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功利主義はびこる日本を立て直そう
NPO法人修学院院長 久保田 信之 日本人支えた「職人気質」 「自己陶冶」こそ教育実践の目的 西洋近代との関係が深まるに伴い、一神教社会の影響が強まるに従い、多様性を基盤とした日本社会を根底から崩し始めた。新自由主義の…
仏地方選 勢いに乗る右派国民連合
来年大統領選の前哨戦 フランスでは20日と27日に統一地方選が実施される。2022年春に実施予定の次期大統領選の前哨戦といわれ、複数の世論調査で20日の第1回投票で右派・国民連合(RN)が13地域圏のうち約6地域で首位に…
中国軍 核先制不使用を放棄か、指揮管制システムを拡充
米国防大学の中国軍問題研究センターのフィリップ・ソーンダース所長は、米連邦議会の米中経済安全保障見直し委員会で、増強が進む中国の核ミサイル、爆撃機、潜水艦の指揮管制システムをめぐって証言、新システムの下で中国が、核先制…
伝統芸能の魅力
誇張美の歌舞伎 象徴美の能 日本伝統文化コーディネーター 藍川 裕さんに聞く 日本には長い歴史の中で育まれた世界に誇る文化がある。歌舞伎や能もその一つだ。日本伝統文化コーディネーターであり日本舞踊藍川流家元の藍川裕氏に…
米欧に遅れた日本経済の回復
鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫 ワクチン接種の速さで差 感染拡大中に二兎追った日本 日本と米欧の間で、コロナ禍による経済の落ち込みからの回復に、差がついてきた。 米欧の5月のPMI(購買担当者景気指数…
2年連続G7参加で韓国の地位向上
韓国紙セゲイルボ 対中牽制参加には一線引く 韓国が2年連続、経済・政治的に「先進国クラブ」と呼ばれる主要7カ国(G7)首脳会議に招待され、一定の成果を上げることによって、国力の成長を対内外に標榜(ひょうぼう)する契機と…
イスラエル連立政権発足、右派のベネット新首相
イスラエルで13日、右派、左派、中道派、アラブ系イスラム政党などの政策が異なる8政党が参加する連立政権が発足した。12年ぶりに政権が交代し、右派政党ヤミナを率いるベネット党首が新首相となった。2年後に中道政党イェシュア…
日韓首脳対話 関係改善は文氏の姿勢次第
菅義偉首相は先進7カ国首脳会議(G7サミット)が行われた英南西部コーンウォールの会場で、韓国の文在寅大統領と短いあいさつを交わした。首相就任後、対面で文氏と直接言葉を交わすのは初めてだったこともあり、高い関心を集めた。…
中国海警船4隻 尖閣沖領海侵入
国境警報 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で16日、中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は先月29日以来で、今年19回目。 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、4隻は、機関砲…
中国のWHO追放を、ポンペオ氏「再調査拒否なら」
ポンペオ前米国務長官は、中国軍と武漢ウイルス研究所(中国湖北省)との関連を指摘した国務省の1月の報告について「信頼性が高い」と強調、中国政府が新型コロナウイルスの発生源をめぐる再調査を拒否するなら世界保健機関(WHO)…
甲州弁ラジオ体操で地域づくり 山梨県甲斐市長 保坂 武氏
地方創生・少子化対策 首長は挑む 平成の大合併の後、人口を増やしている自治体がある。山梨県甲斐市だ。県内北西部の3町が一つになり、地域性を活かしつつ、「甲州弁ラジオ体操」などで地域コミュニティーづくりを行い、産院を誘致…
首里城の火災は指定管理者の美ら島財団の責任
首里城(沖縄県那覇市)火災に関し、正殿など建築物6棟の全焼を招いたのは、沖縄県から指定された管理者の責任だ――。県民9人はこのほど、1億4700万円の損害賠償を財団に請求することを県側に勧告するよう求め、県監査委員に住…
ふたつの「ジェノサイド」 米は「ウイグル」に集中を
文明論考家、元駐バチカン大使 上野 景文 「第三世界」取り込む度量期待 さる4月24日は、オスマン帝国によるアルメニア人大量虐殺から106年目の記念日であった。同日、バイデン米大統領は、あのような「ジェノサイド(集団…
ウィーン住みやすさ12位に転落ーオーストリアから
地球だより 英誌エコノミストが9日公表した最新「世界の住みやすい都市」ランキングによると、これまで2年連続トップだったウィーンが12位に転落してしまった。 そのニュースが流れると、ウィーンでは落胆する声が聞かれた。特…
南米サッカーの祭典が開幕、選手らから陽性者続出
南米大陸10カ国の代表が集まるサッカーの祭典「コパ・アメリカ2021」が13日にブラジルで開幕した。7月10日に決勝戦が行われる。 開幕戦となったマットグロッソ州クイアバ市の「パンタナール競技場」では、ブラジル代表と…
イスラエル連立政権発足
ネタニヤフ氏が退陣 新首相に右派ベネット氏 イスラエル国会(定数120)は13日、野党8政党が政権樹立で合意した新連立政権に対する信任投票を行い、賛成多数で承認した。これまで連続12年、歴代最長の通算15年首相を務めた…
対中政策の見直し進むEU、G7で明らかに
独で強まる中国への不信感 米国と距離を置くフランス 先進7カ国首脳会議(G7サミット)で対中包囲網構築を目指すバイデン米政権に対して、フランスやドイツは慎重な構えを見せた。欧州連合(EU)が推進する中国との投資協定、ド…
中国対抗策、具体化が課題
G7サミット ウイグル問題では後退 13日に閉幕した先進7カ国首脳会議(G7サミット)は、首脳宣言で、「台湾海峡」に初めて言及するなど、幅広い分野で中国を牽制(けんせい)した。ただ、具体的な措置は乏しく、覇権主義的な行…
英米主導で民主諸国団結示す
東洋大学現代社会総合研究所研究員・西川 佳秀 今月11日から13日にかけて、英南西部コーンウォールで先進7カ国首脳会議(G7サミット)が開催された。欧州連合(EU)からの離脱を機に、世界国家としての存在感を示そうとする…
G7サミット 自由陣営の対中結束を歓迎
先進7カ国首脳会議(G7サミット)が英国で開かれ、採択した首脳宣言では覇権主義的な行動を強める中国と対峙(たいじ)する姿勢を鮮明にした。自由主義陣営のG7が結束して共産党一党独裁体制の中国に厳しい態度を示したことを歓迎…
中国 生物兵器開発で流出濃厚、前米国務省調査責任者が明言 本紙単独インタビュー
トランプ前米政権の国務省で新型コロナウイルスの発生源を調査するタスクフォースを率いたデービッド・アッシャー氏はこのほど、世界日報の単独インタビューに応じ、新型コロナは中国・武漢ウイルス研究所(WIV)から流出したことを…
オンライン授業の現状と課題などを語り合う
「ROJE関東教育フォーラム」開催 変わりゆく時代 変わりゆく大学~問い直そう!大学の役割~(1) NPO法人日本教育再興連盟主催の「ROJE関東教育フォーラム」が5月15日、YouTube上でZoomを使った形式で開…
北海道に活力を、地域の課題解決に高校生が挑戦
人口減少が進む北海道。そんな地域に活力を与えようと高校生が自ら地域の課題を探求し自治体や産業界と連携して解決を目指す北海道CLASSプロジェクトが今年度からスタートする。北海道教育委員会が打ち出した地域の特性を生かした…