国際
リモートワークの契約交渉ーフランスから
地球だより フランスは、新型コロナウイルスの感染者数が再び増加傾向にある一方、コロナ以前の日常に戻りつつあり、当然ながら、リモートワークだった社員の職場復帰が施されている。 職場復帰を喜ぶ人、抵抗する人とさまざまだが…
オーストリア 4回目のロックダウン
ワクチン接種を義務化 来年2月から 全国民対象は欧州初 オーストリアは22日から4回目のロックダウン(都市封鎖)に入った。期間は12月12日まで。ただ、ワクチン未接種者に対しては外出制限などのコロナ規制はその後も継続さ…
性被害者の悲痛な叫び 無視される女性の安全
アメリカLGBT事情(2) トランスジェンダー女性による女性専用施設の利用を認める動きを怯(おび)える眼差(まなざ)しで見詰めているのが、実際に男性から性暴力を受けた辛(つら)い過去を持つ女性たちだ。 「この世には女…
日本の「近未来」 アメリカLGBT事情
アメリカLGBT事情(1) 男性器露出が「人権」に 混乱が映す日本の近未来 性的少数者(LGBT)の権利擁護が国際的な潮流となっているが、その“先進国”である米国では深刻な混乱や弊害が生じている。日本でも性的指向・性自…
米アジアシフトの一方で中国が中東で存在感増すと伝える米サイト
米依存脱却図る湾岸 中国は、巨大経済圏構想「一帯一路」の下、世界への経済進出を進める一方で、軍事的進出のための海軍力強化を進め、原油の供給源であるペルシャ湾岸でも、存在感を増している。米ワシントンを拠点とするニュースサ…
ブラジルで小型の新種発見 「恐竜の墓場」から発掘
ブラジル国立博物館は18日、「ベルタサウラ・レオポルディネ」と命名された新種の恐竜を発見したと発表した。政府系ブラジル通信が報じた。 同日付の英科学誌「ネイチャー」には、新種恐竜の詳細に関する論文が掲載された。「アベ…
ユダヤ人に寛容だったイスラム世界
獨協大学教授 佐藤 唯行 オスマン帝国が難民厚遇 有能かつ脅威とならない存在 欧米先進国のキリスト教徒の間でユダヤ人への敵意が薄れた今日、反ユダヤ主義の主戦場は中東・北アフリカのイスラム世界へ移ってしまった。ところが中…
ブラジル・アマゾン 熱帯雨林の消失量最大
ブラジル国立宇宙研究所(INPE)は18日、アマゾン熱帯雨林の年間消失量が、2006年以降で最大となる1万3235平方㌔㍍を記録したと発表した。INPEは人工衛星を利用してアマゾン熱帯雨林の監視業務を行っており、昨年8…
チリ大統領選 右派と左派の候補が激突
決選投票にもつれ込む公算 南米チリで21日、現職ピニェラ大統領の任期満了に伴う大統領選が実施される。世論調査会社CADEMの世論調査(5日発表)によると、共和党党首で右派のホセアントニオ・カスト元下院議員(55)が支持…
【上昇気流】中国共産党が40年ぶりに「歴史決議」を採択
中国共産党が40年ぶりに「歴史決議」を採択したというので、書棚に仕舞っていた一冊の本を思い出した。『歴史写真のトリック 政治権力と情報操作』(アラン・ジョベール著)というA4版の大型本。独裁政権とりわけ中国の歴史捏造(…
米大統領 「外交ボイコット」検討
北京五輪で 人権侵害に抗議 バイデン米大統領は18日、ホワイトハウスで来年2月の北京五輪について、政府関係者を派遣しない外交ボイコットを「検討している」と述べた。新疆ウイグル自治区などにおける中国政府による人権侵害に抗…
【社説】米議会報告 中国の覇権拡大を抑えよ
台湾侵攻能力高まる 報告書は、中国が2020年を「台湾侵攻に必要な能力を開発するための重要な節目」と捉えていたと指摘。中国軍は20年近くにわたって近代化を進め、台湾侵攻初期段階で2万5000人の部隊を台湾に上陸させる能…
チベット由来の料理が定着 ーネパールから
ネパールに住んでいると、特別な事がない限り、食事は4回取ることが多い。だいたい、午前7時ごろにクッキーやパンなどとお茶を飲む軽食があり、午前10時ごろに朝食がある。次いで、午後3時くらいにも軽食があり、午後7時ごろに夕…
キングメーカー
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 キングメーカーは自分の勢力を持って、権力者を選出する過程に影響力を行使する有力政治家ないし黒幕の実力者を指す。キングメーカーと言えば、一番最初に思い浮かぶ人物は故金鍾泌(JP)自民…
コロナ重症患者歴代最多 防疫体制を再点検する時
韓国紙セゲイルボ「社説」 新型コロナウイルスの重症患者が11日473人で歴代最多を更新した。昨年下半期から300人台を維持してきたが、今月5日に400人台になった後、9日から2日連続最高値を更新中だ。防疫当局は「まだ非…
“偽証教唆”論議膨らむ真実和解委 軍・警察を加害者に誘導か
韓国紙セゲイルボ 「真実和解のための過去史整理委員会(2期真和委)」が深刻な論議に包まれている。「加害者特定が難しい場合、国軍、警察などと記入しても構わない」と申請者たちに説明してきたことが、遅まきながら国会の国政監査…
チリ上院 大統領弾劾を否決
南米チリからの報道によると、同国上院は16日、鉱山会社売却に関する不正疑惑で追求を受けているピニェラ大統領に対する弾劾を否決した。 下院では可決されていたが、上院は与党が過半数を占めており、賛成票が弾劾に必要となる3…
就活一番人気はハイテクーイスラエルから
地球だより イスラエルではハイテク産業が発展しているので、友人や知人にはハイテク関連の会社に勤めている人が多い。話を聞くと、どの会社にも社員が仕事の合間にリフレッシュできる機会が必ず用意されている。 日常で言えば、カ…
イエメンで攻勢強めるフーシ派 米大使館職員拘束
内戦が続くイエメンの首都サヌアにある米大使館で、反政府武装組織フーシ派が侵入し、大使館職員が拘束される事件が起きた。バイデン米政権のレンダーキング・イエメン担当特使が8日にイエメンの暫定首都アデンを初めて訪問してから数…
【社説】米中首脳会談 台湾の現状維持し対中抑止を
米国のバイデン大統領と中国の習近平国家主席による米中首脳会談がオンライン形式で行われ、米中対立が偶発的衝突に至る危機を回避するため対話を継続する方向だ。しかし習氏は台湾統一実現を主張しており、対話が緊張緩和を演出するだ…
ウズベクが積極関与 ーアフガン情勢
中央アジアから見る アフガン情勢(下) 中央アジアコーカサス研究所長 田中哲二 ウズベキスタンは、2016年ごろからアフガンに影響力のある中国・ロシア・インド・パキスタン、それにアフガンと国境を接するタジキスタン、トル…
空想的観念論の「社説余滴」、中国報道を反省する歴史決議が必要な朝日
習批判で各紙足並み 中国共産党が中央委員会総会で「歴史決議」を採択した直後に中国を訪ねた。と言っても先週の話ではなく40年前の1981年のことだ。「百万ドルの夜景」とうたわれた香港から空路で上海に入った。空港は原っぱも…
アルハラ減れど酒席減らぬ? 韓国から
地球だより 新型コロナウイルスの感染防止に向けたワクチン接種率が高くなってきたことを受け、韓国でも政府が音頭を取り、ウィズ・コロナ時代に見合う日常を取り戻そうという動きが出始めている。まずは飲食店などの営業時間や利用客…