対訳ワシントンタイムズ
私立高の祈祷を拒否した地裁判決を破棄 Court overturns dismissal of private school prayer case
連邦高裁は今週、フットボール選手権の試合の前にスタジアムの放送設備を通じて祈祷をすることを求めたキリスト教系高校2校の信教の自由を侵したとしてフロリダ州当局者らを訴えた裁判で、訴えを棄却した地裁判決を覆す判断を示した。…
イランの挑発的記念日 Iran’s anniversary provocation
イランには特に悪いことに対する長年の記憶―1979年のテヘランの米国大使館への襲撃と、444日間の人質危機の勃発―がある。現行の(イスラム聖職者)ムッラーによる政権は、あの騒がしかった日の40周年記念日を、米国その他、…
トランプ米大統領長男が内部告発者の名前をツイッターに投稿 Trump Jr. tweets name of individual thought to be whistleblower
トランプ米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏は6日、自分の父親が関わる弾劾調査の中心である内部告発者とみられる人物の身元をツイッターで明かした。内部告発に関する法律では、政府の不正行為を訴えた人物は匿名が守ら…
「パリ協定」後も温室ガス増加 Trump withdraws as Paris accord sputters
ホワイトハウスは、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を固めたことで、左派から激しい非難を受けているが、2015年締結のこの協定の履行が進んでいないことの方が、トランプ大統領よりも大きな問題をはらんでいる。「ク…
すすり泣きと共に終焉 It ends with a whimper
「かくして世界は終わる」「爆音と共にではなく、すすり泣きと共に」と、T.S.エリオット(1888年~1965年:英国の詩人、小説家)は『空(うつ)ろな人間』の中で書いている。第1次世界大戦後のヨーロッパ大陸を覆った絶望…
対中国で「老いぼれ」戦闘機のハイテク化を目指す米空軍 Air Force looks for high tech fixes to ‘geriatric’ fleet of fighters in race vs. China
米空軍は、21世紀の最先端戦闘機を5年以内に開発し、試験し、配備できると信じている。 その後の5年間で、これを再びやるという計画だ。 明日の技術を今日の航空機に組み込むために、米空軍は過去数十年で最大の抜本改革の一…
山火事防止へ再生エネ基準の停止を/加州共和議員 Republicans target green-energy funding to prevent California wildfires, blackouts
カリフォルニア州は気候変動問題に意欲的に取り組んでいるが、毎年発生する山火事で大量の温室効果ガスが排出され、州の気候変動対策の効果が失われている。ジェームズ・ギャラガー州議会議員はこの点を問題視している。 ギャラガー…
ジャスティン・トルドー危機を脱する Justin Trudeau sidesteps the pitfall
カナダの有権者は、どうやら、時々黒人の仮装をする指導者に甘いようである。 それは、私たちが、ジャスティン・トルドーがカナダの2期目の首相として再選されたというニュースから引き出せるほんの一つの教訓にすぎない。トルドー…
聖地への攻撃に懸念/信教の自由委員会 Holy site security concerns religious freedom panel
米国の「国際宗教の自由委員会」の委員らが23日、ワシントンで、世界中で教会や礼拝所などへの攻撃が増加していることを受けて、聖地をいかに守るかについて語った. 委員会のパネルディスカッションで参加者らは、過激派組織「イス…
司法長官、不寛容な世俗主義者を批判 Barr takes issue with intolerant secularism
ウィリアム・バー司法長官は先週末、嵐を巻き起こした――当たり前のことを述べたのであるが。インディアナ州サウスベンドのノートルダム大学で土曜日に行ったスピーチの中で、長官は、高まりつつある「過激な世俗主義」が、全米の宗教…
トランプ陣営、弾劾で再選支援するボランティアが増加 Trump campaign says impeachment is spurring more volunteers to help in reelection
トランプ陣営の関係者は15日、民主党の弾劾の取り組みにより、再選を目指すトランプ氏の選挙運動に加わるボランティアが増えていることを明らかにした。 選対関係者によると、先月、インターネット献金が急増しただけでなく、全米…
米特別代表「シリア撤収でイランが勢力を増すことはない」 Iran envoy Brian Hook says Syria troop pullout will not empower Tehran
トランプ大統領のシリア北部からの米軍撤収決定で、イランへの最大限の圧力が弱まることはない―国務省の特使が16日、上院委員会でイランとの対立に関してこう証言した。 イランは、シリアのアサド大統領を軍事的に支援してきた。…
「自由はただではない」 ‘Freedom is not free’
「自由はただではない」という言葉が一番普通に使われるのは、軍人の仕事に感謝の気持ちを伝える時だろう。そして、それは、私たち皆が享受している自由は、退役軍人や、軍隊で現在働いている人たちにリスクを負ってもらい、犠牲になっ…
ジョン・レノンの世俗的な「イマジン」とは全く異なるトランプ政権下の世界 World under Trump far different from John Lennon’s secular ‘Imagine,’ official says
米政権はトランプ大統領の下で信教の自由・表現のために取り組んでおり、米国の将来はジョン・レノンの歌「イマジン」で描かれたような世俗的なものにはならない――。トランプ政権で公民権を担当する首席弁護士の一人が8日、こう主張…
中国、香港地図アプリ販売でアップル非難 China warns Apple over ‘unwise’ support of Hong Kong protesters in wake of NBA flap
米IT大手アップルが、香港の抗議デモをめぐって、中国政府の怒りを買っている。中国主要国営メディアは、同社スマートフォンの地図アプリが、デモ隊による警察の取り締まり回避に使われていると非難した。中国共産党機関紙・人民日報…
反駁、弾劾の繰り返し Impugn, impeach and repeat
何事にも裏と表の二面があるとすれば、その両方に耳を傾ける価値がある。2016年の大統領選挙では、外国の影響が働いたという有名な物語があるが、その中の、ロシアがドナルド・トランプを助けたという話は、徹底的に調査された揚げ…
米国民の80%が学校教育で最も重要なのは読み書きの習得だと回答 80% of Americans say top priority of K-12 education should be learning to read and write
最新の全米調査によると、幼稚園から高校3年生までの生徒たちの最重要目標は、読み書きの習得であるべきだと、米国民の80%以上が回答した。 最優先事項の中で最下位近いランキングだったのは何か。大学進学だ。「リアル・クリア…
シリア内戦終盤、米政権苦境に In Syrian endgame, U.S. officials see challenge from ISIS, Bashar Assad
シリアの過激派組織「イスラム国」(IS)を殲滅(せんめつ)するには、米国と同盟国が今以上に圧力をかける必要があり、アサド政権は依然、民間人に対して化学兵器を使用している。トランプ政権高官が2日、警告した。国務省のシリア…
弾劾を利用する政治は危険だ Perilous politics of impeachment
水曜日に公表されたトランプ大統領のウクライナのウォロドミル・ゼレンスキー大統領との通話記録は、それが公表される前に湧き上がったヒステリー状態を完全には支持するものではない。軍事支援の見返りの話はなく、司法省は、通話の中…
フェンタニル取り締まりの約束に違反する中国 Chinese renege on fentanyl crackdown
危険な麻薬フェンタニルの中国から米国への流入が急増している。トランプ米大統領が中国に貿易戦争を仕掛け、習近平国家主席がその不法取引を取り締まると約束したにもかかわらずだ。 米税関・国境警備局(CBP)の捜査官は今年、…
アーリントン墓地で埋葬基準を厳格化か Stricter eligibility proposed for Arlington National Cemetery
陸軍は、米国人の英雄を、今後も150年間にわたってアーリントン国立墓地に埋葬できるようにするための措置を講じる。軍の墓地への埋葬の適格性の基準を厳格化する。 ライアン・マッカーシー陸軍次官は25日、書面で「アーリント…
憎悪犯罪に対する偏見 The bias of hate crimes
ワシントンD.C.全区選挙区選出の連邦下院議員、エレノア・ホルムズ・ノートン女史は、ワシントンD.C.の連邦検察官側の、いわゆる「憎悪犯罪」に対する関心の欠如、追及の不足と彼女が主張している事態に不安を感じている。 …
アリゾナ州最高裁、同性結婚式めぐる争いで企業の訴え認める判決 Arizona Supreme Court rules in favor of business in same-sex wedding dispute
アリゾナ州最高裁は16日、州が2人のアーティストに同性結婚式の特注招待状の制作を強制することはできないとの判決を下した。強制は2人の憲法上の権利に反するとの見解を示した。 同州最高裁は4対3で下した判決で、特注結婚式…