Date archive for 1月, 2018

世界各地で相次ぐセクハラ告発について、…

 世界各地で相次ぐセクハラ告発について、仏女優カトリーヌ・ドヌーブさんと仏女性作家らが連名でルモンド紙に「口説く自由は認められるべきだ」という公開書簡を発表した。  それに対し、米ハリウッドのセクハラ批判運動の発端となる…

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エルサレム承認は再選の布石

獨協大学教授 佐藤 唯行 “公約”守ったトランプ氏 福音派とユダヤ系右派が支持  昨年12月6日、トランプ米大統領は米中東外交のタブーを犯してしまった。エルサレムをイスラエルの首都として公式に認め、これまで商都テルアビブ…

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海洋国家目指す中国、大陸国家の発想が呪縛に 茅原郁生氏

危機のアジア 識者に聞く(10) 拓殖大学名誉教授 茅原郁生氏(下) 中国にとって尖閣、台湾、南シナ海の優先順位トップは?  核心的利益といわれた南シナ海だろう。  中国は一帯一路を当面の対外戦略としているが、その一路戦…

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尖閣沖に潜水艦、これで対中関係改善できるか

 沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域内に、中国海軍のフリゲート艦と潜水艦各1隻が入った。中国は尖閣の領有権を一方的に主張しており、こうした挑発行為は決して容認できない。  潜航の確認は初めて  尖閣接続水域で潜航した外国潜水…

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国務省、ロシア訪問を控えるよう国民に警告 State Department warns Americans against visiting Russia

 国務省は、内乱やテロに巻き込まれたり、米国人を狙った迷惑行為の標的になったりする危険があるとして、国民にロシアを訪問しないよう勧告した。  国務省は10日、海外安全情報で「テロ、迷惑行為などの危険があるためロシアへの渡…

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訪日外国人客が見いだす「日本」の良さや潜在性を伝えた新春「新報道」

◆SNSが変える流れ  驚きの瞬間や笑える一発芸、干支(えと)の戌(いぬ)年にちなんだ愛犬のかわいい仕草など、お茶の間で視聴するテレビでもネット上にあるような投稿動画の映像が目立つ。ネット時代は情報の流れをいろいろと変え…

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「屋根の雪ずりて厚さを見せてゐる」(高浜…

 「屋根の雪ずりて厚さを見せてゐる」(高浜年尾)。日本海側や北海道・東北では大雪が降っているが、東京ではまだ本格的な降雪はない。  冬というと、すぐに雪の情景を思い浮かべるのも、気流子が北国生まれだからだろうか。とはいえ…

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文在寅政権の「積弊清算」 標的は李明博元大統領

私怨が動機の「政治報復」  韓国では、前職大統領が逮捕・収監されたり、甚だしきは死刑判決を受け、さらには暗殺され、自殺に追い込まれることもある。韓国で「大統領」とは極めてリスクが高く、引退後の保障のない職だと言っていい。…

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韓国入りした米特殊部隊 斬首作戦に備え訓練

有事に中国と核争奪戦も  平昌冬季オリンピックに北朝鮮選手が参加することになった。公演団も帯同するというから、韓国メディアが“美女応援団”を追い掛けることになるのだろう。北朝鮮選手が韓国にいる以上、北からの軍事挑発はない…

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幼児教育無償化の課題 親の子育て力も高めよ

欠落している質の議論  政府は昨年12月8日、「人づくり革命」と「生産性革命」を実現するための2兆円規模の政策パッケージを閣議決定した。「人づくり革命」として幼児教育では、2020年度までに3~5歳児の幼稚園、認可保育園…

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ワシントンの通り名変更にロシア反発 Russians angry over naming of street for slain Putin critic

 ワシントン市議会で、ロシア大使館前の通りの名称を、2015年に暗殺されたプーチン・ロシア大統領の政敵の名前に変更する法案が採択され、ロシアが強く反発している。  市議会によると、ウィスコンシン通りのロシア大使館前の部分…

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「語」お題に歌会始-皇居

 新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」が12日午前、皇居・宮殿「松の間」で行われた。今年のお題は「語(ご)」。天皇、皇后両陛下や皇太子殿下ら皇族方のほか、天皇陛下から招かれた召人(めしうど)、選者、入選者の歌が、古式にのっと…

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新宿末広亭の正月二之席のトリを人間国宝の…

 新宿末広亭の正月二之席のトリを人間国宝の柳家小三治師匠がつとめるというので聞きに行った。その小三治師匠、枕で「きょうは皆さんに悲しいお知らせをしなければなりません」と切り出した。  健康上のことかと一瞬緊張したが、実は…

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中国強軍体制、近代化の足縛る「党の私兵」 茅原郁生氏

危機のアジア 識者に聞く(9) 拓殖大学名誉教授 茅原郁生氏(上) 中国の強軍体制をどう見るのか?  中国は昨年10月の共産党大会で、21世紀中葉を目指した覇権戦略と一体となった強軍戦略の追求を表明した。  習近平思想が…

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南北閣僚級会談、韓国は対北包囲網緩めるな

 韓国と北朝鮮の閣僚級会談が行われ、平昌冬季五輪への北朝鮮の参加や南北軍事会談の開催などで合意した。  だが、会談が北朝鮮ペースであったことは否めない。韓国は対北包囲網を緩めることがあってはならない。 北が平昌五輪参加を…

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世界一のスケートリンク

地球だより  世界一巨大なスケートリンクがモスクワの全ソ連万博跡のヴェーデンハー博覧センターに特設された。一度に4500人以上が滑れる。面積では2万5000平方メートルと東京ドーム半分強ほどの広さで、既にギネス認定済みと…

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口の中には「宇宙」がある

口腔からの「根本健康(R)」提唱 医学博士・歯科医師 岡村興一氏に聞く  人生100年時代に改めて注目されているのが口腔ケア。食物を咀嚼(そしゃく)し、声を発する口は生命活動の中心ともいえ、中高年になると歯のメンテナンス…

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プーチン氏、17年自賛の総括に疑問の声

 ロシアの年末年始にさまざまなメディアが「2017年のロシアの総括とトップ5の成果」を報じた。政府のプロパガンダでありどれも内容は同じで、経済危機を克服し安定成長のステージに入った――など、五つの成果が列挙されているが、…

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コロンビア政府、対ゲリラ和平交渉を中断

軍施設攻撃受け  コロンビアのサントス大統領は10日、左翼武装ゲリラ組織・民族解放軍(ELN)が同日未明、同国北東部アラウカ県の石油パイプラインや軍施設などを攻撃したことを受け、和平交渉を中断することを発表した。  EL…

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米大統領、南北関係「数ヵ月注視」

平昌五輪、ペンス氏が出席  トランプ米大統領は10日、ホワイトハウスで開いた閣議の冒頭で、9日に行われた韓国と北朝鮮の南北閣僚級会談について「我が国だけでなく、世界にとって成功につながることがよい。これから数週間、数カ月…

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南北高官級会談に見る北の前例にない瞬発力

韓国紙セゲイルボ  9日、板門店平和の家で南北高位級会談が約2年ぶりに開かれる。北朝鮮の金正恩労働党委員長が新年の辞で、平昌冬季オリンピック参加と南北会談再開の用意を明らかにした後、想像以上のスピードで推進された。前例に…

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日韓慰安婦合意、新方針は弾劾デモの延長線 陳昌洙

危機のアジア 識者に聞く(8) 韓国世宗研究所所長 陳昌洙 まず昨年末の韓国作業部会による合意の検証結果について。日本側の反応は厳しかった。  国内プロセスを踏まなかった、つまり被害者である元慰安婦の意見を十分聞きながら…

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慰安婦合意新方針、日韓に深刻な亀裂生じかねぬ

 いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる2015年末の日韓政府間合意について、韓国・文在寅政権は昨年末に作業部会が発表した検証結果を踏まえ、国際慣例ではあり得ない見直しの新方針を明らかにした。慰安婦問題は合意以前よりさらに解決困…

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