早川 俊行 rss

同盟国に平等な負担求める ヘンリー・ナウ氏

「米国第一」を問う トランプを動かす世界観(3) 米ジョージ・ワシントン大学教授 ヘンリー・ナウ氏(上) トランプ米大統領の「米国第一」は、日本を含む同盟国に大きな衝撃を与えた。  第2次世界大戦後に米国が築いた民主主義…

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超国家機構から主権を防衛 ジョン・フォンテ氏

「米国第一」を問う トランプを動かす世界観(2) 米ハドソン研究所上級研究員 ジョン・フォンテ氏(下) トランプ米大統領は「国家主権」の重要性を強調することが多い。なぜ今、国家主権なのか。  主権とは、物事を決定するのは…

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「米国第一」を問う、敵対的多文化主義を拒否 ジョン・フォンテ氏

「米国第一」を問う トランプを動かす世界観(1) 米ハドソン研究所上級研究員 ジョン・フォンテ氏(上)  トランプ米大統領が掲げる「アメリカ・ファースト(米国第一)」が、世界を揺さぶり続けている。トランプ氏が目指す内政・…

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4月末を過ぎたら手遅れに、「断油」が北を止める最後の道

どう見る北の脅威 米戦略国際問題研究所上級アソシエイト ラリー・ニクシュ氏(下) 北朝鮮の核・ミサイル開発を止める方法はあるか。  トランプ米政権がやらなければならないのは、石油の全面禁輸だ。石油の全面禁輸だけが、金正恩…

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核搭載ICBM完成なら米で「融和論」広がる恐れ

どう見る北の脅威 米戦略国際問題研究所上級アソシエイト ラリー・ニクシュ氏(中) 米国が対北軍事攻撃に踏み切る可能性は。  極めて低い。トランプ大統領が軍事攻撃の可能性を示唆するのは、中国を心配させて北朝鮮に圧力をかけさ…

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どう見る北の脅威、今年後半に国連制裁崩壊も ラリー・ニクシュ氏

どう見る北の脅威 米戦略国際問題研究所上級アソシエイト ラリー・ニクシュ氏(上) 五輪を韓国誘導に利用 米韓軍事演習中止を要求か 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が妹の与正氏を平昌冬季五輪に派遣した狙いは。  北朝鮮は韓国…

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トランプ氏はレーガン氏以来一番の反共大統領 マリオン・スミス氏

共産主義犠牲者追悼財団事務局長 マリオン・スミス氏  共産主義の残虐な歴史を後世に伝える活動を行う米非営利組織「共産主義犠牲者追悼財団」のマリオン・スミス事務局長はこのほど、世界日報のインタビューに応じ、「米国第一」主義…

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異例の演出で北朝鮮断罪

死亡学生家族と脱北者招待  トランプ米大統領は、北朝鮮で拘束され、帰国直後に死亡した米大学生の家族と、韓国に住む脱北者を一般教書演説に招待するという“演出”で、北朝鮮の残虐な政治体制を断罪した。米大統領が一般教書演説でこ…

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2020年再選の行方、最大の障害は不用意な言動

トランプのアメリカ 就任から1年(8)  今年の米最大の政治イベントは、11月6日に行われる連邦議会の中間選挙だが、それが終わると、話題は次のテーマに移る。2020年の大統領選だ。  トランプ大統領は再選を目指すのか。も…

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五輪後に再び危機モードに 北朝鮮情勢で米専門家

大気圏内核実験の可能性も  ブッシュ(子)元米政権で国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長を務めたマイケル・グリーン戦略国際問題研究所(CSIS)日本部長は23日、北朝鮮が平昌冬季五輪に参加することで対話ムードが広がっ…

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「生命の権利を守る」 米大統領がメッセージ

ワシントンで中絶反対デモ  米国の首都ワシントンで19日、人工妊娠中絶に反対するデモ行進「マーチ・フォー・ライフ」が開催され、トランプ大統領がホワイトハウスから生中継でデモを支持するメッセージを寄せた。トランプ氏はこの中…

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「米国第一」の背景、「地政学」の復活を直視

トランプのアメリカ 就任から1年(4)  トランプ米大統領が昨年12月に発表した国家安全保障戦略(NSS)には次のような一節がある。  「ライバル国に関与し、国際機関や世界貿易に組み入れることで、これら国々を良性のアクタ…

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トランプのアメリカ、明確な保守派大統領

トランプのアメリカ 就任から1年(1)  トランプ米大統領の就任から20日で1年を迎える。世界を振り回す「異端児」が担った米国の舵(かじ)取りは、何をもたらしたのか。毀誉褒貶(きよほうへん)渦巻く1年の成果と課題を総括す…

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「情報戦」で正恩氏に圧力を、対北朝鮮で米専門家

 米有力シンクタンク、ランド研究所のブルース・ベネット上級国防アナリストはこのほど、世界日報のインタビューに応じ、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、経済制裁に加え、「情報戦」で金正恩朝鮮労働党委員長に圧力をかけるべき…

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中国の「孔子学院」 欧米で広がる懸念、閉鎖の事例も

特報’17  中国が「ソフトパワー」戦略の柱として、海外の大学などに中国語や中国文化を教える「孔子学院」を猛烈な勢いで設立している。だが、欧米諸国では近年、中国共産党のプロパガンダ機関が教育現場に介入すること…

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文革時代に回帰する習主席 楊建利氏

インタビューfocus 在米中国民主化活動家 楊建利氏に聞く 民主国家日本は恐れず対峙を  米国を拠点に活動する中国民主化支援組織「公民力量」の創設者である楊建利氏(54)はこのほど、世界日報のインタビューに応じた。楊氏…

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「中国が目指すは世界覇権」 バノン氏

米大統領の元側近バノン氏 都内で講演  トランプ米政権で「影の大統領」と呼ばれたスティーブ・バノン前大統領首席戦略官・上級顧問が15日、都内で中国をテーマに講演した。ホワイトハウスから追い出された形のバノン氏だが、かつて…

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ロシア革命から100年 米大統領、共産主義犠牲者を追悼

 トランプ米大統領は7日、1917年のロシア革命から100年を受け、「全米共産主義犠牲者の日」を宣布し、1億人を超えると推定される共産主義の犠牲者を追悼した。トランプ氏は声明で、共産主義を「自由、繁栄、生命の尊厳と相いれ…

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無人機が「対北SDI」に

どう見る北の脅威 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏 北朝鮮の脅威にどう対処すべきか。  北朝鮮に核・ミサイル開発を断念させるには、圧力と対話だけでは不十分だ。北朝鮮が発射したミサイルをすべて叩(たた)き落とす能力…

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米で新構想、無人機で北朝鮮ミサイル迎撃

 北朝鮮の核・ミサイル開発が進展していることを受け、米国で無人航空機を使って北朝鮮の弾道ミサイルを破壊する構想が提案されている。北朝鮮の弾道ミサイルを発射直後の「ブースト段階」で、無人機が空対空ミサイルで迎撃するという構…

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無人機用いたミサイル防衛構想

米ハドソン研究所上級研究員 アーサー・ハーマン氏に聞く  北朝鮮の弾道ミサイルを無人航空機で迎撃する構想のメリットや今後の見通しなどについて、米シンクタンク「ハドソン研究所」のアーサー・ハーマン上級研究員に聞いた。 (聞…

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米、中国との競争を最優先

どう見る北の脅威 米戦略予算評価センター所長 トーマス・マンケン氏 北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐる米朝対立をどう見る。  北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、極めて明確な目標を持っている。それは権力の座にとどまることだ。…

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トランプ米政権、対中国政策に変化も

バノン氏辞任、協調重視派の影響力拡大か  トランプ米大統領の側近だったスティーブ・バノン大統領首席戦略官・上級顧問の辞任は、対外政策にどのような影響を及ぼすのか。「米国第一」政策の主導者が退場したことで、外交・安全保障政…

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