Date archive for 7月, 2017
「滝へゆく細き山みち山道の折れ曲る処百合の…
「滝へゆく細き山みち山道の折れ曲る処百合のはなさく」(木下利玄)。作者が滝へ行く山道で見つけたユリは、ヤマユリかササユリだったのだろう。自生のままで気品があって美しい夏の花だ。 万葉集でもユリを詠んだ歌は10首に上る…
サイバー攻撃に露が関与
ウクライナ経済の揺さぶり狙う 米当局者と民間のサイバーセキュリティー専門家は、ウクライナ政府や銀行などを狙った6月27日の大規模なサイバー攻撃は、ウクライナ経済を揺さぶるために、ロシア政府または、同国政府と関連したハッ…
韓国徴用工像、政権交代で設置拍車
来月ソウル、来年平壌でも 戦前、日本統治下にあった韓半島から動員され、炭鉱などの労働現場に送られたとされるいわゆる韓国人徴用工を追慕する銅像を韓国各地で設置する運動が、文在寅政権誕生を機に再び活発化している。設置運動に…
南北会談提案、解せない文政権の対話路線
韓国政府が北朝鮮に双方の軍事的緊張緩和に向けた軍事当局者同士による会談と離散家族再会事業を再開させる赤十字の実務者協議の開催を提案した。文在寅大統領がベルリンでの演説で北朝鮮の核凍結などを条件に南北対話を呼び掛けたこと…
辺野古移設、県議会が「工事差し止め訴訟」可決
翁長知事は再び国と法廷闘争へ、提訴関連費500万円超も承認 沖縄県議会の6月定例会は14日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題をめぐり、埋め立て工事の差し止めを求める訴訟の提起および訴訟関連費用500万円超を可…
米海兵隊員が富士山で人命救助
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 在沖米海兵隊の牧港補給地区(キャンプ・キンザー=沖縄県浦添市)に所属する5人の隊員が3日、富士登山中に気分を悪くした日本人女性を救助した。 オットー・ティエレ伍長、クリストファー…
選挙の公正性を拒む人たち Resisting election integrity
すべての米国人、ワシントンの人でさえ、同意できる一つの真実は、選挙の公正性は共和国の繁栄と生き残りにとって必須だということである。この点が、ドナルド・トランプをホワイトハウスに送り込み、ヒラリー・クリントンを下野させた…
100歳を超えても現役の医師を続け、長寿日本…
100歳を超えても現役の医師を続け、長寿日本を象徴した日野原重明さんが亡くなった。105歳、延命措置は本人が望まなかった。日野原さんが日本そして世界の人々に残したものは数多いが、何よりその生きざまが感動と勇気を与えてく…
選挙めぐりロシア側と面会
トランプ氏長男がメール公開 アメリカ保守論壇 チャールズ・クラウトハマー ロシア疑惑は新たな段階に入った。後戻りすることはない。 米政府は半年間、トランプ陣営とロシアが昨年の大統領選介入で共謀したという疑惑は、当てこ…
本格的需給逼迫は来年度か
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 業況好転もなお減益予想 依然弱い物価・賃金上昇圧力 2014年4月の消費増税で家計消費が落ち込み、実質国内総生産(GDP)全体も14年度は0・5%のマイナス成長となって以…
海の日、恩恵守るため教育が重要だ
きょうは「海の日」。海の恩恵と、海洋国家・日本を取り巻く現状や将来について考えてみたい。 侵されつつある権益 四方を海に囲まれた日本は、有史以来、海から多くの恩恵を受けてきた。身近なところでは、豊かな水産資源が日本…
防衛論議主導した民社党
先日、ある月刊誌の編集部から「書評を書いてほしい」との依頼を受けた。本のタイトルは梅澤昇平著『“革新”と国防 民社党防衛論争史』(桜町書院)だ。 本紙読者の中には「民社党」という名前を聞いて、懐かしく思う人もいるだろ…
既存メディアを出し抜きSNSの新しい可能性を示した松居動画
◆背後にサポーター タレントの松居一代(60)が夫で俳優の船越英一郎(56)の「不貞」を訴える動画がインターネットで拡散している。既に5本が公開されており、いずれも、松居が夫婦間の秘め事や船越の個人情報を暴露しながら、…
わが国で雨量が多いのは梅雨と台風の時期で…
わが国で雨量が多いのは梅雨と台風の時期で、豪雨災害もその期間に集中している。都市では1時間の雨量が50㍉になれば浸水被害が起きる可能性が高いが、最近は全国でそれを超える大雨が頻発した。 九州北部豪雨で甚大な被害が出た…
トランプ政権のユダヤパワー
獨協大学教授 佐藤 唯行 財務長官ら2閣僚登用 中心は娘婿のクシュナー氏 多様な人種・民族集団がしのぎを削る米社会では各集団の政治力は閣僚人事の顔触れからも推察できる。例えばヒスパニック系は米総人口の17%を占める最大…
核兵器禁止条約、国際情勢を踏まえていない
核兵器の生産、保有や使用を法的に禁じる「核兵器禁止条約」が国連で採択された。 一部で「核兵器廃絶への第一歩」と称賛するとともに、日本の不参加に対し「唯一の被爆国の信頼性が失われた」と非難する向きがある。だが、国際情勢…
キャンパス内の保守派弾圧で大学に背を向ける親たち Conservative suppression on campus turns parents away from colleges
かつてはハーバード大学からの合格通知書はうれしい知らせと考えられたが、保守的な家庭ではそれが変わりつつあるかもしれない。 保守系校の名声を持つヒルズデール大学のデービッド・ホエーレン副学長は、保守的な考えが嘲笑、弾圧…
NHKの「加計」閉会中審査生中継で浮き彫りの「朝日」偏向報道
◆前川前次官の“詭弁” 新聞・テレビに限らず、メディアが行う偏向報道の常套(じょうとう)手段は客観報道を装いながら、実際は事実を切り取って、自分たちの都合の良いことだけ伝えることである。学校法人「加計学園」(岡山市)の…
「日傘さす音のパチンと空へ逃ぐ」(高浜年尾)…
「日傘さす音のパチンと空へ逃ぐ」(高浜年尾)。蒸し暑い日が続き、外を歩いていると日差しで肌が痛いほど。日傘を差す女性の姿も見掛けるようになった。 気流子の子供時代は、夏といえば夏休みが待ち遠しかった。休みに入ると、カ…
クルド独立問う住民投票に反対、米大統領特使が表明
過激派組織「イスラム国」(IS)掃討戦の有志連合の調整を行うマクガーク米大統領特使が13日、国務省での会合で、米国と同盟国は、イラク北部のクルド自治区で9月に実施が予定されている独立の是非を問う住民投票を支持しないこと…
劉暁波氏死去、“獄死”を政治改革につなげよ
中国共産党の一党独裁政権に反旗を翻し、投獄されたままノーベル平和賞を受けた人権活動家、劉暁波氏(61)が死去した。死去したのは刑務所外の病院だったとはいえ、事実上の獄死だ。中国政府は、還暦を迎えたばかりの劉氏の早すぎる…
「赤化統一」を招く恐れ
保守の壊滅におびえる 先の大統領選の結果、韓国では「保守の壊滅は避けられない」と言われている。ハンナラ党、セヌリ党といった“親米保守”の流れをくむ自由韓国党の洪準杓(ホンジュンピョ)代表が24%を得票したとはいえ、分裂…
半数が運動圏出身の文政権 「主思派」が陰で牛耳る
いずれ本性現す可能性 韓国で文在寅(ムンジェイン)政権がスタートして1カ月が経過した時点で、月刊誌は新政権の人事に関心を集中させている。朴槿恵大統領(当時)も強調していたことだが、政権に就くとこの国の人は必ず「大蕩平人…