Date archive for 3月, 2020

露憲法改正 プーチン氏による権力私物化

 ロシアのプーチン大統領の5選出馬を可能にする憲法改正法案が上下両院で可決され、プーチン氏が署名した。全国投票で過半数の賛成が得られれば、改憲は成立する。 大統領の任期制リセット  法案は、改憲時に現職大統領と大統領経験…

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「武漢ウイルス」呼称 発生源と責任の明確化

全体主義との闘いの象徴  WHOが決めた新型コロナウイルスの正式名称は「COVID―19」だ。ウイルスによる感染症は、「香港風邪」「スペイン風邪」など、発生源の地名を入れて呼ばれることがある。近年でも、コロナウイルス感染…

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新型コロナ禍後の世界 中国の権力構造崩れるか

独裁の「強み」再評価の危険も  東京五輪が来年に延期になるとともに「首都封鎖」が現実味を帯びるなど、新型コロナウイルス禍が深刻度を増す一方だが、この今の段階から沈静化した後の世界のあるべき姿を模索するのは論壇の役割だ。 …

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コロナ禍での経済対策 まず所得減少世帯へ現金給付を

《 記 者 の 視 点 》  東京都は25日、新型コロナウイルスの感染者が41人確認されたことを受け、小池百合子都知事が「感染爆発の重大局面」として都民に週末の不要不急の外出自粛を要請。26日も47人の感染が確認され、神…

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ファーウェイのスパイ活動阻止へ新法 New law aims to block China from spying on U.S. telecommunications networks

 トランプ大統領は24日、中国が米国の通信網に侵入し、スパイ活動や情報収集を行うのを阻止するための新法に署名した。  新法は、次世代通信機器「5G」対応機器を守るための国家戦略を立てることを求めている。5Gをめぐっては、…

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新型コロナウイルスが猛威を振るう欧州では…

 新型コロナウイルスが猛威を振るう欧州では、英国のチャールズ皇太子やジョンソン首相まで検査で陽性が出た。  公の場で多くの人と接する機会の多い皇太子である。ウイルスが欧州に侵入してからは、感染を避けるために握手を封印し、…

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「中国人」でなく「香港人」

「香港独立」という新潮流 自由インド太平洋連盟副会長 石井 英俊氏に聞く  香港独立派のリーダー・陳浩天氏が2020年のノーベル平和賞候補にノミネートされた。ノミネートに向けて取り組んだ、アジアの人権保護運動を行う「自由…

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新型コロナの“中国収束”に疑惑、無症状陽性はノーカウント

 世界が新型コロナウイルスの脅威にさらされている中、共産党政権の中国は感染を“収束”させ危機脱出に成功しつつあると宣伝し、“ウイルスとの戦いを指揮してきた”習近平国家主席の記録映像などをゴールデンタイムに合わせ放送し始め…

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“軟禁生活”でストレス

地球だより  新型コロナウイルスの拡散防止を狙ったルソン島封鎖。開始から2週間が経(た)とうとしているが、軟禁状態の引き籠(こ)もり生活はなかなか辛(つら)いものがある。基本的に外出は食料などの生活必需品の買い出しだけが…

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パンデミック米中情報戦、“偽情報”部隊が活発化

インタビューfocus 日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子氏  中国湖北省武漢市で発生した肺炎をもたらす新型コロナウイルス感染が世界的大流行(パンデミック)を引き起こした最中、初のテレビ会議による先進7カ…

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東京の感染者急増、危機意識共有し適切な行動を

 東京都内で新型コロナウイルスの感染者が急増しているのを受け、東京都と神奈川県、埼玉県、千葉県、山梨県の1都4県の知事が今週末の外出自粛などを呼び掛けた。「オーバーシュート(患者の爆発的な急増)」を起こさないために、住民…

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東京郊外の駅での光景。駅近くのベンチに…

 東京郊外の駅での光景。駅近くのベンチに座って見ていると、女性が走っている。1人や2人ではない。合計7~8人の女性が改札口目掛けて走り込む。男性が走る姿はない。  電車は上下線で5分に1本ぐらい来るのだが、しばらく待って…

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授業はオンラインで

地球だより  全世界で新型コロナウイルスが猛威を振るっている中、2月下旬に初めて国内で感染者が見つかったイスラエルでも、ご多分に漏れず入国制限、商業施設の閉鎖、集会の禁止、公共交通機関の利用自粛など感染拡大防止のための対…

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買いだめしない韓国

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  新型コロナウイルスに襲われた全世界で“買いだめ”熱風が吹き荒れている。米国、英国、日本など先進国も例外ではない。人々が店の前に長い列をつくって並んで、オープンするや否やトイレットペ…

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新型コロナが中東でも急拡散、爆発的な感染の恐れ

 中東では、新型コロナウイルスの感染がイランを先頭に、トルコ、イラク、エジプトなどで急拡大、サウジアラビアやカタールなどの湾岸諸国でも感染者が急増し、爆発的な感染につながりかねないと懸念されている。内戦下のシリアやイエメ…

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日本人が忘れてならぬ硫黄島の戦い

拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 圧倒的戦力差も徹底抗戦 防波堤として散った栗林部隊  東京都内から南へ約1200㌔の距離にある小笠原諸島南端近くに位置する硫黄島は活火山の火山島であり、島内の至る場所…

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パンデミック時代に不信育てる政治

韓国紙セゲイルボ 極端な保革対立、投票で審判を  連日の新型コロナウイルス感染拡大と経済不振のニュースはこの世紀的な危機がいつ終わるか分からないという不安を煽(あお)っている。全世界の政治・経済の情勢がコロナ以前と以後に…

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憲法に「緊急事態条項」新設を

NEWSクローズアップ 改正特措法 実効性に疑問  政府は新型コロナウイルスのさらなる感染拡大に備え、新型インフルエンザ対策特別措置法(以下、特措法)を改正し、首相が「緊急事態宣言」を行えば、都道府県知事が外出自粛や多数…

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新型コロナ禍拡大の中で中国新華社の呆れた「脅迫」記事を伝えた本紙

◆日本に注目する欧米  感染の拡大阻止、経済対策、2020東京五輪の約1年延期開催などなど。中国・武漢市(湖北省)から世界中に拡大し猛威を振るう新型コロナウイルス禍の溢(あふ)れ返る報道の中で拾った有益な情報をウオッチし…

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G7テレビ会議、新型コロナとの戦いに結束を

 中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染が拡大する中、先進7カ国(G7)外相によるテレビ会議が行われ、今後の感染拡大防止に向けた国際的な取り組みの強化で一致した。各国での徹底対策とともに国際協力による治療薬や…

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語学の天才について話を聞いたり読んだり…

 語学の天才について話を聞いたり読んだりすると、驚くことばかりだ。『驚くべき日本語』(集英社)という本を書いた米国生まれのユダヤ系、ロジャー・パルバースさんの日本語習得の体験もその一つ。  「ロシア語とポーランド語を学ん…

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ブラジルでサッカー競技場を野戦病院へ

プロクラブが提供  新型コロナウイルスの感染者が23日までに1891人を記録したブラジルで、サッカー競技場を野戦病院として提供するプロクラブが増えている。  これまでに、強豪コリンチャンス(本拠地サンパウロ)や日本代表の…

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信用できない中国の統計データ

 新型コロナウイルスによるイタリアの死者は23日、5476人、感染者は5万9138人になった。一方、中国の死者は3261人、感染者は8万1093人となった。死者数でイタリアが中国を上回ったことで、多くのメディアはイタリア…

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