Date archive for 2018
米朝会談、バラ色の幻想は禁物
韓国紙セゲイルボ 冷静に“非核化”の見極めを 外交界には、「失敗する首脳会談はない」という言葉がある。最高指導者間の会合だけに、数十回の事前調整で対立懸案を解決しておくという意味だ。来月12日、シンガポールで開かれる米…
在韓米軍撤退もカードに 島田洋一氏
どうなる米朝首脳会談 (下) 福井県立大学教授 島田洋一氏(下) 日本にとって最大の懸念は、米朝が米本土に到達する大陸間弾道ミサイル(ICBM)の廃棄だけで合意し、日本を攻撃できる中距離弾道ミサイルの脅威が残ることだ。 …
米韓首脳会談、米朝仲介果たせなかった文氏
米国のトランプ大統領と韓国の文在寅大統領による首脳会談がワシントンで行われた。議題の大半は来月12日にシンガポールで開催予定の米朝首脳会談に関するものだったが、トランプ氏が延期の可能性に初めて言及し、北朝鮮非核化の方法…
トランプ氏、米朝会談の延期示唆
非核化めぐり正恩氏を牽制 トランプ米大統領は22日、開催が予定されている米朝首脳会談について「6月12日に行われないかもしれない」と述べ、延期の可能性を示唆した。ホワイトハウスで行われた韓国の文在寅大統領との会談冒頭で…
日大選手会見に大学の社会的存在意義が問われると熱く断じた産経に同感
◆ルール無視した行為 2020東京五輪を目指しスポーツ各競技団体は、参加選手やチームの選考や選抜、育成と強化に専心していく時期に入っている。その大事な時に、日本のスポーツ界では期待に逆行する不祥事が続いている。先のカヌ…
落語の独演会には寄席とは違った面白さが…
落語の独演会には寄席とは違った面白さがある。メインの噺家(はなしか)を中心に弟弟子やゲストが出演して、なんとなく一族が集ったようでもあり、噺家たちの普段見えない姿も感じられて、親しみが一層深まる。 先週末、東京の日本…
ベトナム残留日本兵、家族の絆の強さ印象づける
先日NHK・BSで放映された「遥かなる父の国へ ベトナム残留日本兵家族の旅」は、ベトナムに残された家族たちの父親との絆を強く印象づけるドキュメンタリーだった。 ベトナム残留日本兵は、1945年の日本敗戦後、ベトミン(…
海洋基本計画、安保なくして開発・利用なし
わが国の今後5年間の海洋政策の指針となる「海洋基本計画」が閣議決定された。 第3期の今回は、中国や北朝鮮の脅威を明記し、領海警備や離島防衛など安全保障を前面に打ち出した。 厳しさ増している情勢 背景には海洋をめぐる…
マドゥロ氏の当選認めず、米州14カ国が駐ベネズエラ大使召還
ブラジルなど米州14カ国は21日、非民主的な政治を続けているベネズエラのマドゥロ大統領が20日の大統領選挙に当選した結果を受けて、選挙自体の無効を主張すると同時に、抗議の意思を示すため、駐ベネズエラ大使を召喚した。 …
今秋の沖縄県知事選、翁長知事は出馬明言せず
膵臓がんを公表、革新は後継不在で知事が頼り 12月の任期満了に伴う沖縄県知事選が今秋にも実施される。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設に反対する翁長雄志知事は膵臓(すいぞう)がんの手術をしたことを明らかにした…
ジーナ・ハスペル、CIA長官に承認される Gina Haspel confirmed
ついに、抵抗運動は功を奏さなかった。躊躇(ちゅうちょ)する声がたくさんあったにもかかわらず、ジーナ・ハスペル氏の中央情報局(CIA)長官への指名が今週、上院を通過した。採決は54対45で、6人の民主党員が賛成に回った。…
どうなる米朝首脳会談、「リビア方式」めぐり攻防 島田洋一氏
どうなる米朝首脳会談 福井県立大学教授 島田洋一氏(上) 6月12日にシンガポールで行われる米朝首脳会談の行方に全世界の注目が集まっている。福井県立大学教授で拉致被害者を「救う会」全国協議会副会長の島田洋一氏に展望を聞…
地元が満足する那覇国際通りへ
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 那覇市の国際通り県庁駅前商店街振興組合は昨年11月、県庁前にあるデパート「パレットくもじ」周辺で、地元客と国内観光客、外国人観光客に対し「国際通りの満足度」アンケート調査を行った。…
全くの無防備状態で後ろから強烈なタックル…
全くの無防備状態で後ろから強烈なタックルを受けのけぞる選手。テレビで流された映像を見て「これはひどい」と思わない人はいないだろう。アメリカンフットボールの日本大-関西学院大の定期戦で行われた悪質反則行為は、スポーツマン…
「男無罪、女有罪」を糾弾
地球だより 先週末、ソウルで女性だけに参加を呼び掛けた異色の大規模デモ集会があった。発端はある美大の授業でヌードのクロッキー(速写)が行われた際、モデルの男女がケンカになり、女性モデルが密かに携帯カメラで撮影していた男…
深刻化する「ナクバの日」デモ
東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 パレスチナに世界が同情 関心集め資金獲得図るハマス まさか本当にはやるまいと思っていたことが現実に実行された。トランプ米大統領の選挙公約として登場したエルサレムへの米国大使館移転宣言は…
遊びながら学べる「ニュートン力学トランプ」
子供たちの豊かな発想力と創造力を育てることを目的として「こども発明教室事業」を実施している日本発明振興協会(会長・原昭邦白寿生科学研究所社長)は遊びながら力と運動の関係を学べ、力、運動、エネルギーの関係を分かりやすく表…
模擬起業体験を通して経済の仕組みを学ぶ
金融広報中央委が中学生向け金融教育教材を公表 中学校の社会科では、これまで、授業の中で「お金儲(もう)け」の話はあまり出てこなかった。「社会科」(公民的分野)の中で起業が模擬体験や「技術・家庭科」(家庭分野)で金銭管理…
皇后陛下、最後の「給桑」される
純国産種の蚕「小石丸」に 皇后陛下は21日、皇居内の紅葉山御養蚕所で、蚕に餌の桑を与える「給桑」をされた。来年の天皇陛下の退位に伴い、皇后陛下にとって最後の養蚕作業の一環。純国産種の「小石丸」に桑を与えながら、一緒に作…
両陛下の肖像画完成
即位後初、宮内庁公表 宮内庁は21日、天皇、皇后両陛下の即位後初となる肖像画が完成したことを明らかにし、写真を公表した。 肖像画は写実絵画の大家である野田弘志氏(81)が制作し、縦横2メートルの正方形。左に天皇陛下、…
「子どもシェルターおきなわ」2周年でシンポ
那覇市でシェルター利用者の生の声を紹介 虐待や非行、貧困を背景に家庭で居場所を失った未成年者に安心できる場所を提供し、自立を支援するNPO法人「子どもシェルターおきなわ」が開設2周年記念を迎えた。那覇市で行われたシンポ…
「南北融和」に脱北者は邪魔? 13人の韓国亡命 送還話が浮上
2016年4月に中国・浙江省にある北朝鮮レストランの従業員ら13人が韓国に集団脱北した事件をめぐり、韓国の親文在寅政権メディアや革新系弁護士団体が脱北は当時の情報機関による拉致だったと主張、政府も再調査をにおわし波紋が…
スルガ銀行、ずさんな融資は許されない
静岡県に拠点を置くスルガ銀行(沼津市)はシェアハウス関連の融資をめぐり、審査書類の偽造や改竄(かいざん)を行員が認識しながら実行していたことを明らかにした。ずさんな融資で銀行への信頼を損なった責任は重い。 審査書類の改…