国際 rss

バイデン大統領 米軍撤収の正当性主張

 アフガン指導者の出国非難  バイデン米大統領は16日、ホワイトハウスで国民向けにテレビ演説を行い、「米軍はアフガニスタン軍が自らのために戦う意思がない戦争を戦うべきではない」と述べ、アフガン駐留米軍撤収について「国民と…

続き

カブールとサイゴン 元協力者救出が重大な勝負だ

 アフガニスタンが反政府勢力タリバンに征服された。今年4月、バイデン米大統領が撤退予定を発表するとすぐ、元米軍通訳らが「帰らないで。ベトナム戦争の二の舞い(敵側勝利と大混乱)になる」と訴えたが、訴え通りになってしまった。…

続き

ビル・ガーツ氏

米陸軍士官学校でマルクス主義授業

学生の社会・政治的行動に影響  米軍の将校らを育成するウェストポイント陸軍士官学校で、マルクス主義を推奨する授業が複数、実施されていることが、軍当局者の話から明らかになった。とりわけ、「社会的不平等」「軍のリーダーシップ…

続き

バイデンのイラン核合意再交渉は危険 Getting the best of Biden: President’s dealmaking can only lead to a nuclear Iran

 常識は優れたリーダーシップの特徴である。常識で理解できないなら、それはリーダーが迷路にはまっているということだ。バイデン大統領は、明らかに迷路にはまっている。彼のばかさ加減の見本は既に分厚いものになっているが、愚かさを…

続き

文明論考家、元駐バチカン大使 上野 景文

強化ウイルス創出の危うさ

自然のしっぺ返し招く恐れ アニミズム的視点からの疑念 文明論考家、元駐バチカン大使 上野 景文  新型コロナウイルスの「出自」をめぐり論争が続く。主要争点は、武漢ウイルス研究所から遺伝子を操作された強化ウイルスが「流出」…

続き

韓国大統領選と北東アジア情勢オンラインセミナー

日韓専門家対談 韓国大統領選と北東アジア情勢

本紙・国際平和言論人協会共催オンラインセミナー 「高まる「政権交代」への期待、20~30代有権者の動向がカギ」  韓国で来年3月の大統領選挙に向けた動きが本格化する中、世界日報社はこのほど、国際平和言論人協会(IMAP)…

続き

16日、国外退避を求めるアフガン人らであふれるカブールの空港(AFP時事)

残虐非道なタリバン、ガニ政権関係者への報復も

本紙元イスラマバード支局長 石川仁  米軍がアフガニスタン撤兵を発表した時点で、こうなることは分かっていた。だからこそ、これまでに何度も撤退の動きがありながら延ばし延ばしにしていた。しかし、これ以上介入を続けても、犠牲者…

続き

タリバン 各部族に根回しか

東京国際大学名誉教授 渥美堅持  アフガニスタンでタリバンがカブールに戻った。アフガン復興からガニ大統領まで政権は一口に言えば賄賂、汚職政権で、国家より部族の利権しかない。米軍撤退が決まった時から今回のようになることは分…

続き

16日、カブールで、通りを見張るタリバンの戦闘員たち(AFP時事)

カブール陥落 タリバンの強権支配許すな

 反政府組織タリバンが攻勢を強めていたアフガニスタンで、首都カブールが陥落。ガニ大統領は国外に脱出し、事実上、政権は崩壊した。  タリバン政権の復活は間違いないが、2001年までのような人権侵害やテロ支援などが起きないよ…

続き

感染者数や接種率に地域格差 フランス

貧富や政治志向も影響  仏保健省によると、新型コロナウイルスのワクチン接種率や感染数で、地域による貧富の差や政治志向の影響が顕在化している。特にマクロン政権に厳しい仏南部は感染者数も多く、ワクチン接種が進んでいない。  …

続き

マスク着用義務化をめぐる対立が再び激化 Faceoff intensifies over mask mandates

 新型コロナウイルスの感染者増加を受け、再びマスク着用の義務化を求める声が上がっているが、米国民はまた顔を覆うべきかをめぐり、政治家が激しく対立している。  対立が表面化したのは10日のことだ。フロリダ州のロン・デサンテ…

続き

2019年10月1日、北京での中国建国70周年軍事パレードに登場した大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風41」=中国中央テレビのウェブサイトより(時事)

中国が新たなICBM格納施設

核弾頭 最大4000発保有も  中国が最新の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風41」を100発以上格納できるとみられる施設を北部の内モンゴル自治区に建設していることが、米空軍大学の分析から明らかになった。6月、7月と大…

続き

「韓国式」を厳しく取り締まる北朝鮮 

反体制活動を警戒する金正恩総書記  現在、北朝鮮では韓国風の言葉遣い、ヘアスタイル、ファッションなどが厳しい取り締まりに遭っている。何か金正恩(キムジョンウン)総書記の逆鱗(げきりん)に触れたらしい。やり玉に挙がったのが…

続き

韓国過激労組の正体 究極的な目標は体制転換

北朝鮮の指令を受け工作活動、曺国氏騒動の時も情宣  北朝鮮による韓国工作の“手先”が暴かれている。北朝鮮から指令を受け、世論工作を行ったり、軍事政治情報などを北に送ったりしていたのが韓国の労働団体だったことが明るみに出て…

続き

トランスジェンダー生徒の権利拡大―郡教育委が指針 Loudoun County school board expands transgender rights on sports, pronouns, restrooms

 バージニア州のラウドン郡教育委員会(LCPS)は11日、トランスジェンダーの生徒の権利を拡大することで合意、これにより、トランスジェンダーの生徒が性自認に基づいてスポーツ競技に参加し、施設を利用できるようになり、職員は…

続き

武漢ウイルス研究所(AFP時事)

コロナ再調査 中国に要請受け入れを迫れ

 世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスの起源に関する再調査をめぐって、中国など各国に生データを含む情報を提供するよう求める声明を発表した。ウイルスは中国・武漢の研究所から流出したとの疑いが強まっている。国際社会は…

続き

ベラルーシ抗議運動から1年、拡大する野党・メディア弾圧

 「欧州最後の独裁者」と呼ばれるベラルーシのルカシェンコ大統領が6選した昨年8月9日の選挙結果をめぐり、市民が抗議運動を繰り広げてから1年が過ぎた。ロシアの後ろ盾を得たルカシェンコ氏は独裁体制をさらに強化。野党リーダーの…

続き

メダル数を懸念する仏、次期五輪開催に期待と課題

 フランスのパリ市庁舎の前庭には五輪旗が9日から掲げられた。仏日刊紙ルモンドは、10日付の社説で2024年7月26日から開催されるパリ五輪まで「3年しか残っていないが、課題も多い」としている。1924年以来の夏季五輪開催…

続き

兵役特例論議

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  2018年10月、国会文化体育観光委の国政監査は、野球の宣銅烈・国家代表チーム監督が証人として出席する前代未聞の事態となった。同年のジャカルタ・パレンバンアジア大会で兵役特例の恩恵…

続き

夏の楽しみーイスラエルから

地球だより  イスラエルはフルーツが豊富だ。夏の時期、店頭にはイチジク、ぶどう、桃など今しか味わえない旬のフルーツがたくさん並べられている。  先月、安くて良いものを探して市場へ出掛けた。旬のフルーツを味見するのも楽しみ…

続き

外交・安保の眼目、大統領選で検証を

韓国紙セゲイルボ 専門家だけの政策決定は時代錯誤  大統領選挙で候補者の力量について、どれくらい丁寧に検証されるかが課題だが、その中の一つが国際政治に対する見識と眼目だ。しかし、大韓民国の大統領選挙で外交・安保イシューが…

続き

新型コロナ デルタ株の入院患者急増

フランス 医療崩壊懸念高まる  フランスでは新型コロナウイルスの感染患者の入院が増え続けている。10日の直近24時間で211人の患者が新たに集中治療室(ICU)に入り、重い症状の患者を搬送する救命救急サービスを受ける患者…

続き

イスラエル軍がレバノン空爆、報復の応酬激化

ヒズボラはロケット弾数十発  イスラエル軍は5日、レバノンからのロケット弾攻撃の報復として、レバノン南部地域へ2013年以来となる空爆を実施した。一方、イランが支援するレバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラは6日、…

続き