Date archive for 2019

殺伐たる解雇通告

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  人情や事情を顧みない解雇通告。ドナルド・トランプ米大統領はその代名詞になった。頻繁にツイッターに「人を解雇する」とツイートする。ジェームズ・マティス国防長官は違った。大統領がツイー…

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20年の米次期大統領選、混戦模様の民主候補指名争い

 2019年を迎え、20年米大統領選でトランプ大統領の再選阻止を目指す民主党候補の指名獲得に向けた動きが加速する。30人以上が大統領選への出馬を検討しているとされる。出馬が取り沙汰される主な人物を探ってみた。 (ワシント…

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始まったハイブリッド戦争

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき MI6長官が異例の警告 情報やインフラ操られる危険  携帯電話から家の電気を付けたり、風呂を温める。そんなことが当たり前になった時代、遠隔操作を可能にする技術が不…

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新春座談会 インド太平洋構想と日本の安保戦略

台湾有事は日本有事 南西諸島防衛の課題浮き彫り  安倍晋三政権が「自由で開かれたインド太平洋構想」を本格的に進めようとする中、山本朋広・自民党国防部会長、香田洋二元自衛艦隊司令官、浅野和生平成国際大学教授は「インド太平洋…

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天皇陛下「良い年に」

皇居に平成最多15万人 在位中最後の新年一般参賀  平成最後となる新年一般参賀が2日、皇居で行われた。宮内庁によると、参賀者数は計15万4800人に上り、平成最多だった昨年(計12万6720人)を上回った。天皇陛下は皇后…

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中台関係、習政権の強硬姿勢に警戒を

 中国の習近平国家主席は、台湾政策について「武力使用を放棄することは承諾できない。一切の必要な措置を取る選択肢は留保する」と明言した。習政権の台湾への強硬姿勢に警戒する必要がある。 「一国二制度」も検討  この発言は、台…

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平成最大の失策として天安門事件後の「天皇陛下訪中」を挙げた産経

◆「停滞」「敗北」の30年  年が改まり、平成最後の年の初め元日の新聞論調(社説や主張)はいつもの年でも、その年の一年を展望する視点から日本と世界を論じるものが多いが、今年はさらに平成の30年を総括した上で今年を論じたも…

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「『一切空』空にはじまる大初日」(前田律子)…

 「『一切空』空にはじまる大初日」(前田律子)。初日の出を拝もうと見晴らしのいい特別なスポットに出掛ける人は多い。都内では東京タワーや東京スカイツリー、レインボーブリッジ、葛西海浜公園などがある。  広々とした所や高い所…

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続く海面の上昇

地球環境を救え! 台風21号の影響は甚大 今後、被害増大の恐れ  昨年9月初旬、関西地方などを襲い、最大瞬間風速58・1㍍を記録した、今世紀最強とされる台風21号。大阪の都市部にも大きな被害をもたらした。関西国際空港では…

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どう動く北朝鮮の核・ミサイル

 米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との史上初の米朝首脳会談が昨年6月12日にシンガポールで行われ、朝鮮半島の完全な非核化が合意されたものの、その実現の見通しは立たないまま年を越えた。新年早々にも2度目…

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波乱予想させる新年経済、低成長の中で消費増税

 昨年末の株価の乱高下は、迎えた2019年の日本経済に波乱の展開を予想させる。終わりの見えない米中貿易戦争、中国経済をはじめとした世界経済の減速化、国内では成長力の乏しい状況の中、10月には消費税の10%への引き上げが実…

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試練の年迎える日本外交

日本国際問題研究所特別研究員 遠藤 哲也 難題の北核・米中関係 G20での首相の手腕に期待  今年の国際情勢はどのように展開していくのだろうか。その中で、日本はどのように外交の舵(かじ)を切っていくべきなのか。国際政治は…

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温暖化の悪影響に追い打ち

地球環境を救え! 国立研究開発法人海洋研究開発機構特任参事 国際海洋環境情報センター長 白山義久氏に聞く 海水の酸性度上昇 生態系のリスクに 石灰の殻つくれず/ウニ消滅の可能性も 海洋の酸性化の影響は。  サンゴ礁の危機…

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「もう一つの二酸化炭素問題」―海洋酸性化

地球環境を救え!  大気中の二酸化炭素(CO2)濃度増加で海水が吸収することによって、海洋環境に発生している変化が「海洋酸性化」で、海水の酸性度は上昇しつつある。海水の酸性化は、生物の殻や骨格になっている炭酸カルシウム生…

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モリンガに込める地球再生の祈り

地球環境を救え! 1年で3メートル成長「奇跡の木」  「怒りながら木を植えている人はいない。みんな、いい顔してるでしょう。木を植えることは、現実の1本と、心にもう1本、つまり2本植えているんですよ」  インドネシアで熱帯…

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開発で高まる環境対策、閣僚会合で被害懸念

アフリカ開発特集  アフリカ連合(AU)は創設50周年を迎えた2013年を機に、次の50年の節目となる63年に向けて包括的成長と持続的開発に基づく繁栄のための政治、経済、社会に関する長期的ビジョン「アジェンダ2063」を…

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JICA 職場、学校で日本式導入

アフリカ開発特集 「カイゼン」や「特別活動」  学校での日直や学級会、掃除など特別活動(特活)、職場での5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ))に始まる生産管理の改善活動はわが国でお馴染みだが、このような日本式の学校…

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成長の礎、人材育成に挑戦 モザンビークでの教育ボランティア

アフリカ開発特集 深刻な中学・高校不足 NGOが学校建設  アフリカの将来性の一つがマン・パワーだ。その潜在力を生かすには教育が不可欠。国連の持続可能な開発目標(SDGs)に協力するNGO団体で活動している日本人、宝山晶…

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潜在力秘めたフロンティア、TICAD7で投資に期待

アフリカ開発特集  「世界最後のフロンティア」と呼ばれるアフリカ。植民地からの独立、内戦や部族・宗教間紛争に悩まされた20世紀を経てなお時代に取り残され、テロ、感染症、飢餓などのリスクをはらみつつも今世紀は安定化する趨勢…

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メディアの信頼回復急務

世界日報 ワシントン・タイムズ社長対談 提携関係の強化も確認  トランプ米大統領が大手メディアと対立し、ソーシャルメディアを通じて国民に直接情報発信を続けていることは、新聞など既存メディアの役割や報道姿勢について大きな問…

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皇太子殿下「象徴」継承へ

天皇御一家が新年  天皇御一家は1日、新年を迎えられた。天皇陛下は4月30日に皇居で「退位礼正殿の儀」に臨み、上皇に。皇太子殿下は翌5月1日に即位し、新たな「象徴」として陛下から全ての公務を引き継がれる。平成は残り4カ月…

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デジタルが変える学校教育の未来

聖心女子大学非常勤講師 榎本竜二氏 デジタル以外に体験的学習も必要  教員を目指す学生・大学院生をはじめ、教育問題に関心のある人のための人材育成講座「こんぺいとうゼミ」(主催=NPO法人BOON、内山葉月理事長)がこのほ…

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新たな世界的互恵関係の構築を

主張 年頭にあたって 寛容と首脳同士の対話が不可欠  平成最後の年が明けました。天皇陛下は御在位中最後となる昨年の御誕生日の記者会見で「即位以来、日本国憲法下で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求めながらその務め…

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