イラン攻撃を直前に中止

無人機撃墜の報復「相応でない」 米軍の無人偵察機がイランに撃墜された問題で、トランプ米大統領は21日朝、ツイッターで、米軍が前日夜にイランへの軍事攻撃の準備を進めていたが、開始10分前に中止させたと発表した。軍事攻撃によ…

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新米国務次官補、中朝への対処で政権支えよ

 米政府の重要ポストである東アジア・太平洋担当の国務次官補に、デービッド・スティルウェル退役空軍准将の起用が決まった。  中国の海洋進出強化、北朝鮮の核・ミサイル開発の継続などで緊張が高まる中、東アジア政策に関する事務レ…

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「元気と存在感」与える道徳授業

答えは一つじゃない 札幌市立北野台中学校教諭 磯部一雄氏に聞く  今年度から全国の公立中学校で新しい学習指導要領による「道徳科」としての授業が始まっている。これまで導入のための準備期間があったものの、正式科目として順風満…

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国際空港職員が窃盗

地球だより  フィリピンの空の玄関口となっているニノイ・アキノ国際空港で、職員が窃盗で逮捕された。英語が苦手な観光客を狙うという悪質な手口だ。  被害者は観光ツアーに参加していた男性で、香港に帰国する飛行機に乗るためにエ…

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台湾有事に備え国際シンポ

 台湾有事に備えた日米台安保協力の強化を訴える国際シンポジウムが、このほど都内のホテルで開催され、「日米共催の人道的海洋安全訓練に台湾の参加を認め、日台交流基本法の制定を望む」との共同声明が採択された。 (池永達夫、写真…

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「建設的なメッセージを」 習主席訪朝で米特別代表

 米国のビーガン特別代表は19日、中国の習近平国家主席の北朝鮮訪問について、「建設的で適切なメッセージを送ることを期待している」と述べ、北朝鮮の非核化に向け積極的な役割を果たすよう求めた。米シンクタンク、大西洋評議会での…

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日本は手続きと広報に努めよ

麗澤大学客員教授 西岡力氏(下) 文在寅政府は日韓基本条約だけでなく、さかのぼって日韓併合条約まで見直そうとしているように感じるが。  今回の判決は「併合条約は非合法的なものであった。だから無効だ」という論理に立っている…

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携帯違約金、料金引き下げへ知恵絞れ

 総務省の有識者会議が、携帯電話の2年契約を途中で解約する際の違約金上限を1000円に引き下げることで一致した。これを踏まえ、同省は改正電気通信事業法の省令改正案をまとめ、今秋の法施行を目指す。  携帯大手3社は「縛り」…

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読みたい本があったので図書館へ行った。…

 読みたい本があったので図書館へ行った。書棚に見つからないので図書館員に聞くと、貸し出し中とのこと。しかも「8人待ち」だ。8人待ちとは何日ぐらいだろうと思って聞くと「見当もつかない」との回答。  貸し出し期間は2週間なの…

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米国の9州で相次ぎ中絶制限法、 国家二分する対立が再燃

 米国の保守色の強い州で、人工妊娠中絶を厳しく制限する法律の制定が続いている。背景には、昨年秋に連邦最高裁判事の構成が保守派優位となり、中絶反対派が勢いづいていることがある。来年に大統領選を控える中、国論を二分する中絶を…

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動物保護に「幸せ」感じる獣医夫婦

地球だより  先日、子供を小学校に送り届けた妻が、小さな動物を胸に抱えて帰ってきた。まだ生後1カ月ぐらいの子猫だった。雨が降る道端でずぶ濡れになりながら鳴いていたという。  野良猫の群れからはぐれたのか、飼い猫が迷子にな…

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米中貿易摩擦で揺れる韓国外交

韓国紙セゲイルボ 北朝鮮重視を見直し長期戦略を  大阪G20(20カ国・地域)首脳会議が迫っている。文在寅大統領が米中首脳と会談する可能性が高い。文大統領としては世界を巻き込む米中貿易摩擦から北核問題まで、侮れない懸案に…

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ビル・ガーツ氏

「イランの攻撃は続く」ボルトン補佐官警告

代理組織使い関与隠蔽  ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は記者(ビル・ガーツ)とのインタビューで、イランが、精鋭部隊「革命防衛隊」や影響下にある武装勢力を使って、ペルシャ湾岸での緊張を高めていると主張、米国は緊…

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今こそ財政政策が前に出よ

鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫 景気後退のリスク回避を 一層の金融緩和は困難な状況  米中貿易戦争の関税引き上げ合戦の影響を受けて、各国のグローバル企業は、原料・部品の調達先、製品の製造拠点、その輸出先な…

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“政治1番地”鍾路

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  青瓦台(大統領府)や政府ソウル庁舎がある鍾路は首都ソウルの中心だ。大物の政治家が多く輩出された。大統領3人(尹潽善、李明博、盧武鉉)、総理2人(李允栄、張勉)、主要政党の最高指導者…

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トランプ氏、20年大統領選に再選出馬表明

「米国を偉大なままに」訴え  トランプ米大統領は18日、フロリダ州オーランドの集会で演説し、2020年米大統領選挙への立候補を正式に表明した。野党・民主党から20人以上が予備選に名乗りを上げる中、今後、再選に向けた活動を…

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外務省、韓国の変化に対応せず

日韓打開 私はこう考える 麗澤大学客員教授 西岡力氏(中) 韓国の変化は十分予測できたはずだが、外務省はじめ日本側は何の対応策もしなかったのか?  そこがやはり2番目の問題だ。もちろん日韓関係が悪くなったのは韓国側がおか…

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党首討論、年金の危機感共有し対処せよ

 通常国会で1年ぶりとなる党首討論が行われ、主に年金問題に焦点が当てられた。しかし、参院選の争点化を意識するあまり、不安を強調する野党側と無難に切り抜けようとする安倍晋三首相の議論は噛(か)み合わず、各党首の選挙第一声の…

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