Date archive for 2017
金正男氏暗殺の衝撃、韓国への亡命阻止が動機か
「金正男(キムジョンナム)暗殺」は韓国に強い衝撃を与えた。金正日(キムジョンイル)朝鮮労働党総書記の長男であり、金正恩(キムジョンウン)委員長の異母兄である彼が、なぜ今、殺されねばならなかったのか、そもそも金正男とはど…
韓国メディアの偏向、無視された「太極旗集会」
保守派3人死亡の続報もなし 米大統領選では大方の予想を裏切ってトランプ氏が当選した。その“予想”はもっぱらメディアによって“つくられた”ものだった。米メディアはリベラル傾向が強く、クリントン氏支持を鮮明にするところも多…
危機管理が要する能力 新しいマニュアルを描け
失敗した2人の政治家 東日本大震災の発生から6年が過ぎた。あの時に菅直人総理が犯したと思われる失敗が、オバマ前米大統領がシリア等で犯した失敗と類似していると思えてならない。それは古いマニュアルの上に新しいマニュアルを上…
「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)で…
「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)で昨年12月、徳島県のラーメン店経営の男性が出品した茶碗(ちゃわん)が貴重な「曜変天目」の4点目と鑑定された。その真偽について、愛知県で曜変天目の再現に挑み続けている陶芸家が、放送…
「芳名録」騒動
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 平凡な人たちが芳名録に一文を残すことは多くない。結婚式や告別式の会場の芳名録に名前3文字を書くのがすべてであるはずだ。たまたま芳名録に短い文章でも残さなければならない時は、ちょっと…
トランプ政権、不法移民摘発で聖域都市と対立
トランプ米大統領は就任以来、大統領令を連発してきた。最も大きな議論を引き起こしているのは移民政策に関するものだろう。移民政策は安全保障、経済、外交など多くの分野に関係し、影響が大きい。 (ワシントン・久保田秀明) 移民…
EU離脱へ進む英国の現状
平成国際大学教授 浅野 和生 栄光の歴史 融解を阻む 健全な独立国として存続へ 欧州連合(EU)離脱決定以後初めて、英国の移民の入出国数が発表された(2月23日報道)。それによると、ポーランド、チェコ、エストニア、ハン…
傾く国運、「旧韓末」の様相
韓国紙セゲイルボ 国家革新で競わず観念論が横行 国運が傾いている。3カ月間、この国は朴槿恵(パククネ)大統領弾劾審判で南と北に、嶺南と湖南に、進歩と保守に分裂し、世代対決まで起こった。太極旗部隊とろうそくデモにそれぞれ…
次期大統領選、文在寅氏ら「親北」左派の祭りか
弾劾の波紋 漂流する韓国政治(中) 被疑者:検事さん! もうすぐ共産主義社会が到来します。そうなったら私が検事さんを審判することになるでしょう。 担当検事:今は自由民主主義体制であり私はそれを守る義務がある検事である…
両陛下、モザンビーク大統領夫妻と御会見
天皇、皇后両陛下は15日午前、初来日中のモザンビークのニュシ大統領夫妻と皇居・御所で会見された。 宮内庁によると、20分ほどの会見では、両国の経済協力関係や自然災害などが話題に上ったほか、大統領から皇太子殿下をモザン…
受動喫煙対策、健康被害減少へ強化は当然
政府は「飲食店は原則禁煙」などの受動喫煙対策を盛り込んだ健康増進法改正案を今国会に提出する方針だ。 厚生労働省の有識者検討会が昨年8月に取りまとめた報告書によれば、受動喫煙で肺がんの死亡リスクが約3割上昇し、心臓病や…
チュニジア外相、トランプ氏の北アフリカへの関与要請 Khemaies Jhinaoui, Tunisia foreign minister, hopes for Donald Trump outreach
チュニジアの外交トップが、トランプ政権に対し、北アフリカの小国に「もっと手を差し伸べ」、「イスラム国」(IS)の脅威との戦いに力を貸してほしい、チュニジア人がアラブ世界で守ろうとしているこの壊れやすい民主主義の拠点を支…
民進党大会、唐突な「脱原発」の下心を見破る毎、「無責任」と難じた読
◆チグハグな印象漂う 蓮舫代表を中央に役員らがこぶしを突き上げ、力強く「ガンパロー」を三唱する勇ましい一枚の写真を入れる一方で、「蓮舫氏、崖っぷち党大会」(朝日13日付)の見出しを掲げて党大会の開催を報じた新聞から漂う…
東京都写真美術館で、幕末・明治期の写真資料…
東京都写真美術館で、幕末・明治期の写真資料を紹介する「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 総集編」展が開催中だ。10年以上の歳月をかけて全国の美術館、博物館などを調査し、体系的に整理したもの。 10年以上も準備した…
弾劾の波紋 拒む朴氏、保守亀裂に拍車
弾劾の波紋 漂流する韓国政治(上) 憲法裁の“政治的判断” 国政介入事件に関する韓国憲法裁判所の朴槿恵大統領弾劾判決を受け、韓国では憲法裁の政治的中立性に改めて疑問を投げ掛ける声が上がり、近く実施される次期大統領選に向…
日米韓の連携強化を急げ
ティラーソン米国務長官はきょうから日本、韓国、中国を初めて訪問する。国務長官の各国初訪問は親善の意味合いが強いとも言えるが、今回は北朝鮮の核・ミサイル開発への対応が喫緊の課題となっている。日米韓の連携強化を急ぐべきだ。…
那覇市議会、米軍港湾施設の早期移設決議を可決
西海岸開発進展の期待増、浦添市長再選が追い風に 那覇市議会(翁長俊英議長)は7日、米軍港湾施設(那覇軍港)の早期移設を求める決議を賛成多数で可決した。浦添市の松本哲治市長が2月の市長選で軍港受け入れを容認して再選したこ…
対策迫られる未成年飲酒事故
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄本島北部の恩納村で飲酒した未成年男子が2月12日、バイク事故を起こし、同乗していた中学3年の男子が頭を強く打って死亡、中学2年の女子が鎖骨を骨折する重傷を負った。小学6年生が飲…
極悪非道なロシア人? Those nefarious Russians
ロシア人は極悪非道のギャングなのだ。彼らは彼らの大使を、上院議員や、ほかの大使連中や、大将らや、最高司令官らや、司祭らや、また、ほかの正体不明の誰かに会わせ、素早く話し掛けられる公的出会いの場に送っている。チャック・シ…
国の「働き方改革」で、政府、労使が議論を…
国の「働き方改革」で、政府、労使が議論を続けてきた残業時間の上限規制をめぐっては「月100時間未満」で決着する見通しとなった。もちろん規制を設けることは重要で、働き過ぎの過労死などは言語道断。その上で、働きやすい環境づ…
心証悪い野党からのメール
地球だより こちらに常駐する外国報道機関の記者たちは所属するソウル外国特派員クラブ(SFCC)の事務局から記者会見やイベントなどの案内をメールで知らされるが、最近、それに交じって最大野党・共に民主党のニュースレターが大…
消滅危機、日本のカツオ漁業
東京財団上席研究員 小松 正之 島嶼国への投資不可欠 国際交渉で新たな枠設定を 「目に青葉、山不如帰(ほととぎす)、初鰹(はつがつお)」。かつお節と出汁(だし)として食卓を数百年にわたって潤し、刺し身とたたきは食卓の主…
敵基地攻撃能力保有は必須
インタビューfocus 「新段階」北ミサイルの脅威(下) 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏に聞く 北朝鮮の脅威が新たな段階に入ったことで、日本はミサイル防衛をどう強化していくべきか。敵基地攻撃能力の保有や地上発射型イー…