Date archive for 2019

清流に棲(す)む鮎は、日本を代表する川魚…

 清流に棲(す)む鮎は、日本を代表する川魚。その香りのよさから、香魚(こうぎょ)の異名もある。岐阜県は日本一の鮎の生産量を誇り、平成27年には「清流長良川の鮎」が世界農業遺産に登録された。  その長良川で鵜(う)飼いを観…

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米陸軍、極超音速兵器を5年以内に配備

中露に対抗  米陸軍の緊急能力開発・基幹技術室の室長、ニール・サーグッド中将は、ロシア、中国に対抗するための極超音速ミサイルを5年以内に実戦配備する計画であることを明らかにした。緊急能力開発室は、地球上のいかなる場所も1…

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北ウラン濃縮、揺さぶり戦術は通用しない

 北朝鮮が寧辺にある核施設でウラン濃縮を継続している可能性が高いという分析結果を米国の研究サイトが発表した。米朝首脳が非核化を約束したシンガポールでの初会談から間もなく1年が過ぎようとしているが、北朝鮮は非核化に向けた国…

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岐阜を日本一の鮎王国に

岐阜県議会議員 玉田 和浩氏に聞く  ピンポイントの観光振興ではなく中部北陸圏全体を底上げしようと始まった「昇龍道プロジェクト」。岐阜はその中でも要衝の地だ。「岐阜を日本一の鮎(あゆ)王国」にすることがライフワークの岐阜…

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路地裏パワー、運河の早舟

地球だより  バンコクは繁華街やビジネス街の表通りの活気は半端じゃないが、路地裏も結構、にぎわっている。それは駅前といえどもシャッター街が続き、子供が路地裏で遊ぶこともまれになった日本とは好対照をなす。  その路地裏では…

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上皇陛下御夫妻、大正天皇陵に

退位に伴う「親謁の儀」  上皇陛下御夫妻は6日午前、大正天皇の多摩陵(東京都八王子市)を参拝し、4月30日をもって退位したことを報告された。  参拝は「親謁の儀」と呼ばれる退位に関する儀式の一つで、御夫妻はこれまでに伊勢…

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南シナ海踏まえ安保協力、ドゥテルテ比大統領が3度目の訪日

 フィリピンのドゥテルテ大統領が5月28日から、就任して3度目となる訪日を行い、安部晋三首相との首脳会談で防衛協力などの分野について話し合った。ドゥテルテ氏はまた、日本企業に対しても積極的にフィリピンへの誘致を働き掛け、…

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自動運転事故、人間の役割の重要性は不変

 横浜市磯子区の新交通システム「シーサイドライン」新杉田駅で、自動運転の列車が逆走して車止めにぶつかり、乗客14人が重軽傷を負った。  鉄道業界は自動運転に力を入れているが、安全確保が第一であることを忘れてはならない。 …

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FCA、ルノーとの統合案撤回

世界首位メーカー誕生ならず  欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は、仏ルノーに提案していた経営統合案について、5日夜(日本時間6日未明)の協議でルノーが決定を保留した直後に統合の提案を撤回…

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「私も弟も、自分の不運を嘆いたことは一度も…

 「私も弟も、自分の不運を嘆いたことは一度もありません。嘆くというのは、虫のいい考えです。(略)覚悟がないのです」。作家車谷長吉(ちょうきつ)(2015年没、享年69)の「人生相談」での回答の一節だ。  「虫がいい」「覚…

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10月にボリビア大統領選、現職のモラレス氏が憲法無視して4選出馬

独裁化恐れる有権者  今年10月に南米ボリビアで大統領選挙が実施される。現職の反米左派エボ・モラレス大統領(56)は先月18日、中部カラスコ県チモレで4選を目指して大統領選挙に出馬することを表明した。しかし、4選出馬には…

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今年で最後のバイク大行進

地球だより  5月最後の日曜日、首都ワシントン近郊で車を運転していると、轟音(ごうおん)を立てながら行進するバイク集団に出会った。一行は、ハーレーダビッドソンなどの大型バイクに乗り、首都を目指して疾走。通過するのを待つた…

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ドナウ川のアリラン

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  数万里の異国でも彼らの霊魂は寂しくなかった。韓国人26人をのみ込んだドナウ川で一昨日夕、切ない『アリラン』の歌声が響き渡った。追悼に訪れた1000人余りのハンガリー人が事故現場付近…

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2局面が混在するチベット

中央アジアコーカサス研究所所長・前国連大学学長上級顧問 田中 哲二 依然厳しく治安を維持 市民生活向上策は一定の効果  4月末から5月にかけて上海、西安経由でチベットを訪問してきた。「令和」のスタートはチベットのラサで迎…

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宇宙防衛へ新指針が必要

米宇宙軍次期司令官 中露に対抗訴え  統合軍として新設される米宇宙軍の司令官に指名されているジョン・レイモンド大将は4日、上院での公聴会で、ロシアと中国が宇宙進出を進めており、従来の宇宙防衛指針では、宇宙空間での米国の優…

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韓国外交、戦略的な決断を下す時

韓国紙セゲイルボ 米国側に立ち対日関係修復を  韓国外交は乱脈の様相だ。北朝鮮との関係に過度に焦点を置くあまり、周辺国との外交がますます難しくなっている。米国、中国、日本など4強外交は方向性を喪失したまま流れている。  …

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天安門事件30年、共産主義体制を直視せずに中国の「異質さ」を説く毎日

◆各紙 「期待」を反省  「経済発展しても中国は民主化しなかった」「期待は誤りだった」。天安門事件から30年を迎えた6月4日、各紙の社説には反省の弁が溢(あふ)れた。  この間、中国は力による“体制の安定”を確保した上で…

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人間が掌握し得る自然界の領域は、科学技術…

 人間が掌握し得る自然界の領域は、科学技術の進歩とともに急速に広がってきている。その大きな成果の一つは、ドローン(小型無人機)の登場によるもの。  昨年7月公開のオーストラリア映画「クレイジー・フォー・マウンテン」は、山…

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引きこもり、孤立させぬ支援の体制を

 引きこもりの深刻さを思い知らされる事件が相次いでいる。元農林水産事務次官(76)が44歳の長男を包丁で刺殺した事件では、被害者の引きこもりや家庭内暴力が背景にあった。  なぜ、早く外部に支援を求めなかったのか。責任感の…

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「万国津梁会議」、初回は「人権・平和」がテーマ

結論ありきの辺野古阻止議論

「万国津梁会議」、初回は「人権・平和」がテーマ バランス欠く委員の選考  沖縄県は5月30日、米軍基地のあり方など、沖縄の将来像について有識者が議論する「万国津梁(しんりょう)会議」の初会合を県庁で開いた。ただ同会合は米…

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読者が求めるほっこり記事

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  最近、心温まる記事が沖縄2紙に連続で掲載され、久しぶりに朝からよい気持ちになった。二つとも、県内の17歳の高校生が絡んだ人助けのニュースだ。  4月24日、伯父の告別式に向かう途中…

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古来の悪魔説の再来か A reprise of an Ancient evil

 ドイツの日刊紙ウェルトとのインタビューの中で、ドイツにおける反ユダヤ主義的活動の突発の監視を担当している政府高官、フェリック・クライン氏は、ユダヤ人は、キッパ、つまり、頭にぴったり合う頭蓋帽の着用を控えるように提案した…

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北方領土を戦争で取り返す是非に言及した…

 北方領土を戦争で取り返す是非に言及した丸山穂高衆院議員に対する糾弾決議案を、与野党共同で提出する方向で調整が行われている。その発言を批判し、国会議員の資格はないとして、自ら進退を決断するよう求めるという。  丸山議員が…

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