国際 rss

減少する欧州の先住民 Natives in decline

 ヨーロッパの先住民の人口が減少するにつれて、彼ら先住民は、さまざまな国、時には、敵対する国々からの移民によって、ますます多く取って代わられている。多くの欧州人を悩ませている長年の疑問は、大事に培われ、世界に大いに貢献し…

続き

カトリック教国でなくなる時

地球だより  アルプスの小国オーストリアはフランス、スペイン、ポルトガル、イタリアなどと共に欧州の代表的カトリック教国だ。そのオーストリアのカトリック教会の信者総数は昨年12月31日現在、約505万人で前年の511万人よ…

続き

仏の黄色いベスト抗議運動、国民の55%が運動継続望む

 フランス・マクロン政権への黄色いベスト抗議運動は、クリスマス休暇に一旦参加人数が減ったものの今月5日には盛り返し、2カ月を超えた。政府は抗議運動の鎮静化のために、今年の増税策を取り下げ、最低賃金引き上げなど妥協の姿勢を…

続き

ビル・ガーツ

中国が新型中距離ミサイル配備公表

 中国は、米海軍の南シナ海での「航行の自由」作戦に対抗し、地上配備の中距離弾道ミサイル「東風26」を、同国北西部の内陸部に配備したことを明らかにした。南シナ海、グアムを射程に収め、米軍は今後、潜水艦配備の低出力核兵器など…

続き

米のアジア関与、政府と議会一体で対中圧力を

 米国でこのほど、アジア諸国との安全保障や経済面の包括的な協力強化を盛り込んだ「アジア再保証推進法」が成立した。  人権や国際法の尊重重視  同法には、中国や北朝鮮の脅威への対処や、東南アジア諸国の海洋警備や軍事訓練など…

続き

トランプ大統領の失敗ワースト10

アメリカ保守論壇 M・ティーセン シリア撤収を主張 南部国境で難民親子を引き離し  トランプ大統領は就任2年目の昨年、数多くの素晴らしい実績を上げたが、同時に、恥ずかしくなるようなことから、手の施しようのないことまで、さ…

続き

強まる人権弾圧、史上最悪の統制国家に

米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国 (7)  昨年11月、ワシントンのシンクタンク、ケイトー研究所が開催した中国新疆ウイグル自治区の人権侵害をテーマにしたシンポジウム。司会者からこんな強烈な意見が表明された。  「…

続き

中国の月面着陸はトランプ氏の宇宙軍構想を後押し China’s moon landing boosts Trump’s Space Force

 中国が最近行った月への打ち上げは、トランプ大統領が目指す宇宙軍を幾分後押しする可能性がある。  米当局者によると、中国が先週、月の裏側に探査機を着陸させるという画期的なミッションで示した能力は、米国と同盟国の宇宙におけ…

続き

中国の世論工作、多方面への浸透に警戒感

 米国など民主国家に広く浸透する中国の世論工作の実態について、米国で関心が高まっている。それらが、米国が掲げる自由や人権などの価値観を脅かしているとの警戒感からだ。  米シンクタンク、フーバー研究所などは昨年11月に32…

続き

文政権の「失政112件」

野党が経済・国防など批判  韓国野党で保守の自由韓国党が文在寅政権の「失政112件」をリストアップした報告書を出し、月刊朝鮮(1月号)が取り上げている。  代表事例として、①経済惨事(最悪の雇用実情、最低賃金の急激な引き…

続き

体制競争で後れ取る韓国

「古い民族主義」脱却できず 誤った文政権の対北政策  東亜日報の総合月刊誌「新東亜」(1月号)に未来戦略研究院の具海祐(クヘウ)理事長が南北韓が「第2の体制競争に入った」と書いており興味深い。  具理事長は、「2018年…

続き

ビッグデータで交通渋滞緩和へ Arizona city rolls out voluntary traffic reduction program - by tracking residents’ cellphone data

 ビッグデータで個人の行動が追跡されることに対する懸念が指摘される中、アリゾナ州の都市が、交通渋滞を緩和するために、住民の動きを追跡する計画を開始した。  フラッグスタッフ市職員らは、計画への参加は任意であり、匿名で行わ…

続き

米国務長官、エジプト大統領と会談 対イランで「同盟」構築へ

 中東歴訪中のポンペオ米国務長官は10日、エジプトのシシ大統領と会談した。  ポンペオ氏は、エジプトがテロとの戦いや国境管理に努力していることを評価し、両国の戦略的関係を深めることに期待感を表明した。また、シシ氏が、建設…

続き

5G覇権争い、勢力圏分ける「踏み絵」か

米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国 (5)  何者かがニューヨーク市内の全世帯のエアコンを操作し、設定温度を一斉に数度変えたらどうなるだろうか。発電所がパンクし停電してしまうかもしれない。あり得ないと思えるこんな事…

続き

金正恩氏訪中、また非核化ショー始める気か

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が訪中し、習近平国家主席と会談した。金氏は昨年、南北首脳会談や史上初の米朝首脳会談を前後し3回訪中した。今回も近く開催が予想される2回目の米朝首脳会談に向けた事前協議の性格が強い。  だが…

続き

コーヒーブレイクの文化

地球だより  フィンランド人の1人当たりのコーヒー消費率は、世界トップレベルだ。1人当たり年間12キロのコーヒーを消費するといわれている。フィンランドでは、仕事の合間にある15分間ほどの休憩時間を「コーヒーブレイク」と呼…

続き

再浮上するロシア・ベラルーシ連邦国家

 形骸化しているロシア・ベラルーシ連邦国家に新たな動きがみられる。ロシアの憲法の規定により2024年に任期が終わり再選はできないプーチン大統領が、ロシア・ベラルーシ連邦国家の元首に就任することで、事実上の終身大統領となる…

続き

“ツートラック戦略”に影を落とす歴史問題

韓国紙セゲイルボ  文在寅大統領は対日外交で歴史問題と未来指向的な協力を分離して対応する“ツートラック戦略”を標榜(ひょうぼう)しているが、過去の歴史と関連したさまざまな懸案が韓日両国の対立要因として作用している。  代…

続き

揺らぐ米軍の優位、地域覇権へ野心示す中国

米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国 (4)  2024年×月××日。中国軍は、台湾が独立を宣言するのを阻止するため、空爆やミサイルによる奇襲攻撃を開始した。台湾海軍に壊滅的な打撃を与えた後、台湾への上陸作戦を敢行。…

続き

韓国大統領演説、日本に責任転嫁するのか

 韓国の文在寅大統領が年頭会見で、歴史認識問題をめぐり日本に責任を転嫁するかのごとき発言をした。  「請求権協定で未解決」  文氏は日韓両国の懸案となっている韓国人元徴用工訴訟をめぐり、韓国の大法院(最高裁)が1965年…

続き

元日も平日

地球だより  イスラエルでは、西暦の1月1日は新年の始まりではない。ユダヤ暦では9月に新年を迎える。ユダヤ人の街では、クリスマスや年末年始の雰囲気などはどこにも感じられない。ここでは通常通りの平日なのだ。  例年は家族で…

続き

中東政治の鍵を握るトルコ、米軍シリア撤退で取引か

 トランプ米大統領が突然発表した米軍のシリア撤退はマティス国防長官の辞任の引き金となったが、背後でトランプ米大統領とトルコのエルドアン大統領の取引があったのではないかとの見方が有力だ。トルコが中東政治のキープレイヤーにな…

続き

KBS受信料

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  KBS(韓国放送公社)の受信料(聴取料、視聴料)はKBSの前身、京城放送局の時代(日本統治時代)から存在した。米軍政は1946年の逓信部令1号を通してラジオ聴取料を月額10ウォンと…

続き