米中朝が無視する文大統領


高永喆

 今回、トランプ米大統領の日本訪問は、日米同盟を強化して東アジアの地域安保と平和をより堅固にする契機となった。トランプ氏は訪日期間中、安倍晋三首相と毎日のように食事を共にしながら強い同盟関係をアピールした。

 日本は中国の覇権主義を牽制(けんせい)するため、過去の敵だった米国との同盟関係を固めている。ベトナムも中国の覇権を牽制するため、10年間戦った米国と同盟関係を目指している。遠い強大国と同盟関係を結んで隣の強大国を牽制する「遠交近攻」と「勢力均衡」は、古今東西を問わず安保外交と平和維持の鉄則であることが分かる。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ