国際 rss

米中朝が無視する文大統領

 今回、トランプ米大統領の日本訪問は、日米同盟を強化して東アジアの地域安保と平和をより堅固にする契機となった。トランプ氏は訪日期間中、安倍晋三首相と毎日のように食事を共にしながら強い同盟関係をアピールした。  日本は中国…

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欧州議会選挙、統合維持し台頭勢力と調整を

 欧州連合(EU)の欧州議会選挙が行われ、中道右派・左派の主流2会派の議席が初めて過半数を割り込んだ。  しかし、親EU派は依然、各派合わせて多数を占めていることから、伸長したEU懐疑派の主張も問題提起として統合維持に向…

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ゴルファー比率と経済 米人種間格差が縮まらない

 先月、ゴルフの祭典、マスターズ・トーナメントで14年ぶり5度目の優勝をしたタイガー・ウッズ選手は今月、トランプ大統領から民間人への最高の勲章を授与された。米フォーブス誌の「’18年の米国で最も裕福なセレブ」…

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独社民党が大敗、政権も危機―欧州議会選

大連立解消の観測も  欧州連合(EU)加盟国28カ国で26日まで行われた欧州議会選挙で、これまで過半数を占めてきた「欧州人民党」(EPP)と「欧州社会・進歩連盟」(S&D)の2会派は議席を大きく減らし、欧州懐疑派、ポピュ…

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能力ベースの新移民政策 Immigrants with merit

 トランプ大統領は先週、国境を、中に入りたいと叫ぶ群衆のための単なるスピードバンプ(減速帯)にしてしまった危機を解決するための青写真を、ローズガーデンで提示した。「われわれの提案は、米国人支持、移民支持、そして労働者支持…

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尊厳死か延命治療か

地球だより  フランス北部ランスで10年間生命維持装置につながれている植物状態のバンサン・ランベールさん(42)は最近、一度延命治療が中止され、数日で人生を終えるはずだった。しかし、パリの裁判所の命令で治療が再開され、元…

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独カトリック教会で初の女性ストライキ

 ドイツのローマ・カトリック教会で「マリア2・0」運動と呼ばれるグループが5月11日から1週間、女性たちにも聖職の道を開くことを要求して「教会ストライキ」を行った。カトリック教会で女性信者たちによるストは初めてで、大きな…

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米中貿易戦争、団結する米国

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 強硬姿勢貫くトランプ氏 議会・諜報機関・軍と思惑一致  アメリカの対外政策を読み解くのは簡単ではない。「アメリカ」とは政権なのか、大統領なのか、議会、共和党か民主…

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米メディアがトランプ氏への厚遇ぶり報道

「ほぼ観光客」「伝統衝撃与えた」  米メディアは26日、国賓として来日したトランプ大統領に対する日本側の厚遇ぶりを大きく報道。トランプ氏がこれにどう振る舞ったかにも注目した。  米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、トラン…

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国民の声聞かない民主党

アメリカ保守論壇 M・ティーセン 弾劾手続き反対多数 長引く調査にうんざり  米国民はワシントンに明確なメッセージを送っている。トランプ大統領への調査にはもううんざりで、弾劾などしてほしくない。しかし、民主党はその国民の…

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米民主党の大統領弾劾論、世論と乖離

難しい舵取りのペロシ氏  トランプ米大統領がロシア疑惑をめぐる調査を拒否していることについて、野党民主党の一部で弾劾論が高まっているが、世論の支持は十分に得られていない。こうした中、性急に弾劾の手続きを開始すれば、かえっ…

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ウイグルは国連でなく米国と交渉を

日本ウイグル協会の学習会 戦争学研究家 上岡龍次氏が講演  中国政府によるウイグル人への弾圧問題について、日本ウイグル協会(イリハム・マハムティ代表)は25日、戦争学研究家の上岡龍次氏を招いた学習会を都内で開いた。上岡氏…

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英首相辞意、EU離脱で問われる国家理性

 メイ英首相が欧州連合(EU)離脱をめぐる混迷の責任を取り辞意を表明した。7月までに後継首相が決まる。  この問題では、2016年6月に国民投票でEU離脱が決まって以降も、国民の分断は深まっており、誰が後継となっても困難…

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スリランカの「ガマダ」に学ぼう

エルドリッヂ研究所代表 政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 官民協力し地域活性化 若者のエネルギーと知性活用  復活祭祝日の4月21日、スリランカの国際ホテルや複数の教会で起きた恐ろしいテロ事件に世界は震撼(しんかん…

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大学卒業式のスピーチ、今年は政治バランスが取れる Graduation speakers more politically balanced this year

 トランプ米大統領と政権の閣僚たちは、今年の大学卒業式のスピーチにほとんど呼ばれていない。ただ、卒業式の講演者は例年、リベラル派と保守派のバランスが一方的に偏っていたが、今年はいつもよりバランスが取れているようだ。  ト…

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ビル・ガーツ氏

新START延長交渉、中露の核増強に懸念

 中国の核戦力増強への懸念が高まり、ロシアによる新戦略兵器削減条約(新START)違反の可能性が指摘される中、トランプ政権はこの条約を延長するかどうかの検討を進めている。  トンプソン米国務次官(軍備管理・国際安全保障担…

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復活の第2艦隊、軍事演習でロシア牽制へ U.S. Navy sends message to Russia with 2nd Fleet’s Baltic Operations

 伝統と歴史を持つ米海軍第2艦隊は、着実に強まるロシアの攻勢に対抗するために、復活してから半年足らずで、北大西洋で最初の本格的任務に就く。  海軍指揮官らによると、この任務は欧州同盟国との大規模演習であり、同盟国間の「イ…

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悪徳タクシーをユーチューブ公開

地球だより  マニラを訪れる観光客にとって最初の難関は、空港で外国人を待ち受ける悪徳タクシーだろう。このほど外国人カップルがその恐怖体験を公開し、空港当局が対策に追われる結果となった。  被害者は旅行をテーマにしたユーチ…

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オーストラリア総選挙、予想覆した対中警戒心

モリソン首相が続投  オーストラリアで18日に行われた総選挙の結果は、政権与党苦戦との事前予想を覆し保守連合(自由党、国民党)が勝利し、モリソン首相の続投が決まった。保守連合を支えたのは、近年、顕著となっている豪政界や世…

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「インド太平洋戦略」対「一帯一路」

韓国紙セゲイルボ 米中関係悪化は南北対話に影響  中国と米国が尖鋭に対立し暗雲が晴れない。中米間の貿易戦争をはじめ、南シナ海、台湾などをめぐる対立が戦争を呼ぶのか、相互緩衝として働くのかの岐路に立っている。  “浮上する…

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バス準公営制

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  50、60代の壮年層にとって、田舎のバスは遠い昔のかすかな思い出だ。1970年代になっても、田舎の村には土煙が舞う非舗装道路を走るバスが唯一の交通手段だった。田舎の通学バスはいつも…

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LGBT差別禁じる「平等法案」米下院で可決

「信教自由の危機」保守派が猛反発  性的少数者(LGBT)に対する差別を禁じる「平等法案」が17日、米下院を通過した。推進派はLGBTが医療行為を拒絶されたり、不当に解雇されないように保護するものだと主張するが、その一方…

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中朝周辺で異例な軍事動向

 現代戦は武力戦争だけでなく、テロ戦、情報戦、心理戦、サイバー戦、貿易戦などさまざまである。米中貿易戦争は北朝鮮の後ろ盾、中国を屈服させ、北核問題の解決を目指す、新たな戦争の様相とも言える。  米国は基軸通貨ドルの威力に…

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