Date archive for 10月, 2018
来秋の消費増税、全世代型社会保障へやむなし
安倍晋三首相が2019年10月の消費税率10%への引き上げについて、予定通り実施すると表明した。先の自民党総裁選などで訴えた「全世代型社会保障」の実現に向けた財源を確保するためである。増税による経済への悪影響は懸念され…
睡眠負債~その正しい理解~
睡眠評価研究機構代表 白川修一郎氏 世界で一番睡眠時間が短い日本 「すいみんの日」市民公開講座「睡眠負債~その正しい理解~」(江戸川大学睡眠研究所・柏市共同主催)がこのほど千葉県柏市のアミュゼ柏で行われた。睡眠評価研究…
道徳の立て直しと教育
内閣改造後の記者会見で柴山昌彦文科相の教育勅語発言に一部マスコミが噛(か)みついたが「教育勅語は全否定」という論調に共感できない人も多かろう。 柴山氏は例の発言に先立ち、自身の「戦後教育や憲法の在り方がバランスを欠い…
佐々淳行氏の“遺言”スパイ防止法制定に触れなかった各紙の訃報記事
◆情報戦の重要性訴え 初代内閣安全保障室長を務め「ミスター危機管理」と呼ばれた佐々淳行氏がメディアから姿を消されて久しい。ご病気かと案じていたら11日付の各紙に訃報が載った。長年、警察で警備や外事に携わり、あさま山荘事…
米中の「貿易戦争」については、各国経済…
米中の「貿易戦争」については、各国経済への悪影響の恐れや中国発の国際金融危機勃発への懸念などが語られてきた。確かに経済面だけを見れば否定できない。 だが、戦略的視点で「米国の対中強硬策は中国金融の行き過ぎを抑え、安全…
米史上最も誠実な大統領か
アメリカ保守論壇 M・ティーセン トランプ氏、公約を次々実行 うそや事実の歪曲も トランプ大統領は、米国近代史上、最も誠実な大統領として記憶されるかもしれない。 誤解しないでほしい。トランプ氏は四六時中うそをついてい…
パワハラ問題の頻発に思う
NPO法人修学院院長・アジア太平洋学会会長 久保田 信之 背後に「誤った教育観」 上下関係認めない現代社会 女子レスリングで五輪4連覇を果たし国民栄誉賞を受けた選手がパワーハラスメントを受けたとして、関係者が内閣府に告…
トキ野生復帰佐渡で10年式典、眞子殿下も出席
国の特別天然記念物トキの野生復帰から10年となることを記念した式典が14日、新潟県の佐渡島で開かれた。秋篠宮家の長女眞子殿下も出席し、「トキのために力を尽くしてこられた多くの方々に心よりの敬意を表します」とあいさつされ…
米、一帯一路の呼称変更を警戒
中国、イメージ向上狙う 米国のインド太平洋軍によると、中国はシルクロード経済圏構想「一帯一路(ワン・ベルト・ワン・ロード、OBOR)」の英語の呼び名を変更し、世界的覇権の拡大を目指す一帯一路の攻撃的なイメージを緩和しよ…
歴史を書き換えた1冊、人々から国家への誇り奪う
米国の分断 第3部 「自虐主義」の源流 (1) 第1部、第2部では、米国で自国の歴史や現代社会を否定的に捉える風潮を示す事例を紹介した。第3部では、こうした「自虐主義」がなぜ浸透したのか、その背景を探る。(編集委員・早…
キャッシュレス化は時代の潮流であり「乗り遅れるな」と主張する2誌
◆地方コンビニも導入 近年、キャッシュレス決済が注目を集めている。これまで商品やサービスへの決済といえば現金やクレジットカードが主だった。それが、スマートフォンや電子マネーなど新しい情報ツールによってキャッシュレス化が…
東京電力ホールディングスの広瀬直己副会長…
東京電力ホールディングスの広瀬直己副会長は2012~17年に社長として福島第1原発の事故処理などの陣頭指揮を執った人物。先日、米ニューヨークの日米交流団体ジャパン・ソサエティーで講演した。 この中で「安全対策に終わり…
太陽光発電停止、混乱避けるための妥当な措置
九州電力は太陽光発電事業者の一部に発電の一時停止を求める「出力制御」を2日連続で実施した。 電力の安定供給を維持する上で妥当な措置だと言えよう。 大停電に陥る事態想定 出力制御は、電力の供給が需要を上回り、需給バラ…
新NAFTA合意に最悪回避も「禍根残した」と米国を批判する各紙
◆数量規制など問題視 「新NAFTAに盛る規制を拡散するな」(4日付日経)、「米の保護主義政策拡大を懸念」(本紙5日付)、「禍根残した米国の恫喝外交」(6日付読売)、「管理貿易の危惧を強めた」(7日付産経)、「数量規制…
皇太子殿下、開会式に
障害者スポーツ大会 皇太子殿下は13日午前、福井市の福井県営陸上競技場(愛称「9・98スタジアム」)で行われた第18回全国障害者スポーツ大会の開会式に出席された。 皇太子殿下は「選手同士はもちろん、たくさんのボランテ…
検証「奴隷貿易ユダヤ支配」説
獨協大学教授 佐藤 唯行 英蘭などが中心的役割 他にも咎められるべき集団 アメリカでは環大西洋奴隷貿易におけるユダヤ人の責任を追及する告発が、黒人イスラム教団の歴史研究部を中心とする黒人民族主義系の学者たちにより長年続…
辺野古移設、日本の安全のために不可欠だ
沖縄県の玉城デニー知事は首相官邸で安倍晋三首相と就任後初めて会談し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する立場を伝えて協議の場を早急に設けるよう要請した。 だが辺野古移設は普天間の危険除去と抑止…
ヘイリー米国連大使の辞任は強硬路線へのステップか Diplomats see Haley resignation as step toward hard-line approach
ニッキー・ヘイリー米国連大使が9日、年末までに辞任することを突然表明したことは、米政府の外交展望に衝撃をもたらしている。トランプ大統領が就任3年目に向け、国際問題で強硬路線にシフトする準備を進めているとの見方が出ている…
「肌さむし竹切山のうす紅葉」(凡兆)。…
「肌さむし竹切山のうす紅葉」(凡兆)。紅葉の見ごろは例年10月下旬から11月ごろになる。肌寒くなってきたので、そろそろ紅葉が気になってくる。 神々に五穀豊穣(ほうじょう)の感謝を捧(ささ)げる秋祭りも各地で行われる。…
皇太子殿下、福井入りされる
皇太子殿下は12日午後、第18回全国障害者スポーツ大会開会式御出席のため、石川県の小松空港経由で福井県入りされた。 同日夕には福井市で福井県選手団激励会に出席。13日は同市で行われる開会式のほか、勝山市でバスケットボ…
証言は金城牧師の後知恵、全国民に責任なすりつけ
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (26) 金城重明牧師の「家族殺し」の初告白は続く。 <父もその場で死んだ。愛情と殺意が入れ替わり、人間否定に変質して行った(原文のママ)。敵に捕らえられて…
日豪2プラス2、中国念頭に連携を深めよ
日本、オーストラリア両政府は外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)をシドニーで開いた。共同声明には、安倍晋三首相が提唱する「自由で開かれたインド太平洋戦略」の実現に向け、安全保障やインフラ投資などで日豪に米国を加えた3カ…
金永南氏が漏らした本音
韓国与党に「保守打破」提唱 仲間同士ではつい本音が出てしまうものだ。内輪の話となるからだ。北朝鮮の金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長が漏らした一言は、北朝鮮の本音と、韓国の誰が“仲間”なのかを図らずも暴露して…