窪田 伸雄 rss

次官セクハラで野党議員のミー・トゥーに苦言出た「報道プライム」

◆釈然としないテレ朝  福田淳一財務省事務次官が18日、週刊新潮(12日発売)で報道されたセクハラ疑惑を否定しつつ辞任を表明すると、日付をまたぐ19日午前零時にテレビ朝日が記者会見を開き、女性記者に福田氏からセクハラがあ…

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IR法案のカジノ論議 本場の対策「公明」が紹介

IR法案のカジノ論議 本場の対策「公明」が紹介

「自由民主」大阪に強い関心  カジノを含む統合型リゾート(IR)の開業が日程に上りつつある。自民党はIR実施法案を17日に了承。公明党は慎重意見から同日了承を見送ったが、法案は近く国会に提出される見込みだ。将来、2兆円産…

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「民進」に「新しい党」 辛くも新党協議立ち上げ

延々と続けた党内論議  民進党の機関紙「民進プレス」は、昨秋の衆院選後の党内論議に明け暮れる同党を反映した紙面になっている。通常ならば政党機関紙は公約した政策の追求や、野党であれば政権を窮地に追い込む論戦、運動などを前面…

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佐川氏証人喚問に大山鳴動してネズミ一匹の政治ショーと化す各局

◆思惑絡む政治家出演  年度末にかけて報道番組を騒がせた学校法人「森友学園」との国有地取引に関する財務省の決裁文書の書き換え問題で、佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問が3月27日に衆参両院で行われた。  毎度のことながら大山…

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「赤旗」に載る社民党大会 参院統一候補目論む共産

共闘呼び掛けに手近な社民  「参院選へ候補者一本化/社民党大会 5野党党首が足並み」。大きな見出しで共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(2・25)が、社民党大会の記事を1面カタで報じた。  また、同大会での志位和夫委員長の「…

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変化する党「民進」が解説 地方議員参画、「友党」連携

“新体制”まで弥縫策で維持  民進党の分かりにくさは所属議員・党員、サポーターにとってもそうなのだろう。同党機関紙「民進プレス」(3・16)は2~3面に「党はどう変わる!?/大会決定事項を受けて変化する党」を特集した。桜…

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JOC要望聴取「自由民主」 試される「スポーツ立国」

JOC要望聴取「自由民主」 試される「スポーツ立国」

平昌後もメダルの伸びしろ  平昌冬季五輪の次は「北京五輪で過去最多の金メダル数を獲得することを目標」とする日本オリンピック委員会(JOC)は、新たな冬季競技用ナショナルトレーニングセンター(NTC)の整備を自民党に要望し…

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商業化など五輪テーマの収録に「憲法改正」の発言が出る「サンモニ」

◆朝日委員の妙な談話  日本選手が活躍した平昌冬季五輪の期間、テレビ番組もにぎやかな時間が続いた。金4、銀5、銅4のメダル13個は過去最多で、お茶の間の歓声も今までにない盛り上がりだったことだろう。  その中で、大会最終…

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「公明」に外交戦略、中韓とのパイプ役を強調

慎重を要する対中傾斜  公明党の機関誌「公明」3月号は特集「日本の外交戦略と積極的平和主義」を載せた。巻頭で「中韓とのパイプを生かし世界の平和と安定に貢献」と題し、山口那津男代表がインタビューに答えている。 「日本の外交…

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名護市長選と「赤旗」、米軍機事故などで必勝態勢

自公の選挙対策に歯ぎしり  「稲嶺ススム市長必勝へ6党が勢ぞろい」(見出し)。共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(1・28)は、沖縄県名護市の市長選で3選に挑んだ稲嶺進市長の街頭演説(同27日)に「日本共産党、立憲民主、民進…

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名護市長選の自・公機関

知事選にらむ「自由民主」、「オール沖縄」の軸足くじく

名護市長選の自・公機関紙  「激戦を制し知事選へ弾み」―自民党機関紙「自由民主」(2・13)は1面トップに公明、日本維新の会とともに推薦した渡具知武豊氏の名護市長選当選を受け、さっそく沖縄県知事選に向ける見出しを立てた。…

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朝から同性愛者の子づくり手段を扱うNHK「けさクロ」のグロテスク

◆適当な放送時間帯か  朝は出勤前、登校前の親と子供たちが朝食を取り、部屋にはテレビがついているのが、家庭の日常的な光景だ。そのような時間帯に7日のNHKニュース「おはよう日本」の「けさのクローズアップ」(けさクロ・7時…

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日中協力説く「公」「自」紙、「一帯一路」に慎重であれ

日中協力説く「公」「自」紙、「一帯一路」に慎重であれ

尖閣狙う中国利する恐れ  尖閣接続水域内に潜水艦。中国軍艦も進入――。尖閣諸島をめぐって11日に新たな衝撃が走った。政府は12日、中国の「商」級攻撃型原潜であることを確認し、「新たな形での一方的な現状変更」だと中国側に抗…

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立憲民主の新年挨拶回り、労組など新年会をはしご

左翼系団体の基軸政党に  「右でもなく左でもなく前へ進む」と立憲民主党の枝野幸男代表は中道をアピールした。「新しい選択肢を掲げたい。一緒に進んでほしい」と衆院選最後の訴えをした昨年10月21日、地元さいたま市でのことだ。…

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「赤旗」に民進議員名簿、希望との会派協議に息巻く

応援記事が一転さらし者  民進党と希望の党の統一会派に向けた協議が大詰めを迎えた15日、一昨年の参院選での「民共共闘」、昨年の衆院選での「市民と野党の共闘」を進めた共産党の小池晃書記局長が記者会見し、これら共闘で当選した…

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訪日外国人客が見いだす「日本」の良さや潜在性を伝えた新春「新報道」

◆SNSが変える流れ  驚きの瞬間や笑える一発芸、干支(えと)の戌(いぬ)年にちなんだ愛犬のかわいい仕草など、お茶の間で視聴するテレビでもネット上にあるような投稿動画の映像が目立つ。ネット時代は情報の流れをいろいろと変え…

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「赤旗」で3中総報告 共闘と比例票の二兎追う

立憲民主躍進の影に共産?  日本共産党は衆院選挙を総括する第3回中央委員会総会(3中総)を2~3日に開き、志位和夫委員長による幹部会報告、結語などを同党機関紙「しんぶん赤旗」3日付、4日付に掲載した。  主見出しは「共闘…

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総選挙後の「社会民主」 合流待望?立憲に秋波

政党要件を割った得票率  旧社会党を継承した伝統政党ながら、社民党は政党要件の確保が微妙になった。10月に行われた衆院選の比例区得票率は1・69%で、政党要件の2%を割った。もう一つの要件は国会議員数5人以上だが、2議席…

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エルサレム首都認定のトランプ米大統領に苦言であふれた「サンモニ」

◆テロ増大懸念する声  トランプ米大統領が6日に発表したイスラエルの首都エルサレムの承認に、国際社会は騒然とした。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の世界3大一神教の聖地が存在するエルサレムをめぐって、まさに歴史を通した争…

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「公明」の衆院選分析 6議席減に「力量不足」

小池都知事に手のひら返し  公明党は衆院選で35議席から29議席へ6議席減らした。この後退は敗北といえる。しかし、機関誌「公明」12月号で選挙結果を扱った「第48回衆院選の結果分析/8小選挙区で激戦突破。比例代表は新人2…

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「自由民主」の衆院選検証 ポピュリズム煽るTVに警鐘

政局報道で立憲に票が集中  衆院選後の自民党の機関紙「自由民主」は、選挙結果を受けた「第48回総選挙分析と検証」を国際医療福祉大学医学部総合教育センター教授の川上和久氏に委ね、11月7日号と同14日号で上・下の連載をした…

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「赤旗」のロシア革命百年 レーニン時代を未だ美化

「赤旗」のロシア革命百年 レーニン時代を未だ美化

一党制含めスターリン批判  日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は、1917年のロシア革命(10月革命)から100年となる11月7日付で、「ロシア革命100年と社会主義を考える」と題する特集を4面~5面にわたり掲載した。 …

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北朝鮮情勢の緊張に日本の行動求めた「新報道2001」の米専門家

◆割れる衝突の可能性  トランプ米大統領のアジア歴訪を控え、先週10月29日の報道番組は、衆院選後の与野党動向とともに、同大統領歴訪の際に重要テーマとなる北朝鮮の核ミサイル開発問題に焦点を当てた。  北朝鮮は9月まで各種…

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