Date archive for 2月, 2019
「早春賦とは風の音水の音」(田上頼子)…
「早春賦とは風の音水の音」(田上頼子)。春を告げるものと言えば、梅の花やフキノトウの芽、太陽の柔らかな光、ぽかぽかとした陽気などがある。冬がいつ終わり春がいつから始まるのか分からないが、こうした兆しが出てくるうちに季節…
出生率の低下が続く
地球だより 統計局がこのほど発表した出産統計によると、昨年の出生数は一昨年より約3000人少ない4万7307人。これによって、出生数の減少が8年間続いたことになる。 子供へのケアと、出産後のお母さんが最大で3年間も出…
米海軍、目標「355隻」見直しか
無人艦の必要性指摘も 米海軍が一昨年末提案した艦艇「355隻体制」は、世界の海で圧倒的な優位を取り戻すことを目指す米海軍で金科玉条のように見られてきた。しかし、海軍幹部の間で、この「目標」に対する疑問の声が上がり始め、…
消えた初版の「まえがき」、証言と食い違いも
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (42) ここ数回にたって、曽野綾子さんの『ある神話の背景』についてその概要を紹介してきた。渡嘉敷島の住民の「玉砕」すなわち「集団自決」について、「極悪人赤松…
皇太子殿下御夫妻、感想文表彰式に
雅子殿下、療養後初の御出席 皇太子殿下御夫妻は8日午後、東京都千代田区の経団連会館で開催された「第64回青少年読書感想文全国コンクール表彰式」に出席された。雅子殿下が御出席したのは2002年以来17年ぶりで、長期療養後…
「保守の狙撃手」洪準杓氏、韓国次期大統領選に意欲
「崩壊した」と言われる韓国保守だが、期待される人材が一人もいないかといえば、そうでもない。月刊中央(2月号)は自由韓国党前代表の洪準杓(ホンジュンピョ)氏(64)に焦点を当てている。 洪氏は昨年6月の統一地方選での惨…
韓国退役軍人が“決起”、文政権の従北政策を糾弾
現役将兵の“覚醒”を促す 韓国の文在寅政権は「従北左派政権」であり、彼らは「共通の価値」を持っていた日本、米国との同盟関係を破壊し、「体制の違う」北朝鮮、中国との関係を強めている―。日本で聞こえる韓国政府への危惧である…
混迷のベネズエラ情勢、鍵握る軍部の動向
ベネズエラでは、強権政治を続ける反米左派のマドゥロ大統領とグアイド暫定大統領の「2人の大統領」がそれぞれ正統性を主張、国際社会も両者の承認をめぐって真っ二つに分かれている。混迷を深めるベネズエラ情勢の行方を大きく左右す…
豚コレラ、拡大阻止に万全を期せ
豚コレラの感染が拡大している。昨年秋に岐阜県で発生し、今月に入って愛知、大阪など5府県の6養豚場で確認された。殺処分される豚は今の段階で1万6000頭に上る見通しだ。 豚コレラは豚やイノシシが感染すると高熱を発するな…
足利学校で学ぶ思いやり
息子の案内で、栃木県足利市にある日本最古の学校と言われる史跡足利学校を訪ねたことがある。 その昔、漢文を学ぶ若者たちが集まり、それを基礎に日本文化を築こうと志した日本最古の学問所と言われている。 今から560年ほど…
米兵のイラク駐留交渉に暗雲 Trump remarks cloud talks on new U.S. troop deal with Iraq
米国とイラクは6日、米軍の駐留継続に関する新たな合意をめぐる交渉を開始した。トランプ大統領は数日前、イラクの隣国イランを「監視」し、過激派組織「イスラム国」(IS)などのテロリスト復活を阻止するため、米軍を無期限に駐留…
千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛さんが…
千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛さんが両親による虐待で亡くなった事件は、知れば知るほど、やりきれない気持ちになる。市教委や児童相談所の不手際など、大人が周りにいながらなぜ守れなかったのかとの思いが募る。 事件を受け…
女にとっての仕事と家庭
母親の経験を社会に生かす マナーコンシェルジュ 新倉 かづこ氏に聞く 人口減少の中、社会における女性のいっそうの活躍が期待されるが、家庭と仕事の関係をどう考えたらいいのか。長年のOL生活の後、起業し、社員教育やマナース…
ブラジル ルラ元大統領に禁錮12年11月
刑期25年に延長も ブラジル南部クリチバの連邦裁判所は6日、ルラ元大統領(73)に対して、収賄罪などで禁錮12年11月の一審判決を言い渡した。政府系ブラジル通信が報じた。 罪状は、大統領在任中のルラ氏が、サンパウロ州…
英離脱強硬派は「特別な地獄」に
いら立つEU大統領 ブリュッセルからの報道によると、欧州連合(EU)のトゥスク大統領(常任議長)は5日、英国のEU離脱の安全な離脱構想を提示することなく、英国市民をあおったとして、英国の政治家に対して「彼らには地獄の特…
ウクライナ大統領選、30人が立候補
現職ポロシェンコ氏は苦戦 ウクライナ大統領選(3月31日投票)の立候補受け付けが2月3日に締め切られ、30人の候補が出そろった。過半数の支持を集め得る候補はいない。現職のポロシェンコ氏も苦戦気味であり、混戦となるもよう…
米朝首脳再会談、非核化置き去り繰り返すな
トランプ米大統領は連邦議会で行った一般教書演説で、今月27、28日にベトナムで北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談に臨むと明らかにした。最大の懸案である北朝鮮の非核化で成果を挙げられるかが問われる。昨年6…
今年から芥川賞・直木賞の選考会場が禁煙に…
今年から芥川賞・直木賞の選考会場が禁煙になったとの新聞報道があった。会場は東京・築地の高級料亭。選考委員は両賞合計18人。関係者を含めても多人数ではないが、「文士=タバコ」のイメージが強いのも確かだ。 禁煙の理由は、…
「第2次冷戦」が加速する年に
東洋学園大学教授 櫻田 淳 「開放性」に付け入る中露 西方世界との軋轢は不可避 後世、2019年の国際政治上の様相は、昨年に愈々(いよいよ)、顕(あきら)かになった第2次冷戦の潮流が加速する事実を以(もっ)て語られるか…
平和条約は不法占拠清算後に
きょう39回目の「北方領土の日」 北方四島は日本固有の領土 きょう第39回「北方領土の日」を迎えた。わが国の領土である択捉(えとろふ)、国後(くなしり)、色丹(しこたん)、歯舞(はぼまい)の北方四島は、ソ連が1945年…
早期解決求める元島民
きょう39回目の「北方領土の日」 外交交渉後押しへ国民世論喚起を 北海道総務部北方領土対策本部北方領土対策局長 平塚利晃氏に聞く 安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領の首脳会談がここ数年、頻繁に開催されることもあって、…
民主党の左傾化牽制
トランプ米大統領は5日の一般教書演説で、「21世紀型の社会主義」を掲げ、経済破綻状態に陥った南米ベネズエラの反米左派マドゥロ大統領を批判するとともに、社会主義的政策に傾斜する野党・民主党の動きも牽制(けんせい)した。 …
米一般教書演説 27、28日に米朝首脳会談
ランプ氏 壁建設へ協力要請 トランプ米大統領は5日夜、上下両院合同会議で一般教書演説を行った。トランプ氏は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との2回目の米朝首脳会談を27、28の両日、ベトナムで開催すると発表した。また、…