Date archive for 10月, 2016
9月の訪日外国人数が過去最高の191万人と…
9月の訪日外国人数が過去最高の191万人となり、今年の累計訪日客数は前年同期比で24・1%増の1797万7700人となった。この勢いでいけば訪日客2000万人は、早ければ10月中に実現する見通しという。 外国人観光客…
なくならない割礼の風習
地球だより エジプト英字紙エジプシャンガゼットによると、同国では9月末、女性の割礼に関わった医師や両親に対する刑罰がより重くなる法律が適用されることになった。 割礼の風習は、死亡の血を流すという、ユダヤ教の教えに端を…
北の挑発に外交・安保・統一の包括戦略を
韓国紙セゲイルボ 10日の核実験10周年と労働党創建71周年記念日を静かに過ごした北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)党委員長は1カ月先の米国大統領選挙の結果を待ちながら、新政府により大きな脅威を与える準備で忙しいだろう。…
待機児童増加の解消策 家庭保育で需要の抑制を
量的拡大で「質」が低下 先月、厚生労働省が発表した今年4月1日時点の全国の待機児童数は2万3553人、2年連続増となった。昨年度は新たに約9万5000人分の受け皿を整備したにもかかわらず、それを上回る新たな需要が生まれ…
皇太子妃殿下、岩手御訪問取りやめ
愛子殿下の御看病続き 宮内庁東宮職は20日、皇太子妃殿下が21日から2泊3日の日程で予定していた第16回全国障害者スポーツ大会出席のための岩手県御訪問を取りやめ、皇太子殿下が1人で訪問されると発表した。体調不良が続いて…
クリントン氏優勢で最終盤へ
2016米大統領選 トランプ氏、逆転の望み薄く 19日に開催された米大統領選の最後の直接対決、第3回テレビ討論会は、瀬戸際に立つ共和党候補ドナルド・トランプ氏がどこまで挽回できるかが最大の焦点だった。3回の討論会の中で…
日ソ宣言60年、首相は領土問題で妥協するな
日ソ共同宣言の署名から60年を迎えた。この宣言によって両国間の戦争状態は終結し、国交を回復した。だが、ロシアが北方四島を不法占拠している事実を認めていないため、国境の画定には至らず、いまだに平和条約を締結できていない。…
総がかり運動説く「社会民主」 変貌し続ける伝統左翼
市民連合で野党共闘推進 7月参院選で1議席減らして議席半減の社民党。落選した吉田忠智党首が9月9日の同党第8回全国代表者会議で続投した。その時のあいさつ(抜粋)を同党機関誌「月刊社会民主」10月号は巻頭に載せ、「国会の…
「公明」が観光立国特集 国・地方の成長に期待
アジア客に通訳不足指摘 訪日外国人が増えている。安倍晋三首相は「観光は、我が国の成長戦略の大きな柱の一つであります。そして地方創生への切り札であります。GDP600兆円に向けた成長エンジンでもあります」と、3月末の「明…
衆院補選初の「自」「民」対決 選挙に見境ない野党共闘
民進はLGBT票を狙う 民主党が民進党になって、また蓮舫代表を選出して初の衆院選となる23日投開票の東京10区と福岡6区の補欠選挙。目下、最後の舌戦が展開されている。 自民党の機関紙「自由民主」は公認候補のいる東京1…
今年も、村上春樹氏はノーベル文学賞受賞を…
今年も、村上春樹氏はノーベル文学賞受賞を逸した。ノーベル賞の場合、候補者は公表されない。本当に最終候補になったかどうかも、実は不明だ。 村上氏には『職業としての小説家』(新潮文庫)という著書がある。自分を語ることが滅…
和平協定は事実上崩壊、南スーダンで戦闘が再燃
スーダンから2011年7月に独立した南スーダン。アラブ系イスラム教徒主導のスーダン政府から独立を勝ち取り、武装闘争から解放された南スーダンだが、独立後も騒乱が絶えない。7月には首都ジュバで戦闘が再燃、和平合意は事実上崩…
羅生門効果
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 1997年、国会の韓宝特別委の聴聞会。当時、拘禁中だった鄭泰守(チョンテス)・元韓宝グループ会長がマスクをかぶって出席した。韓宝グループへの不正融資疑惑と関連し、世の中を動揺させた…
苛政に苦しむ北朝鮮人民
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 信頼失った金正恩政権 エリート層の亡命が相次ぐ 昨今の北朝鮮情勢を観察・分析している時、『論語』の次の一説を思い出した。 孔子の弟子の一人に子貢という者がいた。ある時、子貢は師に「政…
天皇陛下、ブラジル大統領と御会見
天皇陛下は19日午前、皇居・御所で、来日したブラジルのテメル大統領と約20分間会見された。 宮内庁によると、陛下が「日本とブラジルは移民などもあり密接な関係にあります」と述べられると、大統領は「日系人はブラジルの発展…
公職者に配偶者の金品受領通報義務
韓国紙セゲイルボ 規制の度が過ぎる請託禁止法 楚の葉公が孔子に自慢した。「わが村に正直で有名な人がいる。自分の父が他人の羊を盗むのを見て役所に告発した。本当に正直な人ではないか?」 孔子曰(いわ)く、「わが村の正直さ…
福音派、クリントン氏に強い反感
インタビューfocus 米大統領選、どう動く宗教票 米ピュー・リサーチ・センター上級研究員 ジェシカ・マルチネス氏 米大統領選で「宗教票」の動向は選挙結果を左右する重要な要素だ。米調査機関ピュー・リサーチ・センターのジ…
皇后陛下82歳に 「生前退位」報道に衝撃
皇后陛下は20日、82歳の誕生日を迎え、宮内記者会の質問に文書で回答された。天皇陛下が「生前退位」の意向を示されたとの報道について、「新聞の一面に『生前退位』という大きな活字を見た時の衝撃は大きなものでした」「歴史の書…
有識者会議、皇室の伝統踏まえ徹底論議を
天皇陛下が生前退位の御意向を滲(にじ)ませたお気持ちを表明されたのを受け、政府が設置した「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」が初会合を開いた。象徴としての在り方、そしてわが国の国体に関わる重大なテーマであるだけ…
トランプ氏敗北すれば暴動、民主党側が懸念 Democrats warn of a racist uprising if Donald Trump loses election
民主党周辺で大統領選をめぐって、ドナルド・トランプ氏が敗北した場合に白人優越主義者やネオナチによる暴力的な反乱が起きるのではないかという懸念が強まっている。 民主党候補ヒラリー・クリントン氏が11月8日の投票で勝利し…
経済失速の主因「消費増税」主張し補正待望論批判する産経の無責任
◆批判の資格はあるか 産経が第3次補正待望論を、13日付社説「主張」で「成長への疑問増すだけだ」と批判している。 総事業規模約28兆円の経済対策の第一弾となる第2次補正予算が成立したばかりであり、3次補正待望論は、産…
「ロッシーニ ルネサンス」という言葉がある…
「ロッシーニ ルネサンス」という言葉がある。オペラ作曲家のG・ロッシーニ(1792~1868)は彼の時代から今日までよく知られているが、演奏されてきたのはごく一部の作品。 1825年パリで初演された“幻のオペラ”「ラ…
敵対者を脅迫するトランプ氏
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 民主的良識への侮辱 繰り返される扇情的発言 はちゃめちゃで、どうしようもなく混乱した第2回大統領候補討論会は、ドナルド・トランプ陣営を消滅から救うには十分だったが、勝利の可能…