Date archive for 5月, 2019
米政権元高官、対北制裁解除「可能性低い」
近く米朝協議再開も 昨年までトランプ米政権でジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)の首席補佐官や国家安全保障会議(NSC)事務局長を務めたフレッド・フライツ氏は18日までに本紙との単独インタビューに応じ、「ト…
女性カップル出産も令和時代の「家族」とした「ニュースウォッチ9」
◆養子縁組と同列扱い NHKの看板報道番組「ニュースウォッチ9」は令和初日(5月1日)、「新たな“家族のカタチ”」をテーマに特集を組んだ。時代が変われば、家族も変わるというわけだ。 「広辞苑」によると、家族とは「夫婦…
景気「悪化」、「後退局面」の可能性高まる
緩やかな拡大を続けていた景気は、既に「後退局面入り」している可能性が大きい――まだ断定はできないが、3月の景気動向指数をはじめ、最近発表される経済指標はそれを裏付けつつある。 景気動向は10月予定の消費税増税の実施判…
5月の声を聞くと、自然の風物が若々しく…
5月の声を聞くと、自然の風物が若々しく感じられるようになる。こうしたイメージが形作られるのは、木々の若葉のきらめくような緑の光彩によるものだろう。 春は、冬から解放されて未来に向かって芽が吹き出すことで、希望的な感覚…
秋篠宮殿下御夫妻 鳥取の盲学校を御訪問
皇嗣として初の地方公務 秋篠宮殿下御夫妻は17日午前、全国「みどりの愛護」のつどい出席などのため、空路鳥取県入りされた。天皇陛下の即位に伴い、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣となって以降、初の地方公務となる。 全国…
「立憲民主」の草の根主義 根付く労組的平等体質
不況時にウケた格差問題 立憲民主党の機関紙「立憲民主」(月刊)は、今月で13巻目になるが、主に「多様性を誇りに、分かち合うことを力に、支えあうことを安心に」(4・19号)などの言い方で「まっとうな政治」を訴える。安倍政…
伊副首相、支持率低下に注目
EU懐疑派の旗振り役 イタリアで連立政権の一翼を担う右派政党「同盟」を率いるマッテオ・サルビーニ副首相兼内相の支持率が低下している。欧州議会選挙を目前に控える中、サルビーニ氏は各国で勢いを増す欧州連合(EU)懐疑派政党…
御即位儀式を「赤旗」が批判 反宗教反天皇の革命が源流
野党共闘の本質的な争点に 皇位継承、令和時代の幕開けとなった5月、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は1~3日付で、「新天皇即位の儀式/憲法の国民主権と政教分離原則に抵触」(見出し、2日付2面)、「異常な報道が繰り広げられ…
巨人・中国の金融リスク 不良債権膨張で危機寸前
《 記 者 の 視 点 》 国際通貨基金(IMF)は先月10日、金融安定性報告の中で「金融リスクの脆弱(ぜいじゃく)性が高まっている」とした。新興国からの資金流出や中国の不良債権急増が主因だ。とりわけ懸念されるのが、昨…
移民受け入れ「能力」重視、米大統領が新政策発表
トランプ米大統領は16日、ホワイトハウスで演説し、移民の受け入れについての新たな政策を発表した。学歴や高い専門能力を持つ人を積極的に受け入れ、その代わりに家族や親族との関係に基づく移民を減らす方針を示した。野党・民主党…
武器管理条約めぐり民主が追及 U.S., Russia arms treaty scrutinized
米議会は15日、懸案となっているロシアとの核兵器条約をめぐって政府の武器管理当局者らに詰め寄った。トランプ政権の大量破壊兵器削減と核拡散抑制に関する交渉で不透明感が強まっているためだ。 上院外交委員らは、新戦略兵器削…
徴用工対策「限界」、韓国政府は無責任過ぎないか
日本の統治下で強制的に徴用されたとされる朝鮮半島出身者とその遺族らが日本企業を相手取って起こした賠償請求訴訟をめぐり日韓関係が悪化していることについて、韓国の李洛淵首相は「政府対応策で結論を出すには限界がある」と述べた…
岩波文庫といえば、東西の古典や学術書…
岩波文庫といえば、東西の古典や学術書などを中心に、日本の教養主義を牽引(けんいん)してきた。かつて旧制高校の学生は読了した岩波文庫を積み上げてその高さを競い合ったという。 一方で『きけ わだつみのこえ』改変や清朝最後…
「象徴」としての天皇と日本人
秩父神社宮司 薗田 稔氏に聞く 平成から令和への御代代わりと、それに際しての上皇陛下、天皇陛下のお言葉は多くの日本人に好感をもって受け止められ、日本人としてのアイデンティティーを高めた。民俗学にも詳しい薗田稔秩父神社宮…
人気が集まる縁起数
地球だより タイでは車のナンバーのオークションがある。これまでの最高落札額は5年前、日本円にして7500万円だった。番号は11KK1111だった。 基本的に人気なのは9だ。タイ語で9はカーウと発音するが、「発展する」…
ブラジルで大規模デモ
教育予算削減に反対 ブラジルで15日、元軍人の保守派ボルソナロ大統領が進める公立大学の予算削減に反対する大規模デモやストライキが各地で行われた。サンパウロや首都ブラジリアなどの大都市では、大学生を中心に数万人が目抜き通…
フィリピン中間選挙で大統領派が圧勝
フィリピンで13日に中間選挙の投開票が行われ、ドゥテルテ大統領の高い支持率を背景に与党が圧勝した。政権運営の要となる上院選では、ドゥテルテ氏の側近とも言える候補が多数当選。野党は完全に敗北を喫した状況で、さらに強権体制…
テロでのSNS悪用防止 仏国際対策会議で宣言を採択
インターネット交流サイト(SNS)の悪用に対する対策会議がパリで15日に開催され、各国政府が法整備を進めるとともに、IT企業の対応策強化など官民協力を確認する「クライストチャーチ宣言」が採択された。ただ、米国と中国の政…
米国、中国ファーウェイを排除 「安全保障に深刻な脅威」
トランプ氏 禁止の大統領令 トランプ米大統領は15日、国家安全保障に深刻な脅威をもたらす外国企業の通信機器の利用を禁止する大統領令に署名した。名指しはしていないものの、中国の華為技術(ファーウェイ)などの通信関連企業を…
強制不妊手術、「命の尊厳」に向き合え
旧優生保護法下で障害者らが不妊手術を強制された問題で、被害者に一時金を支給する救済法が成立し、請求の受け付けが始まった。被害者への償いは一歩前進したと言えるが、一時金の支給で済む問題ではない。 責任重い学会や医療界 …
「女性の話はとかく回りくどい」との印象は…
「女性の話はとかく回りくどい」との印象は、男性にとって大方共通する。「だから何なんだ?」と聞き返したくなるケースも多い。何かの問題があるらしいということは分かっても、問題をどう解決すればいいのかが分かりにくい。 が、…
独立記念の定番バーベキュー
地球だより イスラエルは、5月9日(ユダヤ暦のイヤル月5日)に独立記念日(ヨム・ハアツマウート)を祝った。1948年にベングリオン初代首相がイスラエル独立を宣言してから、今年で71年目を迎えた。 各地の記念会場では夜…
対話できない大統領
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 米国のジョージWブッシュ元大統領は在任中、ホワイトハウス近くの個人邸宅を訪ねて民間人たちと会った。面談要請を全て消化できない場合、夜の時間を使ったわけだ。 ビールを前に置いて対話…