Date archive for 2021
アフガン選手団来日、タリバン制圧で一時絶望視
2人が出場、大会後は豪州で難民として保護される見通し 国際パラリンピック委員会(IPC)は28日、東京パラリンピックのアフガニスタン選手団(男女2人)が出場のため来日したと発表した。母国が混乱する中、2人はオーストラリ…
智弁和歌山、伝統の強打で「智弁対決」制す
「持ち味の全員野球が出せた」、ライバル校の存在で成長 伝統の強打を決勝の舞台で存分に発揮した。智弁和歌山は16安打で9得点と打線がつながり、21年ぶりの頂点にたどり着いた。系列校同士の「智弁対決」に快勝して優勝旗を手に…
「大きな挑戦だった」野口聡一さんとの一問一答
船内最年長でも第一線で活躍、新しい宇宙船にも挑戦 国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在を終えた野口聡一さん(56)との一問一答は次の通り。 ――「挑戦」をテーマに据えた3回目の飛行。最も大きかった挑戦は。 最初は…
SNSで悩み相談して、NPO法人などが呼び掛け
「一人で苦しまないで」、夏休み明けの不登校などに備える 夏休み明けに急増する不登校や自殺を防ごうと、NPO法人などがホームページ(HP)のチャット機能やインターネット交流サイト(SNS)で子供たちの相談に応じている。若…
東京オリパラを契機にバリアフリー化が進展
招致から8年、コロナで失速も、識者「さらなる法改正を」 四肢や視覚などに障害を抱えた選手が活躍を続ける東京パラリンピック。招致決定から8年がたち、国内の公共交通機関や宿泊施設のバリアフリー化には進展が見られるが、新型コ…
共生社会へ、色とりどりの2000本の傘を展示
福島市の街なか交流館で「アンブレラスカイ」のイベント 福島市の「街なか交流館」で、約2000本の傘を飾る「アンブレラスカイ」のイベントが開催されている。カラフルな傘は国籍や文化、性別、障害、宗教などの違いを超え、多様性…
注目集めるエピジェネティクス
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 体質は境遇の影響受ける 環境を借りて身体を調えよう 私たちの「体質」についての従来の考え方は、「気質」(その人の気性)と「体質」との相関性が論じられ、例えばドイツの精神医学者エル…
マクロン氏 カブールに「安全区域」を
英仏、安保理緊急会合で提起へ フランスは27日、アフガニスタンからの避難作戦を中止した一方、マクロン仏大統領は30日に開催予定の国連の緊急安全保障理事会(5カ国)で、アフガニスタンの首都カブールに人道的支援活動の継続を…
漂う乱世の匂い、自民の負け幅左右する総裁選
政界の風を読むー髙橋利行 永田町に「乱世」の匂いが漂い始めた。「大乱世」の焦げ臭さも混じる。第一幕は自民党総裁選である。宰相・菅義偉が党を牛耳る幹事長・二階俊博と組んで派閥の領袖(りょうしゅう)連を手懐け再選の地均(じ…
新学期と感染拡大、対策強化し学びの場を守れ
新型コロナウイルスの感染「第5波」の中、子供たちへの感染が広まっている。これから2学期が本格的に始まるが、感染対策を強化して子供たちの学びの場を守っていきたい。学校での感染が広まり、学級閉鎖あるいは学年閉鎖になった場合…
藤井聡太世代と羽生善治九段の違いを先輩棋士らが語った3誌
◆藤井の強さは終盤力 将棋の藤井聡太二冠(19)の大活躍で将棋ブームが続いている。週刊誌3誌が夏の恒例の合併号などに、藤井と元名人羽生善治九段(50)を比較してその強さを分析している。それが平成と令和の社会を映す「世代…
退避する群衆を巻き込んだ実に卑劣な犯行だが…
退避する群衆を巻き込んだ実に卑劣な犯行だが、それを防止できなかった米国への失望も小さくない。アフガニスタンの首都カブールの空港付近で起きた過激派組織「イスラム国」(IS)による自爆テロ。 米英は群衆が空港に近づかない…
米、報復でアフガニスタンIS系勢力に空爆
カブール空港テロの死者は180人超に、立案者殺害か 米中央軍は27日、アフガニスタン東部ナンガルハル州で、過激派組織「イスラム国」(IS)系武装勢力に対する無人機攻撃を実施したと発表した。同勢力は26日に首都カブールの…
迅速にバスを確保、大使館の緊急連絡網がカギに
韓国、アフガン人協力者とその家族390人の移送に成功 韓国は退避を希望していたアフガニスタン人協力者とその家族390人全員を26日と27日、2便に分けてアフガンから韓国に移送した。大使館の緊急連絡網を活用してスムーズに…
違法操業の外国漁船を規制へ、対策室を設置
水産庁が海上保安庁と連携、日本の漁業権を主張していく 水産庁が、日本の領海や排他的経済水域(EEZ)で許可なく操業する外国漁船などへの取り締まりを強化するため「外国漁船対策室(仮称)」を2022年度に新設することが27…
アフガン女子校、タリバン政権恐れルワンダへ
女子教育を守るため国外避難、「状況次第で帰国したい」 イスラム主義組織タリバンが権力を掌握したアフガニスタンで、同国唯一の私立全寮制女子校の生徒らが継続的に教育を受けるため、アフリカ中部ルワンダへ避難することが分かった…
首相の勇退惜しんで、「メルケル人形」を制作
「メルケルのひし形」も再現、最初の300体は既に完売 ドイツ東部ザイフェンで20日、9月に引退するメルケル首相をたたえる「メルケル人形」(高さ14センチ)が制作された。 「メルケルのひし形」と呼ばれる両手を腹部に添え…
トライアスロンの宇田秀生、粘って涙の銀メダル
「すごく幸せ」、持てる力を全て振り絞り殊勲のメダル フィニッシュラインを越えるとその場に倒れ込み、目からは涙が止めどなく流れた。トライアスロン男子(運動機能障害PTS4)の宇田秀生(NTT東日本・NTT西日本)がパラリ…
パラ卓球の36歳伊藤槙紀、うれしい銅メダル
持ち味を発揮し努力実る、次回大会もメダル獲得に意欲 卓球女子シングルス(知的障害)の伊藤槙紀(CTCひなり)が銅メダルを獲得した。メダルは前日に確定。準決勝はフランス選手に0-3で敗れたが、第3ゲームではジュースに持ち…
競泳の鈴木孝幸、冷静に追い上げ3個目のメダル
150メートル個人メドレー、最初の背泳ぎ6番手から3位 落ち着いた泳ぎで、鈴木孝幸(ゴールドウイン)が今大会3個目のメダルを首にかけた。表彰台を目標にしていた男子150メートル個人メドレー(運動機能障害SM4)で3位。…
ブランク15年の柔道・工藤博子、口説いた親友
今は「先生」、絆を深めた仲元歩美さんと2人で世界へ 親友に口説かれ、15年ぶりに袖を通した柔道着。視覚障害者柔道に舞台を移し、才能は開花した。パラリンピック柔道女子63キロ級に出場する工藤博子選手(36)=ユナイトアン…
ゴールボール女子日本代表、ようやく初白星
米国との接戦を制す、萩原紀佳「やりたいことできた」 ゴールボールで2大会ぶりの金メダルを目指す日本女子が、1次リーグ3戦目で初白星を挙げた。3-2の接戦。3点目を決めた若杉遥(ALSOK)は、「ようやくやりたいことがで…
障害児ら咲かす「ひまわり」のモザイク画が人気
手形6000枚で制作、 東京芸術劇場で展示、次はより巨大に 東京都豊島区の東京芸術劇場で、障害や難病を抱える子供の手形約6000枚を使った「ひまわり」のモザイク画が人気を博している。制作者の一人は「一つ一つの手は小さく…