Date archive for 2017
「友好の絆、強める一助に」 天皇陛下、晩餐会であいさつ
【ハノイ時事】ベトナムを公式訪問中の天皇、皇后両陛下は1日夜、首都ハノイの国家主席府で、チャン・ダイ・クアン国家主席夫妻主催の晩さん会に出席された。天皇陛下は「皇后と共に貴国を初めて訪問することを誠に喜ばしく思っており…
民泊法案、健全な普及につなげたい
住宅やマンションの空き部屋を旅行者らに有料で貸し出す「民泊」について、政府は年間営業日数の上限を180日と定める住宅宿泊事業法案を今国会に提出する方針だ。 なし崩し的に広がっている民泊のルールの明確化は、利用する外国…
税制改革、米軍再建を宣言
トランプ米大統領は28日夜、連邦議会の上下両院合同会議で初めての議会演説を行った。税制改革を進めると同時に、米軍を再建させると宣言し、「同盟国は、米国が再び(世界を)主導する用意があることに気付くだろう」と訴えた。 …
トランプ演説、攻撃姿勢封印し結束呼び掛け
トランプ米大統領が連邦議会上下両院合同会議で行った演説は、敵対勢力を徹底的に批判・攻撃する「トランプ節」を封印し、偉大な米国を取り戻すために党派対立を乗り越えて結束を呼び掛ける格調高い内容だった。深まる米社会の亀裂を修…
ロシアの介入めぐり特別検察官任命要求強まる Calls grow for special prosecutor on Russia meddling despite no evidence
下院情報特別委員会のデビン・ヌネス議長(共和、カリフォルニア州)は27日、トランプ陣営がロシア当局者と接触したという証拠は見たことがないと主張したが、特別検察官の任命を求める声は高まるばかりだ。 民主党員らは、冷戦の…
トランプ氏のメディア敵視たしなめる産、感情過多で説得力欠く毎
◆他人事ではない軋轢 何も今に始まったことではないが、米国でトランプ政権とメディアの対立が激化し、両者の溝は深まる一方の事態を憂慮する声が上がり始めている。最近では先月24日のホワイトハウスの定例記者会見が記者懇談会に…
世界的チェロ奏者ヨーヨー・マさんが“シルク…
世界的チェロ奏者ヨーヨー・マさんが“シルクロード・アンサンブル”を結成したのは、2000年に米マサチューセッツ州の町で異なる歴史と文化を持つ国々の音楽家を集め、ワークショップを開いたことが契機だ。 「音楽は普遍的な言…
安定性を欠くトランプ外交
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 2つの路線と政策 リスク考慮、「敵」も慎重に トランプ大統領の外交政策の中心には、大変な矛盾がある。一方には、経験豊かで、判断力があり、伝統を守る人々がいる。米国で1945年…
ISが31カ国に拡散、情報版マンハッタン計画を
米軍再建への課題-元上級将校の提言(2) ブルース・ローラー退役陸軍少将 クラウゼウィッツは、戦争とは他の手段による政治だと指摘した。暴力と死を伴う戦争は、従来の政治的、外交的手段で国が守れなくなった時のための最終手段…
米国防費、6兆円増額へ
トランプ氏 「安保の予算」強調 トランプ米大統領は27日、3月半ばに議会に提出する2018会計年度(17年10月~18年9月)予算教書で、国防費を540億㌦(約6兆円)増額する方針を明らかにした。前年度比で約1割増とな…
クロマグロ、持続可能な資源の活用を
すしネタとして人気の太平洋クロマグロの漁をめぐって、岩手、宮城、千葉、新潟、静岡、和歌山、熊本、鹿児島の8県で違反操業や水揚げの報告漏れがあった。 高値で取引されるクロマグロは、乱獲で生息数が減少している。違反防止を…
このままだと不幸が増えるドライバー行政 Unhappy motoring ahead
長年、国のハイウエーや脇道での交通事故死は、ゆっくりとはいえ確実に減少していたのだが、これからの数年間、死亡者や負傷者の数が上昇し続けるならば、それは政府の監視態勢の失敗のせいである可能性がある。 全米安全評議会(N…
地球温暖化の影響で北極圏の海氷が減少して…
地球温暖化の影響で北極圏の海氷が減少しており、海洋酸性化や北半球の気候変動などの影響が出ている。その変化を逆手に取って、北極圏利用の主導権を狙う国もある。ロシアだ。 一つは軍事拠点の拡大で、米議会調査局の報告によると…
知日派言論人の本音
地球だより 日本を褒め、日本に理解を示す言論空間がまだまだ狭い韓国で、自国の偏った反日観に疑問を投げ掛け続ける気鋭のジャーナリストがいる。発行部数最多の日刊紙、朝鮮日報で論説委員を務める鮮于鉦(ソヌジョン)氏だ。 最…
自主防災組織の活性化図れ
拓殖大学地方政治行政研究所附属防災教育研究センター副センター長 濱口 和久 急務のリーダー養成 若者を取り込む工夫も必要 今年の3月11日で、1万8000人を超える死者・行方不明者を出した東北地方太平洋沖地震(東日本大…
米軍再建への課題 失われる優位
米軍再建への課題-元上級将校の提言(1) カーター・ハム退役陸軍大将 自動的な歳出削減撤廃が不可欠 米国防費の一方的削減を続けたオバマ前政権とは対照的に、トランプ大統領は国防費の大幅増額を約束している。米紙ワシントン・…
プレ金、認知度高めて定着を図れ
毎月の最終金曜日に早めに仕事を終えるよう呼び掛け、買い物や飲食、宿泊などを奨励する「プレミアムフライデー」が導入され、24日が初回となった。消費拡大や働き方改革の起爆剤とすることを狙った官民一体の取り組みだ。 初回の…
CPACから放り出されたオルト・ライト Alt-right ethno-nationalists tossed from CPAC, boundaries drawn
保守派指導者らは23日、民族主義の「オルト・ライト」に宣戦を布告した。その幹部の1人を保守政治行動会議(CPAC)から追い出し、民族主義者、性差別主義者、反ユダヤ主義的な発言はいらないと訴えた。 CPACのステージ上…
家族の絆より「個」を強調し家庭教育支援法案をやり玉に挙げる朝日
◆「個か家族か」の争点 トランプ大統領が保守派活動家らの会合で「(昨秋の大統領選は)保守派の価値観の勝利だった」と演説している(本紙26日付)。それで民主党(現民進党)が政権奪取した2009年総選挙を思い出した。 宮…
「東京駅を背景にゴールを突き抜ける選手の…
「東京駅を背景にゴールを突き抜ける選手の姿が世界に向けて発信されると、東京としても大きなPRになる」(小池百合子都知事)。昨日の小紙などほとんどの新聞1面には、3万6000人が都心を駆け抜けた東京マラソンのゴール写真が…
新渡戸精神で地域おこし
遠友再興塾代表 山崎健作氏に聞く 北海道大学の前身である札幌農学校の教頭として就任したクラーク博士は、多くの教育者を輩出していった。その一人が新渡戸(にとべ)稲造であった。札幌農学校の教授として赴任してきた新渡戸は、経…
臆測乱れ飛ぶ金正男氏殺害
北の犯行濃厚も動機は不明 今月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で起きた北朝鮮の最高指導者、金正恩労働党委員長の異母兄、金正男氏の殺害事件。現地警察の捜査が進むにつれ、犯行は北朝鮮が背後で組織的に行った疑いが…
心を整えて建設的な人生を
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 「あるがまま」認め適応 森田療法の生き方セラピー 昨今の世相は、他人を気にして失敗を恐れるあまりに、何でも完全にやろうとし無理な生き方を強いられているのではなかろうか。 その結…