ミャンマー、旅は時にオチがつく


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 マンダレーから仏教遺跡として名高いバガンを目指そうとバスを探した。こうした時は、バスターミナルが近くにありそうでも、むやみやたらに歩いて探してはいけない。結構、とんでもないところからバスが出たりするからだ。言葉ができるドライバーをまず見つけ、タクシーで行くに限る。タクシードライバーは通訳であり、貴重なガイドでもある。

 タクシーはスムースにバス停に横付けした。バスと言っても12人乗りのハイエースだ。チケットは26㌦だという。距離からすると少々高いが、そんなものかと思って購入。荷物はすぐさまハイエースの屋根に縛り付けられた。


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