早川 俊行
トランプ次期大統領、教員組合に宣戦布告
教育長官に改革の「闘士」 トランプ次期米大統領が密(ひそ)かに意欲を燃やすのが教育改革だ。改革に抵抗する教員組合にはかねて批判的で、教育長官には「スクールチョイス(学校選択)」を推進する活動に取り組み、教員組合と全面対…
米社会の「保守回帰」に期待感
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(7) 米連邦最高裁判所は昨年、同性婚を全米で認める判決を下すなど、米国内の社会問題に絶大な影響力を持つ。連邦判事は終身制で、いったん就任すれば、その判事の価値観は20~3…
バリューボーターの「復権」
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(6) 81%――。これは米大統領選で白人福音派キリスト教徒が共和党のドナルド・トランプ氏に投票した割合だ。この数字は、過去3回の同党大統領候補ミット・ロムニー、ジョン・マ…
リベラルメディアの敗北
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(5) 今回の米大統領選が衝撃をもたらしたのは、大手メディアの事前予想を完全に覆したからだ。共和党ドナルド・トランプ氏の勝利を予想した大手メディアは皆無で、ニューヨーク・タ…
「新孤立主義」と「力」の信奉
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(1) 次期米大統領に共和党のドナルド・トランプ氏が選ばれた衝撃に全世界が揺れている。「トランプ時代」の米国と世界の行方を展望する。(ワシントン・早川俊行) 「アメリカ・…
「リベラル革命」の継承阻止
「まさか」が現実になり、全世界に衝撃を与えている。過激な発言を繰り返す共和党のドナルド・トランプ氏が、米国の舵(かじ)取りを担うことに不安を抱かない人はほとんどいないだろう。だが、米国民がトランプ氏を選んだ意味を冷静に…
私用メール問題、クリントン氏に隠蔽疑惑
2016米大統領選 「闇」に迫るFBI再捜査 米大統領選で独走状態にあった民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官が、私用メール問題に対する連邦捜査局(FBI)の捜査再開をきっかけに、共和党候補ドナルド・トランプ氏に猛…
米で薄れる社会主義への抵抗感
インタビューfocus 「共産主義犠牲者追悼財団」事務局長 マリオン・スミス氏 歴史知らぬミレニアル世代 共産主義の残虐な歴史を後世に伝える活動を行っている米非営利組織「共産主義犠牲者追悼財団」が最近実施した世論調査で…
米国民の26%「ブッシュ氏はスターリンより人殺し」
薄れる共産主義への知識と警戒感 米国民の4人に1人は、旧ソ連の独裁者スターリンよりもブッシュ前米大統領の下で、より多くの人が殺されたと信じている――。米国で最近実施された世論調査で、こんな驚くべき結果が明らかになった。…
クリントン氏優勢で最終盤へ
2016米大統領選 トランプ氏、逆転の望み薄く 19日に開催された米大統領選の最後の直接対決、第3回テレビ討論会は、瀬戸際に立つ共和党候補ドナルド・トランプ氏がどこまで挽回できるかが最大の焦点だった。3回の討論会の中で…
福音派、クリントン氏に強い反感
インタビューfocus 米大統領選、どう動く宗教票 米ピュー・リサーチ・センター上級研究員 ジェシカ・マルチネス氏 米大統領選で「宗教票」の動向は選挙結果を左右する重要な要素だ。米調査機関ピュー・リサーチ・センターのジ…
米大統領選の意味、世界的思想戦の潮流を左右
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(17) 今回の米大統領選では「LGBT(性的少数者)外交」の是非は争点になっていない。そもそも、ほとんどの有権者は、オバマ政権が国内だけでなく海外でもLGBTアジェンダ…
暴走する国連、国際法無視して同性婚推奨
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(16) 昨年6月の米連邦最高裁判決で同性婚が全米で合法化されるが、これを絶賛したのが潘基文国連事務総長だ。潘氏は「(同性愛)カップルの法的認知を否定することで差別の扉が…
「国益に寄与」は本当か、世界各地で反米感情を煽る
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(15) 米ホワイトハウスが2014年6月に初開催した「国際LGBT(性的少数者)人権フォーラム」で基調講演したスーザン・ライス国家安全保障担当大統領補佐官は、LGBTの…
米大統領の「深い情熱」
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(14) 現代の公民権運動と見なす ブッシュ、オバマ両米政権で国防長官を務めたロバート・ゲーツ氏は、回顧録「責務」で、イラク・アフガニスタン戦争に勝利することに関心が薄い…
同性愛禁止は人権侵害か
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(13) 人間の「行為」は平等に非ず 2011年12月、スイス・ジュネーブで演説したヒラリー・クリントン米国務長官(当時)はこう主張した。「我々は自分自身に尋ねてみる必要…
クリントン演説、「暴力阻止」を名分に圧力
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(12) 「ゲイライツは人権だ。人権はゲイライツだ」――。2011年12月、当時の米国務長官ヒラリー・クリントン氏は、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で行った演説でこう訴…
国務省・USAID 各国の活動家に資金提供
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(11) 2011年12月6日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部。「世界人権デー」に合わせて演説した当時の米国務長官ヒラリー・クリントン氏はこう強調した。 「オバマ政権…
同性愛合法化を要求
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(10) 堤防決壊のごとく権利拡大 オバマ米大統領は2011年に発表した「LGBT(性的少数者)人権促進国際イニシアチブ」で、同性愛行為を犯罪とする、いわゆるソドミー法撤…
米大統領の覚書、総力挙げた取り組みを指示
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(9) オバマ米政権は発足以来、同性愛者ら性的少数者(LGBT)の国際的な権利向上に積極的だが、政府の総力を挙げて取り組む方針を明確に示したのが、オバマ大統領が2011年…
「ゲイの楽園」目指す米大使
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(8) ドミニカ共和国(下) オバマ米政権がカリブ海のカトリック教国、ドミニカ共和国に送った同性愛大使ジェームズ・ブルースター氏は、国外追放を求める宗教界の激しい反発にも…
「米大使を国外追放せよ」
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(7) ドミニカ共和国(上) 性的少数者(LGBT)の権利向上を外交の「優先課題」に位置付けるオバマ米政権は、これまで7人の同性愛者を大使に起用している。この中で、任地国…
同性愛よりテロ対策が急務
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(6) ナイジェリア 黒い帽子を深くかぶってうつむいていたため、表情は分からなかったが、時折、指で涙をぬぐうしぐさを見せた。そして、声を絞りだすように訴えた。 「国際社…