編集局 rss

「秋風や人翁さび媼さび」(佐藤漾人)。…

 「秋風や人翁さび媼さび」(佐藤漾人)。台風の影響か、このところ天候が目まぐるしい。ようやく秋晴れになったかと思えば、昨日の午前中は雨だった。  困るのは服装だ。天気予報では気温とともに何を着ればいいかをあらかじめ知らせ…

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性犯罪厳罰化、速やかな法改正が必要だ

 法制審議会(法相の諮問機関)は、性犯罪の罰則を強化する刑法改正要綱骨子を金田勝年法相に答申した。  要綱では強姦罪の法定刑について下限を懲役3年から5年、強姦致死傷罪も下限を懲役5年から6年に引き上げ、刑法の中で最も重…

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モスル奪還へ米イラク軍が「最後のリハーサル」 U.S., Iraqi forces in ‘final rehearsal’ for campaign to retake Mosul from Islamic State

 米国と有志同盟国の当局者らは、イラク軍の最終訓練が今月半ばまでに終わり、以前から望まれていたモスル奪還作戦実行への準備が整う。モスルは、同国第2の都市で「イスラム国」(IS)が重要拠点としている。  有志連合「不動の決…

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久しぶりに気持ちの良い秋晴れとなった昨日の…

 久しぶりに気持ちの良い秋晴れとなった昨日の東京・銀座。リオデジャネイロ五輪とパラリンピックのメダリスト87人のパレードに、祝福の80万人が詰め掛け、リオの感動・熱狂が再現された。  少しでも近くで選手たちを見ようと、早…

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特殊部隊に取り囲まれる

地球だより  皆さんはある日突然、犯罪者のように扱われたことはあるだろうか。  先日、モスクワの空の玄関・シェレメチェボ国際空港の鉄道駅近くで、筆者はそのような体験をした。ガムを買おうと思い立ったのだが、キオスク店内の通…

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9月短観、一日も早い経済対策実行を

 企業の景況感は総じて横ばい。円高の影響は業種により異なりまだら模様で、先行きは円高が重しとなり慎重姿勢を崩せない――日銀発表の9月短観から見える状況である。  金融は極端に緩んでいるのに設備投資が冴(さ)えないのは、円…

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去年の事だったが、大手スーパーの持ち帰り…

 去年の事だったが、大手スーパーの持ち帰り寿司を買って食べようとしたところ、ワサビが入っていなかった。驚いたが、ミスでも何でもなく、ある時期から「さび抜き」で販売しているとのことだった。「子供にも食べてもらおう」との発想…

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ロシア下院選、政権与党議席4分の3

低投票率、与党に追い風 投票日前倒し策が奏功  9月18日に投票が行われたロシア下院選(定数450、任期5年)は、政権与党「統一ロシア」が比例区と小選挙区を合わせ、議席の4分の3を超える343議席を獲得し圧勝した。もっと…

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ノーベル賞、今年も指をくわえて見ているだけか

韓国紙セゲイルボ  今年最初のノーベル賞が日本の科学者に決まった。スウェーデンのノーベル委員会は4日、医学生理学賞の受賞者に、細胞の自己捕食を発見した大隅良典・東京工業大学栄誉教授を選定したと発表した。これで日本は3年連…

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訪韓外国人客への対応不備、観光公社はシステム整備を

韓国紙セゲイルボ  8月初めのことだ。“事件”は漢江の潜水橋で起きた。橋を歩いて渡っていると、子供と老人、40代と見える男女の家族と行き会った。女の子が、自分を捕まえて、流暢(りゅうちょう)な英語で話しかけてきた。道に迷…

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緊急対談 北朝鮮の核・ミサイル開発と国際社会・日本の対応

急がれる日韓米防衛協力 “日本核武装カード”で激論  核・弾道ミサイル開発に拍車を掛ける北朝鮮に対し、国際社会と日本はどう対処すべきか。国際原子力機関(IAEA)理事会議長、朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)担当大使…

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中国企業に制裁、対北包囲網強化を進めよ

 国連安全保障理事会が強く非難した9月の北朝鮮による5度目の核実験を受け、米財務省は中国企業と幹部4人に制裁を科した。司法省も同社と4人を刑事訴追した。  対北制裁の「抜け穴」を許さない米国の強い姿勢を見せたことが評価さ…

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音楽や演劇の舞台で観客の注目を集めるのは…

 音楽や演劇の舞台で観客の注目を集めるのは、演じているパフォーマーだ。衣装やヘアメークの担当者は、表には出ない。だが、彼らもまた舞台を作る上で極めて重要な役割を担っている。  デザイナーの時広真吾さんは、主に舞台で使われ…

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パリ協定発効へ、日本は早期批准に努めよ

 2020年以降の地球温暖化対策の新たな国際枠組みである「パリ協定」が、11月にも発効することが確実となった。温室効果ガスの2大排出国である米中両国や、温暖化に伴う海面上昇の被害を受けやすい島嶼(とうしょ)国などの批准が…

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両大統領候補者の討論会を越えて Beyond the debates

 月曜日(26日)の夜、ドナルド・トランプとヒラリー・クリントンが、ついに、顔を突き合わせて、互いを見定めることになった時、私たちはたくさんの約束を耳にした。ドナルドと、クリントン会計(得票数計算)事務所の令夫人の両人は…

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小欄は昨日に続いて、ノーベル医学生理学賞…

 小欄は昨日に続いて、ノーベル医学生理学賞受賞者、大隅良典東京工業大栄誉教授の話題。受賞決定後の記者会見ではよくあるように、今回も「それは何に役立つのですか」との質問が出た。  それ、とは解明され受賞理由となった「オート…

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名画で蓄財するマフィア

地球だより  オランダのゴッホ美術館から盗まれ、行方が分らなくなっていたゴッホの油絵2点が、イタリア南部ナポリ近郊の家から発見された。  イタリア当局がマフィアの麻薬組織の家宅捜索中に見つけたもので、麻薬で得た不正資金を…

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大隅氏ノーベル賞、生命の本質解明した偉業

 今年のノーベル医学生理学賞の受賞者に、細胞内のたんぱく質の合成や分解に関わる「オートファジー」と呼ばれる仕組みを解明した東京工業大栄誉教授の大隅良典氏(71)が選ばれた。  日本人のノーベル賞受賞は3年連続、米国籍を取…

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保守系新聞のクリントン支持で脅迫や購読停止 Clinton endorsements by conservative newspapers spark threats, cancellations

 9月に入って、伝統的に保守的な全米の新聞の編集委員会がドナルド・トランプ氏への支持を拒否し、ヒラリークリントン氏支持を表明したが、悪意のある反発に直面している新聞もある。  シンシナティ・インクワイアラーはこれまでのほ…

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人類に恩恵をもたらした発明や発見に与えられる…

 人類に恩恵をもたらした発明や発見に与えられる最高栄誉のノーベル賞。その受賞者が発表される<ノーベル賞週間>は、今年も日本および日本人にとっては歓喜の幕開けとなったことを祝いたい。  大隅良典・東京工業大栄誉教授(71)…

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南海トラフ巨大地震にどう備えるか

矢田部龍一・愛媛大学防災情報研究センター長に聞く 東日本大震災以上の被災に  南海トラフ巨大地震はこれからの30年で70%の確率で起こるとされ、被災が予想される地域では、大地震への対策が喫緊の課題になっている。四国の土質…

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「奇跡」証明、透明化が鍵

バチカン、認定に関する新規約発表  世界に12億人以上の信者を抱える世界最大のキリスト教宗派、ローマ・カトリック教会の総本山、バチカン法王庁列聖省は先月23日、カトリック教会で福者、聖人の称号を得るために必要な「奇跡」の…

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都会を走るリス

地球だより  リスというのは動物園か深い森にまで足を延ばさないと遭遇できないものと思っていた。  ところがバンコクでは、都心でも自由気ままにリスが走り回っている。  日本のシマリスに似ているが、実は似て非なるものでフィン…

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