Date archive for 2月, 2019

「一帯一路と中央アジア」でシンポ

 「『一帯一路』構想の現状と中央アジア」をテーマにしたシンポジウムがこのほど、都内で行われ中国の「一帯一路」構想を軸に、ユーラシア大陸の政治・経済情勢を論じた。主催したのは、2000年にスタートしたIIST(一般財団法人…

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米大統領、壁建設で非常事態宣言へ

政府閉鎖回避も野党反発  トランプ米大統領は15日、メキシコ国境の壁建設費用を捻出するため、国境から犯罪者や違法薬物が流入する「国家の危機」だとして非常事態を宣言すると発表した。野党・民主党はこれに強く反発し、法的手段を…

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国内景気、力強さなく増税後が心配だ

 2018年10~12月期の国内総生産(GDP)は2四半期ぶりにプラスにはなったが、力強さは見られない。海外環境の悪さもあり、先行きには不透明感が増す。10月には消費税増税を実施する予定であり、19年度予算案で種々の対策…

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「国民民主」統一会派結成 小沢一郎氏と野党結集に

「大きな党」潰した過去  国民民主党の機関紙「国民民主」(2・15)1面に玉木雄一郎代表と自由党の小沢一郎代表との握手の写真が載り、「自民党に代わるもう一つの選択肢をつくる」との見出しで、両党による通常国会での統一会派結…

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「自由民主」山梨県知事選 保守統一で県政奪還

「自由民主」山梨県知事選 保守統一で県政奪還

因縁の分裂回避示す写真  春の統一地方選、夏の参院選と選挙イヤーの今年、まず前哨戦と位置付けられたのが1月27日投開票の山梨県知事選だった。旧民主党系の現職・後藤斎知事と自民・公明推薦の長崎幸太郎氏との事実上の一騎打ちと…

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名誉と誇りを汚す韓国軍

 韓国が約束を守らず、嘘(うそ)八百を並べて事実を認めない国であるという認識が大方の日本国民に定着してしまったようだ。最近の世論調査でも「韓国との関係が改善しなくてもやむを得ない」と答えた者が7割を超えている。当然の結果…

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意外と知られていないが、戦前の日本は製作…

 意外と知られていないが、戦前の日本は製作本数では米国を上回る映画大国だった。戦後それを知る連合国軍総司令部(GHQ)は占領政策遂行のため、民主化、非軍国化の啓蒙(けいもう)映画を作らせた。戦意高揚映画を作っていた映画会…

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具体的戦略欠けた新防衛大綱

北海道世日クラブ講演要旨 緊迫化する東アジア~新防衛大綱の意義と課題 公益社団法人隊友会北海道隊友会連合会会長 酒巻 尚生氏  昨年12月18日、閣議で新たな防衛力整備の指針を示した「防衛計画の大綱」と平成31年度から5…

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「払わなくていいです」

米国から  先日、近所のベーカリーカフェを訪れた時のこと。レジで20代くらいの男性店員にスモールサイズのコーヒーを一つ頼んだが、「お金は払わなくていいです」と意外な言葉が返ってきた。理由が分からず、「きょうは特別な日です…

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ベネズエラ危機、米露衝突の場にも

 目まぐるしく情勢が変わる南米ベネズエラの政治危機。反米左派ニコラス・マドゥロ大統領と、野党指導者フアン・グアイド暫定大統領による権力争いは、世界の主要国による代理戦争の様相も呈している。 (サンパウロ・綾村悟) 「二人…

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米議会超党派、日韓関係の悪化に懸念

改善求める決議案提出  米議会の超党派議員は12日、元徴用工訴訟や韓国駆逐艦のレーダー照射問題をめぐり悪化する日韓関係の改善を呼び掛ける決議案を上下両院に提出した。背景には、2月末に2回目の米朝首脳会談を控える中、日韓関…

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ビル・ガーツ

北朝鮮、特殊部隊を増強

非対称戦での戦力に  エイブラムズ在韓米軍司令官は、北朝鮮が特殊部隊の拡大を進め、韓国と米国の特殊部隊にとって脅威になっていると指摘した。  エイブラムズ氏は12日、上院軍事委員会で「金正恩(朝鮮労働党委員長)は、特殊部…

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韓国議長暴言、日本国民の心傷つける非礼

 韓国の文喜相国会議長が米ブルームバーグ通信とのインタビューで、慰安婦問題の解決には天皇陛下の謝罪が望ましいと発言した。  日韓合意を無視し、日本人の国民感情を著しく傷つける暴言だ。安倍晋三首相をはじめ政府首脳が厳しく抗…

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「組織と個人」というテーマがある。かつては…

 「組織と個人」というテーマがある。かつては「強大な組織」が一方にあり、「無力な個人」がそれに向き合うという図式だった。個人が組織に勝つことは困難だとしても、どれだけ戦えるかというテーマだった。  今は逆に「強い個人」対…

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朝米首脳会談と韓半島統一戦略

韓国紙セゲイルボ 核保持ベトナム化で北が主導も  第2回朝米首脳会談が2月27~28日ベトナムで開催される。筆者は2017年初めから北朝鮮が核を持った“親米非中”国家改革開放モデルである“新ベトナムモデル”へ変化する可能…

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北朝鮮投資大当たり

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  金大中元大統領が退任後の2007年、米国ワシントンを訪問してナショナルプレスクラブ(NPC)で演説し、北朝鮮に注目せよと強調した。核兵器でなく、レアアース、モリブデン、マグネシウム…

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俺流の金正恩氏「新年の辞」

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 非核化言及も放棄せず 人民は寒さと飢えに苦しむ  朝鮮半島の北部地域の冬の寒さは厳しく、大正11(1920)年1月18日には鴨緑江の上流にある中国と北朝鮮の国境都市・中江で氷点下41・6…

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米大統領、与野党合意に不満

非常事態宣言の可能性も  トランプ米大統領は12日、ホワイトハウスで記者団に、政府機関の一部閉鎖の回避に向け11日に与野党が原則合意したこと受け、「非常に不満だ」と述べた。議会の予算案を拒否する考えは示さなかった一方で、…

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米不法移民2007年以降最多に

薬物密輸に悪用も  米南西部で国境を越える不法移民が急増している。2019年度(18年10月~19年9月)の不法移民の数は、ブッシュ(子)政権下で大規模な国境の壁建設が始まった2007年以降で最多となる見込みだ。国土安全…

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英空母極東派遣、南シナ海で重要な対中抑止力

 英国は最新鋭の主力空母「クイーン・エリザベス」を太平洋に派遣すると発表した。  欧州連合(EU)からの離脱期限が来月に迫る同国が新たな国際戦略を打ち出す中、インド太平洋への海洋進出が著しい中国の、特に南シナ海「領有」化…

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左派紙が麻生発言を批判し「暴言」呼ばわりするのは形を変えた家族潰し

◆問題は「少子」の方に  麻生太郎副総理の歯に衣着せぬ発言がまた、袋だたきに遭っている。歯に衣着せぬといっても、よくよく聞けば、常識的な発言なのだが、左派紙は「暴言」のレッテルまで貼っている。またも言葉狩り。そんな図であ…

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トランプ大統領のイランの見方 The president’s eye on Iran

 外交辞令的物の言い方は、トランプ大統領のあまり得意とするところではない。しかし、米国の国家安全保障に対する脅威に気付く才能は素晴らしい。それには、文明社会は感謝してもいい。なぜ、米国が隣国イラクの監視所からイランを監視…

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福島県の伊達地方は昔から養蚕の盛んな所だ…

 福島県の伊達地方は昔から養蚕の盛んな所だ。伊達郡川俣町に機織神社があり、中央公園には祭神の小手子の像が立っている。小手子を妃としていた崇峻天皇は、蘇我馬子の専断で帝位を失い、小手子は皇子を追ってこの地に来たという。  …

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