Date archive for 7月, 2017

反・脱原発をフォローする週刊金曜日が太陽光発電の不都合をリポート

◆「太陽光発電は汚い」  実用的な再生可能エネルギーのトップランナーの一つである太陽光発電。発電ためのパネル設置という比較的小さい初期投資で済むことから、同業界へ参入する事業者も少なくない。ところが、施設の設置をめぐって…

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AI(人工知能)が時の言葉となって、それ…

 AI(人工知能)が時の言葉となって、それ相当の時間が経(た)った。現在、AIが広く利用されている分野の一つに囲碁や将棋の世界がある。この間、名だたる棋士らはAIに負けたが屈せず、特に若手は研究熱心だ。  前人未到の29…

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軽視される北のEMPの脅威

 北朝鮮の長距離ミサイルの脅威に関して米国の政府、ミサイル専門家らにほとんど見落とされていることがある。北が電磁パルス(EMP)爆弾による攻撃を行う危険性があるという点だ。  国防総省は当初、北朝鮮の新型ミサイル「火星1…

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国の在り方、真剣に論議を

元統幕議長 杉山 蕃 憲法改正の動きを歓迎 縮小の感を拭えない「加憲」  待望の憲法改正の動きが進みつつあるようである。安倍首相は、自民党総裁として、秋の臨時国会で「憲法審査会に自民党の改正案を提出したい」旨発言し、これ…

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日米韓首脳会談、対北包囲網構築へ連携強化を

 安倍晋三首相、トランプ米大統領、韓国の文在寅大統領による初の3カ国首脳会談が訪問先のドイツ・ハンブルクで行われ、脅威を高める北朝鮮への圧力強化の必要性を再確認した。  大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射に成功した北朝…

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時の党首人気が生む「チルドレン」議員問題を案じた「時事放談」など

◆豊田議員の声を分析  今回の東京都議選に与えたテレビの影響は大きかったと言えよう。例えば、週刊誌が告発報道した豊田真由子衆院議員の秘書に浴びせた暴言は、活字で表現するには限界がある。テレビでは生声が伝わりインパクトは数…

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「山裾を白雲わたる青田かな」(高浜虚子)…

 「山裾を白雲わたる青田かな」(高浜虚子)。郊外へ向かう電車から窓の外を眺めていると、都会の無機質な風景の中に木々の姿や季節の花が咲いているのを見掛ける。春は桜、そして今ごろは家と家との間の所々にある青田である。青田はふ…

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天皇陛下、化学工場を御視察

 天皇陛下は7日午前、企業視察の一環として、川崎市川崎区にある化学メーカー「日本ゼオン」の研究所と川崎工場を視察された。  陛下は研究所「総合開発センター」で、テレビなどに使う光学フィルムの製造試験設備を御見学。フィルム…

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東京にもヒアリ、情報共有し水際対策徹底を

 強い毒を持つ南米原産のアリ「ヒアリ」が、神戸港はじめ名古屋港、大阪港そして東京・大井埠頭にあるコンテナ内で見つかった。  今後ヒアリが確認されれば、すぐ防除できるよう、監視を強化することが肝要だ。 気候変動で外来種増 …

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沖縄闘争の系譜 源流は「コミンテルン」

沖縄闘争の系譜 源流は「コミンテルン」

《 沖 縄 時 評 》 今も「渋谷暴動」を継続  「星一つ 落ちて都の 寒椿」  沖縄の人々が上京した折に、ぜひ訪ねてほしい場所がある。東京都渋谷区にある小さな慰霊碑である。  JR渋谷駅のハチ公前から、通称「文化村通り…

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米国人とは誰か? 国・社会に愛着あってこそ

「ケイト法」下院通過  7月4日は米国が建国された記念日だった。そこで米国人とは誰か? 更に日本人とは誰か?―という本質的な問題を考えてみよう。  米国憲法第2章第1条には、大統領になる条件に関して“出生による米国民であ…

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G20各国、パリ協定離脱批判も化石燃料を支援 Critics of Trump on Paris accord also big investors in fossil fuels

 有力環境保護グループは5日公表した調査報告で、トランプ大統領の「パリ協定」離脱決定を強く批判している国々は、エネルギー政策をめぐる最大の偽善者でもあると主張した。報告は、排出削減を訴える多くの国で、予算の使い方と主張と…

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日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)…

 日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が大枠で合意した。世界の貿易額の約4割を占める巨大な自由貿易圏が誕生することになる。米国の環太平洋連携協定(TPP)離脱で、萎み出した自由貿易推進の機運をもう一度呼び戻そう…

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「フェイク求人」に注意

地球だより  フィリピン人は基本的に海外志向が強い。国内の仕事が低賃金ということもあり、できることなら海外で働きたいと誰もが思っている。そんな海外志向を悪用した詐欺も横行しているようだ。  このほどマニラ首都圏で、日本へ…

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七夕を世界的な行事に

 短冊に願い事を書き、星に願いを懸ける七夕。日本各地の七夕まつりは、新暦7月7日~月遅れ8月9日のどこかで行われている。その七夕を「クリスマスやバレンタインと並ぶ世界的な行事にする」との思いで、全国の七夕行事の支援活動を…

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北の新型ICBM、中国が弾頭技術を提供か

 北朝鮮の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の写真を分析すると、核弾頭搭載可能なミサイルの先端部分ノーズコーンが、中国から供給されたとみられているパキスタンの核搭載可能ミサイルの弾頭に似ていることが分かる。  国際評価戦…

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“情の民族”韓国人に広がるスマホ中毒

韓国紙セゲイルボ  最近、地下鉄に乗れば韓国人は間違いなくスマートフォンを見ている。数年前まで、スマホは若者の専有物だったが、いまや老若男女関係なくスマホを持つ。地下鉄で時々読書する人を見つけると嬉(うれ)しいものの、あ…

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九州北部豪雨、土砂災害への厳重な警戒を

 きょうも夕方にかけて断続的に激しい雨が降る見通しだ。引き続き土砂災害や河川増水などに厳重な警戒が求められる。  線状降水帯形成が原因  今回の豪雨の原因は、対馬海峡から中国地方西部に延びる梅雨前線に向かい、南から湿った…

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沖縄の西表島へ行った。急な予定だったが…

 沖縄の西表島へ行った。急な予定だったが、なかなか訪れる機会もないだろうと思って、予備知識も何もないまま羽田を出発した。那覇で乗り換えて石垣島へ。そこから小型の高速船で50分で西表島に到着した。沖縄本島の南西470㌔、台…

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ウーバー運転手の不安

地球だより  取材などで移動するときは、たいてい車か地下鉄を利用している。しかし、先日、タクシーも地下鉄も走っていない場所に行ったので、米国に来て初めてスマートフォンを利用した配車サービス「ウーバー」を使ってみた。  入…

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危機の安哲秀

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「権力は戦い取るものだ」。この言葉は現実感がある。虎穴に入って大統領の座(虎)を掴んだYS(金泳三元大統領)が語った言葉なので、いっそう実感がこもっている。選挙は殺伐な戦争だ。戦争…

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カタールで米映画が上映禁止に

イスラエル人女優が主演  世界で公開され話題を呼んでいる米映画「ワンダー・ウーマン」の上映がカタールで禁止された。禁止はレバノン、チュニジアに続く3カ国目で、主演のイスラエル人女優ガル・ガドット(32)が兵役経験があるこ…

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米国の「潔癖性」見過ごすな

東洋学園大学教授 櫻田 淳 不道徳な相手には峻厳 無頓着な北朝鮮・韓国の首脳  米国を観察する際、その超大国や覇権国家としての表層に着目する人々は、米国の「富強」「権勢」あるいは「傲岸」を語りたがるかもしれないけれども、…

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