中国海警船4隻 尖閣沖領海侵入


国境警報

 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で16日、中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は先月29日以来で、今年19回目。

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、4隻は、機関砲らしきものを搭載した「海警2203」と、「海警1302」「海警2301」「海警6304」で、午前10時15~30分ごろ、南小島の南で領海に侵入。約1時間半にわたり、領海を航行し、午前11時40分~正午にかけて領海を出た。

 午後3時現在、4隻は領海外側の接続水域にとどまっており、海保は引き続き警戒監視を続けている。

(沖縄支局)