Date archive for 2019

ホワイトハウスを目指すポカホンタス Pocahontas in pursuit of the White House

 4年ごとの大統領選につながる行事の先頭を切って行われる、アイオワ州の党員集会までまだ1年もあるのに、マサチューセッツ州のエリザベス・ウォーレン上院議員は、ドナルド・トランプを排除するという大仕事をやり始めるのが待ち切れ…

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衆院沖縄3区の補欠選挙、4月21日に投開票

自民・島尻安伊子氏と革新・屋良朝博氏の一騎打ち  翁長雄志知事の死去によって行われた沖縄県知事選で玉城デニー知事が誕生してから、今月4日で3カ月がたった。だが、知事選で玉城氏側に吹いた風も、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の…

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亥年とリュウキュウイノシシ

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  今年の干支は「亥年」。沖縄にもリュウキュウイノシシと呼ばれる小型のイノシシが生息している。  北は奄美大島や加計呂麻島、徳之島などの奄美諸島から、南は沖縄本島、石垣島、西表島などの…

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海外原子力発電所事業の採算確保が安全対策…

 海外原子力発電所事業の採算確保が安全対策などのコスト増大で、難しくなってきている。日本メーカーが受注を目指したリトアニアやベトナムでは計画が凍結または撤回された。  また三菱重工業は、事業費が当初想定(約2兆円)の2倍…

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人口減少社会、次の一手必要な「地方創生」

 厚生労働省が昨年末に公表した人口動態統計の年間推計によると、2018年に国内で生まれた赤ちゃんは、1899年の統計開始から最少だった2017年より2万5000人少ない92万1000人で、3年連続で100万人を割り込む見…

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今や主流はスマホ年賀

地球だより  日本では正月に親戚や知人・友人から届く年賀状を楽しみにする習慣があるが、韓国でも「ソルナル」と呼ばれる旧正月より一足早く、陽暦1月1日を「シンジョン(新正)」と言って簡単に祝い、それに合わせ年賀状を出す人も…

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今年も続く「半島リスク」

 日本に大きな影響を及ぼす朝鮮半島情勢。新年を迎え懸案解決を期待したいところだが、北朝鮮の非核化とそれをめぐる米朝対話、歴史認識問題などで日本との関係悪化が続く韓国・文在寅政権の動向の見通しはいずれも厳しい。今年もしばら…

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世界人権宣言を無視する中国

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 少数民族を二級市民扱い 信仰の自由認めず弾圧・虐待  昨年12月10日は世界人権デーであった。1948年12月10日に第3回国連総会で世界人権宣言が採択されてから70年を迎…

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新年こそ憲法改正議論を

 戦争、テロ、大規模自然災害、特殊災害、感染症、その他あらゆる危機に対応できる実力組織は自衛隊しかいない。警察、消防、海上保安庁もある程度のレベルまでは対応できるかもしれないが、最後の砦(とりで)が自衛隊であることは多く…

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太古の昔から「命のつながり」を見る企画展

太古の昔から「命のつながり」を見る企画展

北海道博物館が国立科学博物館と協働事業  地球が生まれて約46億年、さまざまな生物が地上に登場した。北海道博物館(札幌市厚別区)では昨年12月上旬から1月20日までの期間、「生命のれきし―君につながるものがたり―」をテー…

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都道府県別では東京の1・04人が最少で、…

 都道府県別では東京の1・04人が最少で、大阪1・67人、神奈川1・77人と続く。ワーストは、福井が5・26人、次いで富山5・11人、三重4・83人である。  何の数字かというと、昨年の交通事故による人口10万人当たりの…

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限りがない親としての学び

 新年を迎え、「親」歴32年目が始まった。昨年、末の娘も就職して子育てもやっと一段落、といきたいところだが、そうは問屋が卸さない。5人の子供はそれぞれ大なり小なりの問題を抱えていて、一日たりとも心の休まる日がないというの…

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親中派勢力の失望、「応援団」やめた経済界

米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国 (2)  昨年11月、米経済界の重鎮がシンガポールで行った演説が様変わりした米中関係を象徴していた。  「中国の経済開放が遅いため、米経済界は(中国の)擁護者から懐疑派に変わり、…

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日本の歴史と伝統を顧みず女性・女系天皇容認論に固執し続ける毎日

◆皇室像を問うた毎日  今年は平成から新しい御代(みよ)へと移る節目の年だが、元旦から6日までの各紙社説で御代替わりを取り上げたのは毎日と産経、本紙の3紙だけで、いささか寂しい年明けとなった感がする。  昨年、大嘗祭への…

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米宇宙軍創設、中露に対する優位性確保を

 トランプ米大統領は昨年末、米軍が持つ宇宙分野の全機能を管轄する組織横断的な「宇宙統合軍(スペースコマンド)」を創設する指示書に署名した。  国防総省内に設けられ、軍による宇宙での活動を統括する。 「強国」建設進める中国…

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トランプ大統領の実績トップ10

アメリカ保守論壇 M・ティーセン カバノー氏を判事指名 イラン核合意から離脱  トランプ大統領は就任2年目、並外れた成果を上げ、大変な失敗もしてきた。それは今も続いている。この1年間のトランプ氏の実績トップ10について考…

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韓国の反日感情は国家的損失

 北朝鮮の長期独裁政権を支える2本柱は「反米扇動」と「反日扇動」である。外に敵を作って国民の敵愾心(てきがいしん)を煽(あお)り、不平不満のはけ口にして国内の結束を固めるのが、彼らの常套(じょうとう)手段だ。  韓国の過…

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F35B導入と「いずも」改修

元統幕議長 杉山 蕃 海空防衛力充実へ前進 対潜艦艇の増強等が急務に  先月防衛省は、米海兵隊のF35B型機の導入を明らかにし、これに伴い「いずも型ヘリ搭載護衛艦」(DDH)をF35Bが運用可能なように改修することを公表…

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ブラジル北東部の襲撃多発で治安部隊投入

 ブラジル北東部のセアラ州で5日、今月2日からバス焼き討ちなどの凶悪犯罪が続いている州都フォルタレーザ市などに国家治安特殊部隊が投入された。政府系ブラジル通信などが報じた。  同市では2日から4日にかけて市営バスの焼き討…

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「常識」砕いたトランプ氏、半世紀の関与政策を転換

米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国 (1)  米国と中国の対立は、貿易戦争を超え軍事やハイテク分野を含む全面対決の様相を呈してきた。21世紀の覇権を懸けた「新冷戦」の背景や現在の動きを、第1部は米国側から探る。(編…

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日韓関係悪化、中朝の脅威拡大を招く

 日本と韓国は民主主義と市場経済という価値観を共有する隣国同士である。本来であれば独裁と核・ミサイル開発を続ける北朝鮮、覇権主義を強める中国がいずれも北東アジアの大いなる脅威になっている現実を直視し、結束してその脅威を取…

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今年は東アジアの地政学的な危機が高まるとの予測で一致した3誌

◆波瀾万丈だった平成  2019年は平成最後の年となる。そもそも平成という元号は、中国の古書『史記』の中にある「内平外成(内に平らか外成る)」、『書経』の「地平天成(地平らかに天成る)」から取った言葉で、「国の内外、天地…

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年明け早々、住宅火災が相次ぎ、高齢者の…

 年明け早々、住宅火災が相次ぎ、高齢者の犠牲が目立つ。2日午前0時半ごろ、高松市の鉄筋コンクリート建て民家の2階が焼け、96歳の女性と長男(71)が亡くなった。高齢者の親子の2人暮らしだった。  原因は調査中だが、台所が…

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