Date archive for 1月, 2015

イスラム教育 他宗教との共存認識を

2015 世界はどう動く 識者に聞く(13) エジプト改革と発展党党首 アンワール・サダト氏(上)  ――アラブの春の帰結は、どうなると思うか。  エジプトでアラブの春の理想が実現する大きなチャンスが来ている。勿論我々は…

続き

ユーラシア経済同盟、協力関係の構築は前途多難

 ロシア、ベラルーシ、カザフスタンおよびアルメニアの4カ国による「ユーラシア経済同盟(EEU)」が年初に正式発足した。これらの国々は1991年のソ連解体と同時に創設された独立国家共同体(CIS)メンバー国でもある。しかし…

続き

石川佳純が3冠、際立つ女王の強さ

全日本卓球で、10代の挑戦を退け頂点に立つ  女子シングルスの決勝で連覇を決めた瞬間、石川は右の拳を強く握り締めた。混合、ダブルスに続いて頂点に立ち、女子で史上2人目の3冠。「本当に苦しい1週間だった。勝てたことは大きな…

続き

「夢ある商品を」、輪島塗バイオリンを世界へ

77歳職人の八井汎親さん、欧米品評会への出品を目指す  石川県輪島市の伝統工芸、輪島塗の技法で漆を施したバイオリンを、世界に広めようと挑戦している職人がいる。この道60年以上の大ベテラン、八井汎親さん(77)同市。「いい…

続き

「温泉トラフグ」、雪国の新特産に

十日町市で、商工会有志らが養殖事業を始める  豪雪地の新潟県十日町市で、トラフグを新しい特産品にしようと商工会有志らが養殖事業を始めた。「とおかまち雪国温泉とらふぐ」と名付け、昨年12月から出荷を開始。地元業者がブイヨン…

続き

息で肺がん診断、空気中ウイルスも検出

パナソニックが空気清浄の技術を応用して次世代製品を開発  パナソニックが家電で培った空気清浄などの技術を応用し、次世代製品の開発を進めている。患者が息を吹き掛けるだけで肺がんを診断できるほか、空気中に浮遊しているウイルス…

続き

飛んでる? バイクを使って「曲芸」を披露

ニューデリーで「陸軍記念日」を祝う式典  バイクを使って「曲芸」を披露するインド陸軍兵士。  ニューデリーで15日、「陸軍記念日」を祝う式典が開かれ、殉職した兵士を追悼したほか、功労者に勲章を贈った。(EPA=時事)

続き

震災復興の阻害要因になる 新しい歴史教科書をつくる会会長 杉原誠四郎氏に聞く(上)

杉原誠四郎氏に聞く(下)へ 再考「政教分離原則」  震災復興の被災地で、自治体が整備した移転促進区域には、政教分離の原則から、寺社や墓地などの宗教施設は含まれないため、宗教文化と共にある地域共同体が崩壊しかねない事態が発…

続き

韓国で“従北”トークショー騒動、世論二分の裏に北の影

 親北朝鮮派の在米韓国人女性が韓国で北朝鮮の体制などを支持するトークショーに出演し、波紋が広がっている。韓国では北に追従して内乱陰謀を企てた疑惑が浮上した極左政党・統合進歩党に対し、司法当局が解散命令を下したばかり。相次…

続き

フィリピンでのローマ法王歓迎の熱狂

地球だより  その熱狂ぶりは宗教指導者というよりも、ロックスターという表現がふさわしいかもしれない。フィリピンで老若男女を問わずに、これほど人気のある人物はいないだろう。まさに別格の歓迎ぶりで、この国がカトリック大国であ…

続き

イスラム過激派が提示した問題

 フランスの風刺週刊紙本社とユダヤ系商店への襲撃テロ事件は欧州全土に大きな影響を与えている。フランスのテロ事件を米国内多発テロ事件に倣って、“欧州の9・11テロ事件”と呼ぶ西側テロ専門家もいるほどだ。  米国では、9・1…

続き

沖縄の民意と報道倫理

 安倍晋三政権は1月14日、一般会計の総額が過去最大規模の96兆3420億円となった平成27年度予算案を閣議決定した。予算案の中で、防衛費は前年度比2・0%増の4兆9801億円が計上され、第2次安倍政権発足以降3年連続の…

続き

北方領土問題をどう教えるか

北海道師範塾「教師の道」の講座  常に学び続け、価値ある教師を目指すことを掲げる民間教育団体の北海道師範塾「教師の道」(吉田洋一塾頭)は1月上旬、2日間にわたる冬季講座を開いた。幾つかある講座の中で、今年はワークショップ…

続き

2015年の米ユダヤ系議員団

獨協大学教授 佐藤 唯行 逆風下だった中間選挙 共和党優位も外交面で利点  現在、米連邦議会におけるユダヤ系議員の総数は上院が10人、下院が19人。米総人口の2%弱にすぎぬユダヤ系が上院議員の10%を占めている事実は米政…

続き

両陛下、大相撲初場所を御観戦

 天皇、皇后両陛下は18日夕、東京都墨田区の両国国技館を訪れ、大相撲初場所を観戦された。日本相撲協会が八百長問題などを受け、公益財団法人に認定されるまで招待を自粛していたため、両陛下の御観戦は2011年初場所以来4年ぶり…

続き

固まる金正恩式支配 対中関係いずれ修復

2015 世界はどう動く 識者に聞く(12) 山梨学院大学教授 宮塚利雄氏  ――3年目を迎えた金正恩体制をどうみるか。  “金正恩式”の支配体制が板についてきたと言える。最近行っている幹部人事を見ると、かつての張成沢(…

続き

年間婚姻数64万9000組も 1万組超減で戦後最少に

 昨年1年間の出生数は過去最少の100万1000人(推計値)に減少したが、婚姻数も64万9000組(推計値)で、前年より1万2000組減って戦後最少を更新した。厚生労働省が発表した人口動態統計の年間推計で明らかになった。…

続き

一番の“介護保険”は妻

 厚生労働省研究班の推計で、全国の認知症の高齢者数は2025年には最大730万人に達し、65歳以上の5人に1人の割合で認知症が増加することが分かった。高齢介護の福祉関係者の間では「2025年問題」と呼ばれている。高齢にな…

続き

今年の「経済大予測」でカギとなる原油安の動向に各誌の関心が集中

◆経済に楽観的見通し  原油安が続いている。ようやく、日本のガソリン価格も庶民が「安くなった」と実感できるレベルには来たようだ。ガソリン価格の値下がりは25週連続で過去最長。業界ではさらに値下がりは続くとみている。ガソリ…

続き

岡田民主党新代表、明確な政策提示が不可欠だ

 民主党の新たな代表に岡田克也氏が選ばれた。岡田新代表は党再生さらには野党再編も視野に「政権を担える政党」への脱皮を目指す。だが、その道筋は代表選を通じても不透明なままだ。これでは国民の不信感を払拭(ふっしょく)できまい…

続き

高齢化社会を迎え、ものづくりの世界にも…

 高齢化社会を迎え、ものづくりの世界にも80~90歳代の現役がいる。「世界の名器」と言われる寺垣プレーヤーや寺垣スピーカーを発明した寺垣武さんは91歳だ。  長年、その名器の視聴会や講演活動を続けてきたが、4年前に夫唱婦…

続き

『朝日新聞の「犯罪」』が電子書籍で復刻

昭和61年8月 世界日報社発行の『朝日新聞の「犯罪」』が電子書籍(ダウンロードコンテンツ)として復刻しました。 お求めは、こちらまで。 朝日新聞の「犯罪」 世界日報「朝日」問題取材班 著

続き

合掌造り集落「白川郷」で恒例のライトアップ

雪の降りしきる中、かやぶき屋根が浮かび上がる  世界遺産に登録されている合掌造り集落「白川郷」(岐阜県白川村)で17日、恒例のライトアップが始まった。  午後5時半ごろに照明がともり始めると、雪の降りしきる中、伝統的なか…

続き