Date archive for 2014

道義国家の礎築く西郷の教え 西郷隆盛の曾孫 西郷隆夫氏に聞く

日本人の心  「敬天愛人」で知られる西郷隆盛の遺徳を偲び、曾孫(ひまご)の西郷隆夫氏が縁深い福岡市近郊で西郷家に伝わる秘話を語った。10月11日、福岡南洲会の國分友貴氏(ブルーコンパス)が主催する「あすなろ塾」初回講演で…

続き

欧州委員会、ユンケル新体制発足へ

ユーロ圏経済立て直しへ 加盟国との協調目指す  ユンケル次期委員長率いる欧州委員会の新体制が22日、欧州議会で承認され、11月1日に発足することになった。ユンケル新体制の優先課題は停滞するユーロ圏経済の立て直しだ。利害関…

続き

自衛隊の覚悟と能力

 北朝鮮による拉致被害者の再調査をめぐり、日本政府は担当者を北朝鮮に派遣することを決めた。果たして成果はあるのだろうか。答えは「NO」だ。  それでも派遣するのであれば、日本政府は相当の覚悟が必要である。拉致事件の全面解…

続き

「私たちの道徳」の持ち帰り、中学校の2割で「指導せず」

 文部科学省は今年4月から小中学生向け道徳教材「私たちの道徳」を配布し、家庭や地域でも活用するよう呼びかけてきた。弊社のアンケート調査(6~7月)では約8割の家庭が「持ち帰っていない」と回答するなど、教材が十分活用されて…

続き

共和党追い風の米中間選挙

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 不人気なオバマ大統領 内向き変えた「イスラム国」  大統領選挙に比べると関心度の低い中間選挙であるが、間近に迫った今年の選挙に向け二つの側面に焦点があたってお…

続き

アーミッシュの思慮深さ

 今月19日、TBSテレビのバラエティ番組で、米国のキリスト教一派「アーミッシュ」を紹介していた。世俗社会と一線を画して電気や車を使わずに自給自足で暮らすことで知られる。  筆者もワシントン特派員時代に、そのコミュニティ…

続き

生徒自身で決めたSNSマナー

群馬県藤岡市立小野中学校の試み  いじめや仲間外れ、さらには誹謗(ひぼう)中傷、犯罪被害に遭うなどSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用する中学生の間でトラブルが増えている中、学校やPTAが使用ルールを決…

続き

フィリピンのハイヤー配車アプリ

地球だより  フィリピンの陸運許認可規制委員会(LTFRB)はこのほど、スマートフォンを使ったハイヤー配車サービス「ウーバー」を利用している車両を営業許可を持たない違法タクシーとして取り締まる方針を示した。  既にLTF…

続き

ODA見直し、大胆な戦略的活用を目指せ

 安倍内閣は途上国援助の柱となってきた政府開発援助(ODA)の大綱を見直し、年内に新たな大綱を閣議決定する。国際環境が激変する中、ODAを戦略的に活用し、国際平和に寄与するのは先進自由主義国家として当然の対応だ。大胆な改…

続き

「私たちが世界を知れば知るほど、未知の…

 「私たちが世界を知れば知るほど、未知の世界へのフロンティアは、むしろ広がるのである」。宇宙は誕生初期に急膨張したとする「インフレーション理論」提唱者で、先日、文化功労者に選ばれた宇宙物理学者、佐藤勝彦さんの言葉だ。  …

続き

表紙を飾らなかった東洋経済の特集「地政学リスク」の事なかれ主義

◆「イスラム国」の脅威  世界中の至る所で紛争や戦争が勃発している。それは収まるどころかむしろ拡大の方向に向かっているようだ。そうした地域間の政治・外交・経済リスクを「地政学リスク」と称しているが、この地政学リスクが国民…

続き

LEDで浮かぶ「ナイアガラの滝」

桑名市の「なばなの里」でイルミネーションの点灯式  観光施設「なばなの里」(三重県桑名市)で24日夜、冬の風物詩となったイルミネーションの点灯式が行われた。  11回目となる今年のテーマは「ナイアガラの滝」。発光ダイオー…

続き

「楽しく走れた」、マルセル・キッテルが優勝

自転車ロードレース「ツール・ド・フランスさいたま」開催  世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスの名を冠した「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が25日、さいたま市のさいたま新都心駅周辺で国内外の6…

続き

世界初のウィキペディア像の除幕式

アルメニア人の彫刻家製作、ポーランドのスウビツェで  オンライン百科事典「ウィキペディア」の世界初の像が完成し、ポーランド西部スウビツェで22日に除幕式が行われた。  像は、パズルでできた地球を4人が頭上に掲げるデザイン…

続き

「タイでは軍の政治介入は普通」、スリン前ASEAN事務総長が講演

 「タイの政治情勢と展望」をテーマに23日、東南アジア諸国連合(ASEAN)前事務総長のスリン・ピッスワン元タイ外相が講演し「タイでは軍の政治介入は普通のこと」との認識を示しながらも「軍事政権は当初、地方分権化を公約しな…

続き

「私たちの道徳」の使用を強要したかのような印象与える「時論公論」

◆「国定」批判持ち出す  文部科学相の諮問機関である中央教育審議会(中教審、安西祐一郎会長)は21日、小中学校の道徳を「特別の教科」と位置付ける内容を下村博文文科相に答申した。これにより、早ければ平成30年度から正式な教…

続き

「暇あれば暇ある時に冬支度」(稲畑汀子)…

 「暇あれば暇ある時に冬支度」(稲畑汀子)。めっきり朝夕が寒くなって、暖を取る季節となった。物置や押し入れに仕舞っていた暖房器具を取り出し、ススを払いきれいに拭いて、スイッチを入れる。  ブーンとうなって発熱する瞬間がち…

続き

慰安婦の映画「鬼郷」クランクイン

 3人の娘さんをイスラエル軍の空爆で亡くしたパレスチナ人医者イゼルディン・アブエライシュ氏(現トロント大学准教授)は、「憎悪はがん腫瘍だ。そのまま放置しておくと繁殖し、死をもたらす」と語ってくれた。医者はしみじみと、「憎…

続き

アフリカ支援に環境配慮を

評論家 太田 正利 開発で人災が増す恐れ 深刻なエボラ出血熱の打撃  最近「三菱商事」がアフリカで油田の探鉱権を取得し、その事業費は8000億円と報ぜられた。既得権益を有する企業として、三井物産(モザンビーク)、伊藤忠(…

続き

両陛下傘寿記念特別展あすまで

秋篠宮殿下御一家も御鑑賞 来年は京都で  天皇、皇后両陛下の傘寿(80歳)を記念した特別展「天皇皇后両陛下の80年―信頼の絆をひろげて」が日本橋高島屋(東京都中央区)で開かれている。27日までで、来年1月21日~2月2日…

続き

中国4中総会、「法治」で統制を強化するのか

 中国共産党は第18期中央委員会第4回総会(4中総会)で「法に基づく国家統治(法治)」の推進を決めた。  党が法律の上に君臨  これまで中国では法律よりも指導者の意向が重要視され、「人治」への批判が国内外で強かった。「人…

続き

「変革」か「継続」か、あすブラジル大統領選決選投票

貧困層は現職支持、大きい経済格差の影響  【サンパウロ綾村悟】ブラジルで26日、大統領選挙の決選投票が実施される。ブラジルの大統領選挙はダイナミックそのもの。日本の総人口を超える1億4000万人の有権者が直接投票を行い(…

続き

「平成知新館」情報発信の博物館としてオープン

京文化の名品400点を紹介、国宝62点重要文化財130点含む  京都国立博物館(京都市東山区)に新しい顔がお目見えした。れんが造りの本館に隣接した常設展示館が建て替え工事を終え、先ごろ「平成知新館」として再スタート。現在…

続き