秋篠宮殿下御夫妻 鳥取の盲学校を御訪問


皇嗣として初の地方公務

 秋篠宮殿下御夫妻は17日午前、全国「みどりの愛護」のつどい出席などのため、空路鳥取県入りされた。天皇陛下の即位に伴い、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣となって以降、初の地方公務となる。

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秋篠宮殿下御夫妻は鳥取県立鳥取盲学校で生徒らの演奏を鑑賞された=17日午後、鳥取市(代表撮影)

 全国「みどりの愛護」のつどいはこれまで皇太子殿下御夫妻が出席していたが、即位に伴い秋篠宮御夫妻に引き継がれた。

 また、御夫妻は17日午後、鳥取市にある県立鳥取盲学校を訪問された。

 御夫妻は、同校の生徒らが視覚障害者も楽しむことができるバレーボールの一種「フロアバレー」を行う様子を見学。生徒による楽器演奏や合唱も鑑賞し、終わると拍手を送られた。秋篠宮さまは「週に何回か一緒に音楽をやるのですか」などと質問。紀子殿下も「とてもすてきな歌でしたね」と話し掛けた。

 これに先立ち、御夫妻は鳥取砂丘にあるビジターセンターを訪問。砂丘形成の仕組みについての説明に熱心に耳を傾けられた。