Date archive for 2020

露サイバー攻撃 特段のセキュリティー措置を

 ロシアの軍参謀本部情報総局(GRU)が、延期されている東京五輪・パラリンピックや2018年に韓国で開催された平昌冬季五輪の大会組織委員会および関係団体にサイバー攻撃を行っていたことを英政府や米司法省が公表した。わが国で…

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菅内閣1カ月、全てが安倍前政権絡みの朝日の批判は感情的で新味なし

◆いきり立つ朝日社説  「説明責任をないがしろにする強権的な政治手法まで『継承』なのか。これでは『負の遺産』の解消どころか、安倍前政権下で進んだ政治の劣化に歯止めをかけることはできない」(朝日・社説16日付)  朝日新聞…

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今年は音楽家ベートーヴェンの生誕250年を…

 今年は音楽家ベートーヴェンの生誕250年を迎えた年で、故郷ドイツだけでなく、各地でコンサートやイベントが開催されている。生まれたのはボンで、1770年12月16日ごろ。  正確な月日が分からないのは記録がないからで、レ…

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イラン 首都近郊に新たな核施設

反体制組織が公表  イランは首都テヘラン近郊に新たな核開発施設を設置、核爆弾の開発、製造を極秘に進めている――イランの在外反体制派組織「国民抵抗評議会(NCRI)」が明らかにした。  NCRIはイラン政府内からの情報とし…

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イラン禁輸解除 国際社会が一致して包囲網を

 中東情勢の不安定要因として名指しされてきたイランの封じ込めにはどうすべきか、国際社会が一致して考えるべき時だ。 米国は独自制裁を表明  2015年の核合意によるイランへの武器禁輸が、合意の規定に基づき解除された。禁輸は…

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コロナ禍に乗じた中国資本の沖縄介入に警戒

コロナ禍に乗じた中国資本の沖縄介入に警戒

 保守系シンクタンクの日本沖縄政策研究フォーラム(仲村覚理事長)は10日、沖縄県浦添市で「中国依存からの脱却と日台経済交流の深化」をテーマにしたシンポジウムを開催した。中国の経済工作に対抗すべく、「沖縄日台経済安全保障研…

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リモートで韓国とつなぎ、日本語弁論大会を開催

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  韓国人学生による第7回日本語弁論大会(主催・韓日経済文化交流会=イム・ヨンホ会長、日韓経済文化交流会沖縄=竹林春夫会長)が17日、開かれた。コロナ禍で渡航制限が敷かれているため、1…

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バイデンは米経済を弱体化させる可能性あり Flipping a coin on fossil fuels: Biden energy plan could weaken the U.S. economy

 米国の経済はエネルギーで走っている。そして、その燃料が手頃な値段で入手可能な時、いっそう力強く走る。現在ほど、エネルギーが豊富だったことはほとんどなく、トランプ大統領の政策がその傾向を強める助けをしている。トランプ政権…

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NHKの「新日本風土記」は、日本各地の…

 NHKの「新日本風土記」は、日本各地の歴史と風土、そして人々の今を伝える番組で、新しい発見も多い。奈良時代、国ごとに編纂(へんさん)された『風土記』のように、この番組も将来、貴重な民俗資料となるだろう。  先週放送され…

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仕事を掛け持つ若者たちー韓国から

地球だより  最近、こちらの若者たちの間で流行り始めた新造語に「Nジョブラー」というのがある。複数を指す「N」に仕事の「ジョブ」、これにerを付けて二つ以上の仕事をする人のことをこう呼んでいる。コロナで収入が減り、副業を…

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「超高齢長寿社会」とどう向き合う

メンタルヘルス・カウンセラー 根本 和雄 強い意志持ち柔軟に処世 『呻吟語』が語る老いの豊かさ  我が国の65歳以上の高齢者人口は3617万人、総人口に占める割合は28・7%で過去最高を更新し、しかも100歳以上の高齢者…

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韓国 文政権また中国寄り姿勢

先駆け武漢直行便再開  韓国の男性人気音楽グループ「BTS(防弾少年団)」が朝鮮戦争(1950~53年)で米韓両国が協力した歴史に言及し、これに中国が反発した問題で、中国の不遜な態度に批判が集まる一方、韓国の文在寅政権は…

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仏教師殺害 社会の分断の深まりを懸念

 パリ近郊の中学校付近で同校勤務の男性教師が殺害された事件は、教師が授業でイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を使ったことが犯行の動機だったとされている。  授業でムハンマド風刺画  教師は、ロシアのチェチェン人とみられ…

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石川県小松市の「八町こども歌舞伎」が上演

石川県小松市の「八町こども歌舞伎」が上演

子供役者たちの熱演に客席から惜しみない拍手が送られる  子供歌舞伎の盛んな石川県小松市で、今月4日、「八町こども歌舞伎」が上演された。会場の県こまつ芸術劇場うららには、顔に隈(くま)取りをして、華やかな衣装に身を包んだ5…

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結婚や子育てに幸福を感じる社会つくりを

 最近、結婚について改めて考えさせられることが続いた。  一つは、遠方に住む筆者の弟の長男と長女、筆者にとっては甥(おい)と姪(めい)が、ほぼ同時に結婚が決まったことだ。甥は仕事先で相手と知り合い、姪の相手は大学の先輩で…

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新聞週間の読売調査が改めて浮き彫りにした朝日と国民感覚のずれ

◆大局観培えと藤原氏  今、新聞週間(15~21日)の最中だ。今年の代表標語は「危機のとき 確かな情報 頼れる新聞」。読売の全国調査によれば、新聞の報道を全体として「信頼できる」と答えた人は76%に上る(14日付)。情報…

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フィンランドからの小紙「地球だより」 (9日付)…

 フィンランドからの小紙「地球だより」(9日付)は、新型コロナウイルス感染の有無を匂いから嗅ぎ分ける探知犬がヘルシンキ空港に配置された話だ。特別に訓練された10匹の犬は、希望する乗客や空港スタッフを検査して判定するが、ほ…

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コロナ後の日本の広報外交

エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 移行期の学者ら招き研修 親日派の次期リーダーを養成  コロナウイルス感染が流行する前、国際防災会議のため、フィリピンへ行った。火山、台風、地震、土砂崩れなど…

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「朝鮮人と家族同然に暮らす」 挿絵集『軍艦島の詩』で元島民回顧

NEWSクローズ・アップ  2015年に「明治日本の産業革命遺産」の一つとして海底炭鉱の跡などが世界文化遺産に登録された長崎県の端島(通称・軍艦島)。世界日報社はこのほど元島民が当時を振り返り編纂(へんさん)した挿絵集『…

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大学生の大麻乱用 正しい知識で「興味本位」防げ

 大学の運動部員による大麻乱用が相次いで発覚した。「興味本位」から軽はずみに手を染める若者が多くなっている昨今の風潮を象徴する不祥事だ。  学生に対する乱用防止教育が不十分な一方、ネットに溢(あふ)れる誤った情報の影響で…

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日本の研究環境の貧困・疲弊・危機を指摘し分析したNW日本版と新潮

◆多い論文不正に問題  ニューズウィーク日本版(10月20日号)が「日本からノーベル賞受賞者が消える日」を特集している。折しも今年の日本人受賞者は一人もいなかった。これまでの日本人「受賞者は(中略)日本の研究環境の貧困と…

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今年のノーベル物理学賞は、ブラックホール…

 今年のノーベル物理学賞は、ブラックホールに関する研究で業績を挙げた英オックスフォード大のロジャー・ペンローズ名誉教授ら3人に授与される。ブラックホールは高密度のエネルギーの塊で、周辺の空間をゆがめてしまう。  日本では…

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今求められる魂のホームベース

名寄市立大学教授 加藤 隆 豊かな「我―汝」関係を 神仏の「呼びかけ」願う人間  流行歌はその時代の人々の願望を映すと言われる。流行歌研究によると、年代によって特徴的なフレーズが見られるという。1970年代は「花が咲く」…

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