国際
イラン、「シーア派の三日月地帯」完成か
イラク・シリアなどで影響力拡大 イランは、イラク国境からレバノン至る地域での影響力を確保し、中東での「シーア派の三日月地帯」をほぼ完成させた。これは、サウジアラビアを中心とするイスラム教スンニ派に対抗するためのイランの…
待ったなしの年金改革
地球だより ブラジルで大きな注目を集めているニュースの一つにテメル大統領が進める年金改革法案がある。現在、早ければ60歳から受け取ることができる年金の受給開始年齢を65歳に引き上げるほか、最低納付期間を大幅に延ばすなど…
仏大統領が懸念の電話
トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認める方針を打ち出す中、マクロン仏大統領は4日、トランプ氏と電話会談を行い、懸念を伝えた。欧州最大のユダヤ社会とアラブ社会を抱える仏国の立場から、中東和平の複雑化につなが…
赤いキムチの恩情
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 先日、妻がマンションのボランティア団体のキムジャン(越冬用キムチの漬け込み)分かち合いイベントに行ってきた。主婦の会員が少しずつ材料を持ち寄り、白菜数百個分のキムチを作って独り暮ら…
北と取引の中国金融機関への制裁めぐりホワイトハウス内で意見対立
ウォール街出身高官らが猛反対 核・ミサイル実験を繰り返す北朝鮮に対し、トランプ米政権は追加制裁を行うなど「最大限の圧力」を続けている。だが、北朝鮮と取引を続ける中国の大手銀行に対する「セカンダリー・サンクション」(2次…
政府の均衡外交と新南方政策
韓国紙セゲイルボ 似た境遇の核心中堅国と協力を 北核脅威が持続している現時点で韓国外交はどこに向かっているのか。中国のサード(高高度防衛ミサイル)配備に対抗する経済報復を解消するため、サード追加配備、米国ミサイル防衛(…
米、エルサレム首都認定へ
大使館移転も、歴代政権の方針転換 トランプ米大統領は6日午後(日本時間7日未明)に行う演説で、エルサレムをイスラエルの首都と認定し、米国大使館を現在の商都テルアビブからエルサレムに移転する方針を表明する。米政府高官が5…
イエメン、サレハ前大統領を殺害
フーシ派武装勢力が宣言 イエメンの首都サヌアなど同国北部主要都市を実効支配中のイスラム教シーア派反政府武装組織フーシ派系ラジオは4日、同派武装勢力が、サレハ前大統領(75)を殺害したと報じた。エジプトのCBCテレビも同…
ハイチ人は祖国復興に立ち上がれ Going home to Haiti
「一時的」というのは、どのくらいの期間を言うのであろうか。人生に関する極めて多くの疑問の場合と同じように、その答えは、出たとこ勝負である。赤々と燃えているストーブの前に座っている人にとっては「一時的」に座っているとは、…
日曜の労働は不健康?
地球だより ポーランド議会は先月24日、小売店の日曜日営業を2020年までに段階的に禁止する法案を可決した。同国では民主化後、日曜日の営業も認められてきたが、中道右派「法と正義」政権が発足して流れが変わった。ドイツやオ…
平和解決望むなら石油禁輸
中国は国境紛争で対峙するインドを牽制(けんせい)するために隣国パキスタンの核武装を間接的に支援した先例がある。それもあって、北朝鮮の核武装も日本を牽制するために「暗黙の了解」を与えているのではないかと疑問視されている。…
訪中で変身した米大統領
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 言論・宗教弾圧を黙認 姿勢変えぬ安倍首相に期待 10月下旬から11月に掛けてメディアの関心事は言うまでもなくトランプ米大統領の東および東南アジア訪問であった。同時にアジア…
英国とEUが離脱清算金基本合意
次の課題は通商協議 英国の欧州連合(EU)離脱の重要案件だった清算金の金額について、EUは11月末までに大筋合意したことが明らかになった。離脱交渉の第2段階である通商協議に向け、道が開かれた形だ。ただ、アイルランドとの…
問われる米国の倫理基準
米コラムニスト マイケル・ガーソン セクハラへの意識が変化 使命果たさない宗教右派 驚くべきことが日常的に起きている今の政界でも、これほど意表を突かれるようなことはあまりない。トランプ大統領が就任し、米国人のセクハラへ…
北ミサイル潜水艦開発に思う
元統幕議長 杉山 蕃 探知システム突破は困難 ペイしない大型化・長射程化 先日、北朝鮮のミサイル潜水艦開発を決定付ける衛星写真が米国から公開された。映像は北朝鮮造船所の衛星写真で、円筒形の潜水艦用サイロとおぼしきものが…
中国の「孔子学院」 欧米で広がる懸念、閉鎖の事例も
特報’17 中国が「ソフトパワー」戦略の柱として、海外の大学などに中国語や中国文化を教える「孔子学院」を猛烈な勢いで設立している。だが、欧米諸国では近年、中国共産党のプロパガンダ機関が教育現場に介入すること…
始まったかサウジ大変事
東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 王族ら拘束し財産没収 慣例無視の王位継承で内紛も 中東で最も危惧され、恐れられていたことが始動したのではないかとの懸念が世界に広がり、強い警戒感が抱かれる事態が発生した。それは国際世界…
「ペンス・ルール」:副大統領はどのようにセクハラスキャンダルを避けているのか ’Pence rule’: How vice president steers clear of any sexual misconduct scandal
マイク・ペンス米副大統領は、妻以外の女性と二人きりにならないようにしていることが明らかになった時、散々あざ笑われた。だが、影響力のある男たちによるセクハラが次々に告発される中、ペンス氏のポリシーは堅過ぎるというより、む…
【パトリオット TVラジオ】「北朝鮮が“米に届くミサイル”を撃った理由」田村重信氏・伊藤俊幸氏対談、爆笑!伊藤氏の素顔も
北朝鮮が11月29日、2カ月半の“沈黙”を破り、ミサイル発射実験を強行した。大陸間弾道弾(ICBM)と見られ、射程距離は米本土に届くと推定される。北のミサイル開発の現状と日米の対応を元海上自衛隊呉地方総監、現金沢工業大…
ティラーソン国務長官を近く更迭か
安保チームの刷新も検討 米メディア報道、ホワイトハウスは否定 ニューヨーク・タイムズ紙など複数の米メディアは30日、トランプ政権がティラーソン国務長官を数週間以内に更迭し、後任にポンペオ中央情報局(CIA)長官を充てる…
トランプ氏リツイートで英極右に脚光 Trump retweets shine spotlight on fringe British far-right figure
ジェイダ・フランセン氏は、知名度の急上昇に大喜びだ。 「『自由世界』のリーダーがわざわざ、私のツイートのうちの3本をリツイートし、支持してくれ、喜んでいる」とワシントン・タイムズに語った。 英国の極右組織「ブリテン…
ひどい警官の裏稼業
地球だより タイの民放テレビはこのほど、バンコク近郊の日系中古品店が何度もみかじめ料を要求した男女ペアの警官を訴え出たことを報じた。警察は男女が実際に警官であることを認め、事実関係の調査を約束した。 中古品店によると…
北タンカーの運航中断原油供給量に影響か
韓国紙セゲイルボ 北朝鮮のタンカーが7月を前後して、大部分の運航を中断していることが明らかになったと米国の声(VOA)が船舶のリアルタイム位置情報を提供する「マリントラフィック」を引用して、24日報道した。 マリント…