国際
ブラジル、ボルソナロ大統領が就任
左派路線と決別、銃規制緩和へ 南米ブラジルの首都ブラジリアで1日、昨年10月の大統領選挙で当選した元軍人の右派ジャイル・ボルソナロ大統領(63)の就任式が行われた。任期は4年。 ボルソナロ氏は、大統領府前に詰め掛けた…
殺伐たる解雇通告
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 人情や事情を顧みない解雇通告。ドナルド・トランプ米大統領はその代名詞になった。頻繁にツイッターに「人を解雇する」とツイートする。ジェームズ・マティス国防長官は違った。大統領がツイー…
20年の米次期大統領選、混戦模様の民主候補指名争い
2019年を迎え、20年米大統領選でトランプ大統領の再選阻止を目指す民主党候補の指名獲得に向けた動きが加速する。30人以上が大統領選への出馬を検討しているとされる。出馬が取り沙汰される主な人物を探ってみた。 (ワシント…
中台関係、習政権の強硬姿勢に警戒を
中国の習近平国家主席は、台湾政策について「武力使用を放棄することは承諾できない。一切の必要な措置を取る選択肢は留保する」と明言した。習政権の台湾への強硬姿勢に警戒する必要がある。 「一国二制度」も検討 この発言は、台…
どう動く北朝鮮の核・ミサイル
米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との史上初の米朝首脳会談が昨年6月12日にシンガポールで行われ、朝鮮半島の完全な非核化が合意されたものの、その実現の見通しは立たないまま年を越えた。新年早々にも2度目…
開発で高まる環境対策、閣僚会合で被害懸念
アフリカ開発特集 アフリカ連合(AU)は創設50周年を迎えた2013年を機に、次の50年の節目となる63年に向けて包括的成長と持続的開発に基づく繁栄のための政治、経済、社会に関する長期的ビジョン「アジェンダ2063」を…
JICA 職場、学校で日本式導入
アフリカ開発特集 「カイゼン」や「特別活動」 学校での日直や学級会、掃除など特別活動(特活)、職場での5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ))に始まる生産管理の改善活動はわが国でお馴染みだが、このような日本式の学校…
成長の礎、人材育成に挑戦 モザンビークでの教育ボランティア
アフリカ開発特集 深刻な中学・高校不足 NGOが学校建設 アフリカの将来性の一つがマン・パワーだ。その潜在力を生かすには教育が不可欠。国連の持続可能な開発目標(SDGs)に協力するNGO団体で活動している日本人、宝山晶…
潜在力秘めたフロンティア、TICAD7で投資に期待
アフリカ開発特集 「世界最後のフロンティア」と呼ばれるアフリカ。植民地からの独立、内戦や部族・宗教間紛争に悩まされた20世紀を経てなお時代に取り残され、テロ、感染症、飢餓などのリスクをはらみつつも今世紀は安定化する趨勢…
米海軍、北極海で「航行の自由」実施へ
米海軍は、南シナ海で実施している「航行の自由」作戦を北極海でも実施しようとしている。近年の氷解によって航路が開かれるとともに、海底資源の探索が可能になるため、ロシアなどが海域での支配力強化をもくろみ、覇権争いが起きる可…
接近するウクライナとトルコ
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 戦略的同盟関係を構築へ 軍事関係深化に苛立つロシア ロシアとのウクライナの関係がまた、急激に悪化した。ロシアが2014年春に併合したクリミア半島の周辺海域で11月25日、ロシア国境警備…
トランプ支持者にようやく国防総省の門戸が開かれる Trump supporters finally see open door to Pentagon
ワシントンでジェームズ・マティス国防長官の辞任を残念に思わないグループがある。トランプ大統領の支持者たちだ。彼らは国防総省のポストから排除されていたと感じている。 内部関係者によると、マティス氏の首席補佐官、ケヴィン…
「レーダー照射」問題、韓国が事実認め早期収拾を
拓殖大学主任研究員・韓国統一振興院専任教授 高永喆 まず注目したいのは、今回の問題が文在寅政権の支持率が下がる段階で発生した出来事だということだ。 これまで韓国の多くの大統領は支持率が下がるたびに反日感情を煽(あお)…
NASA、月に帰還へ NASA puts return to moon in crosshairs with ambitious timetable
米航空宇宙局(NASA)ではこのところ、月への帰還という新たなミッションの話が盛り上がりを見せている。 NASAは、月を周回する宇宙ステーション「ゲートウェー」を2024年までに設置し、2026年以降にステーションか…
露、極超音速ミサイルを試射
米との兵器開発競争に拍車 ロシアのプーチン大統領は26日、核搭載極超音速ミサイルを間もなく配備すると発表した。既存のミサイル防衛網では迎撃できず、激化する米国とのハイテク兵器開発競争にさらに拍車が掛かる可能性がある。 …
トランプ氏がイラク訪問
就任後初の海外戦闘地域 トランプ米大統領は26日、事前に公表せずにイラクを訪れ、駐留する米軍を激励した。海外の戦闘地域を訪れるのは、大統領就任後初めて。メラニア夫人も同行し、約3時間滞在した。 シリアからの米軍撤収や…
中国のウイグル人、民族浄化の危機に直面
中国政府は10月、イスラム教徒の少数民族、ウイグル族の事実上の収容施設に法的根拠を与えた。過激主義の影響を受けた人々に職業訓練や思想教育を行う再教育施設としているが、収容所内での虐待・拷問などの証言が相次ぎ、国際社会か…
“韓半島の春”の春らしくない理由
韓国紙セゲイルボ 北の変化なければ危機は高潮 11月の朝米高官級会談が失敗に終わった後、金正恩朝鮮労働党委員長のソウル訪問と第2回朝米首脳会談に集まった韓国の関心と期待は“希望拷問”(できないと分かっているのに希望を持…
南北が反日共闘行事、訪朝要請に鳩山元首相前向き
迷走する北非核化 (下) 今年の新年辞で北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が打ち出した対話路線は、韓国・文在寅政権が検証もせずこれを無条件に歓迎することで、北非核化の進展があいまいなまま韓国と北朝鮮が歩調を合わせ米国に制裁…
シリアから米軍撤収、イランの勢力拡大に懸念
トランプ米大統領は19日、シリアにおけるイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)への掃討作戦が完了したとして、駐留する米兵約2000人を撤収すると発表した。シリアからの米軍撤収は、トランプ大統領の長年の公約とはいえ、イ…
厳戒の教会でクリスマス
地球だより エジプトではキリスト教徒が人口の10分の1を占めるとされ、総人口が約1億人に達しようとしている現在、1000万人ものキリスト教徒がいることになる。 しかし、エジプトのキリスト教であるコプト教徒は、東方教会…
混乱する米の韓半島政策、トランプ氏の関心低下も
韓国紙セゲイルボ 韓国の立場からすれば、ワシントンは1年前よりさらに混乱して見えた。北朝鮮と共にワシントンが“韓半島危機論”を煽(あお)り立てたからだ。「在韓米軍の家族撤収」から「鼻血戦略」(制限的先制打撃)の稼働まで…
ユーチューブ政治
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 ドナルド・トランプ米大統領はマスコミを敵対勢力と見なしている。彼に不利な報道を「フェイクニュース」と決めつける。新しい政治コミュニケーションが試される米国において、それが効果を挙げ…