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「敵基地攻撃能力」が暴発諫める

弾道ミサイルの脅威 日米の防空戦略を問う(4) 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏 北朝鮮や中国の弾道ミサイルの脅威が強調され、これを日本は迎撃可能か否かに焦点が当てられがちだが、軍事的野心をくじく方策はどのように考える…

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反米・親中露発言への懸念

ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権 (下)  南シナ海の領土領海問題をめぐる中国と他の沿岸国との対立において、反中国の急先鋒(せんぽう)を務めてきたフィリピンだが、ドゥテルテ大統領の反米姿勢が浮き彫りとな…

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中国の飽和攻撃封じる統合防空

弾道ミサイルの脅威 日米の防空戦略を問う(3) 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏 中国のミサイル戦力をどう分析しているか。  これは北朝鮮の比ではない。まず、発射母体がたくさんある。ミサイル自体も、対地・対艦戦術ミサイ…

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北方領土叫ぶ「自由民主」 ロシアの暴挙との認識を

北方領土叫ぶ「自由民主」 ロシアの暴挙との認識を

冷戦後に期待し、萎えた怒り  自民党の機関紙「自由民主」(9・6)の1面は「北方領土返還に向け粘り強く外交交渉を」のタイトルで佐藤正久参院議員のインタビューを掲載している。同党は9月3日を「ロシアの北方領土不法占拠に抗議…

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天皇陛下が稲刈りされる

 天皇陛下は21日午後、皇居内の生物学研究所脇にある水田で恒例の稲刈りをされた。  長袖の開襟シャツにズボン、長靴姿の陛下は、右手に持った鎌で、5月に自ら植えたもち米のマンゲツモチ計50株をしゃがんで丁寧に刈り取られた。…

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追い詰められるIS、アフガンなどでは支配地域拡大

 イラクとシリアの国境を無視したカリフ制イスラム国家の創建を意図し、残忍な処刑で、全世界を震撼(しんかん)させた過激派組織「イスラム国」(IS)は、米主導の有志連合軍や露支援のシリア政府軍、イランが背後のイスラム教シーア…

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中国の“パワハラ”で国論分裂 韓・台、「同病相憐」の境遇に

韓国紙セゲイルボ  台湾と韓国は政治的な問題によって中国人観光客減少に悩む同病相憐の境遇にある。  17日、中国当局の招請で、葉惠青台湾新北市副市長をはじめとして8市・県の首長が訪中した。中国国慶節(10月1日)連休を控…

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外交に支障来す暴言癖

ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権 (中)  フィリピン国内では高い信頼を得ているドゥテルテ大統領だが、それとは対照的に、米国を中心とした国際社会では強い非難を集める結果となっている。その原因は、ドゥテル…

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「イージス陸上型」が有効

弾道ミサイルの脅威 日米の防空戦略を問う(2) 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏に聞く 日本にとっては「ノドン」が主要な脅威だが、これに対する日本の防衛態勢は。  ノドンは射程1300㌔の準中距離弾道ミサイル(MRBM…

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ドゥテルテ大統領就任から3カ月、強権発動し公約遂行

ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権 (上)  圧倒的な国民の支持を得て6月30日に就任したフィリピンのドゥテルテ大統領。麻薬蔓延(まんえん)のフィリピンで間もなく政権3カ月を迎える。国内での高い人気とは裏…

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北の誤発射、専門家懸念

弾道ミサイルの脅威 日米の防空戦略を問う(1) 実戦配備へ新段階に 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏に聞く  異常ともいえるハイペースで核・ミサイル実験を繰り返す北朝鮮。「中華民族の夢」実現のよりどころを核戦力に求める…

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福岡高裁那覇支部「埋め立ては公益上必要」

福岡高裁那覇支部「埋め立ては公益上必要」

辺野古移設訴訟は国が全面勝訴、普天間被害・沖縄の負担軽減  米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(宜野湾)市)のキャンプ・シュワブ沖(名護市辺野古(へのこ))移設をめぐり、翁長(おなが)雄志(たけし)知事が辺野古沖の埋め立て承…

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医療費40兆円突破、「薬に頼り過ぎた大きなツケ」

特報’16 財政破綻の危機、高齢化で深刻化必至  国の概算医療費が昨年度、13年連続で過去最高となり初めて40兆円を突破した。高齢化の進展などで、医療費は今後さらに増大するのは必至。このままでは、医療制度の崩…

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開館50周年迎えた駐札幌大韓民国総領事館

駐札幌大韓民国総領事 韓惠進氏に聞く(上) 広がり見せる相互交流  駐札幌大韓民国総領事館は今年、開館50周年を迎える。ひと頃の韓流ブームが去り、冷風が日本と韓国の間に吹き込んでいると思いきや、北海道を訪れる韓国人観光客…

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EU、離脱の連鎖に恐々

ポピュリズムと国民投票に揺れる  英国の欧州連合(EU)離脱が国民投票で決定して以来、EU内には、離脱の連鎖が起きることへの警戒感が増している。その背景には、反EUを掲げるポピュリズム政党の台頭と、加盟各国が外交課題を国…

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トランプ氏が追い上げ、テレビ討論会が焦点に

2016米大統領選  米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が一部世論調査で民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官を逆転している。選挙戦の勝敗を左右する「スイング・ステート(揺れる州)」でもトランプ氏が追い上げてい…

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沖縄科学技術大学院大学が臨海実験施設を開所

沖縄科学技術大学院大学が臨海実験施設を開所

地域の水産業の振興・発展目指す  沖縄科学技術大学院大学(OIST)はこのほど、沖縄県恩納村のメインキャンパスに近い漁港に「マリン・サイエンス・ステーション」と呼ばれる臨海実験研究施設を開所した。同大学がキャンパス外に施…

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比ダバオの無差別爆弾テロ 麻薬組織、アブサヤフと共謀か

ドゥテルテ大統領の地元で発生 治安対策への反発が動機  フィリピン南部ダバオ市で2日夜、強力な爆発があり、これまでに15人が死亡し70人が負傷した。同市はドゥテルテ大統領の地元で、国内有数の治安が良い都市として知られてお…

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普天間移設、「政治的けじめを」 仲井真前知事が翁長氏に注文

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)のキャンプシュワブ沖(名護市辺野古)移設をめぐり、埋め立て承認を取り消した翁長雄志知事が是正指示に従わなかった問題で、翁長知事の承認取り消し処分は違法として県が敗訴したことについて、仲…

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パラグアイから眞子殿下、御帰国

 6日から11日間の日程で南米パラグアイを公式訪問していた秋篠宮殿下御夫妻の長女眞子殿下(24)は16日午後、羽田空港着の民間機で帰国された。  日本人のパラグアイ移住80周年を記念した式典でスピーチし、大統領を表敬され…

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蓮舫民進 疑問の船出、 くすぶる「二重国籍」

蓮舫民進 疑問の船出(上) 問われる党のガバナンス  「向かうべきは巨大与党だ。(政権与党として)選んでもらえる政党に立て直していく先頭に立ちたい」。15日に開催された民進党臨時大会で、白いスーツ姿の蓮舫新代表はこう強調…

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コロンビア和平合意へ導いたローマ法王

「長年の流血と痛み」訴え  コロンビアの半世紀続いた内戦が終わりを迎えようとしている。硬直化していた政府と左翼ゲリラの交渉を変える大きなきっかけの一つとなったのが、南米アルゼンチン出身のフランシスコ法王による強い「平和へ…

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4大国との首脳会談が残したもの

韓国紙セゲイルボ 米の拡張抑止再確認は成果  米・日・中・露の韓半島周辺4強大国との首脳会談が短期日に実現した。G20(主要20カ国)首脳会議などを契機に行った連続首脳会談だが、5日という短い日程の中で、東アジア全地域を…

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