Date archive for 2019

文政権の左派イデオロギーに触れず日韓悪化の表面なぞったクロ現

◆「中立」報道を装う?  「一衣帯水」と表される日韓関係は今「最悪」だ。あらゆるメディアがいわゆる「従軍慰安婦」をめぐる問題、「元徴用工」判決、そして火器管制レーダー照射問題を中心に、両国関係を憂慮する報道・解説を行って…

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中絶反対派がロー対ウェイド判決の「法典化」を進める州に反発 Pro-life backlash hits states ‘codifying’ Roe

 アンドリュー・クオモ・ニューヨーク州知事は、全面的なリプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)法で人工妊娠中絶をめぐる議論を呼び起こしている。この法律は、他州の同じような法案の推進力になる一方、プロライフ(中絶反…

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「春そこに来てゐる如き水辺かな」(高浜年尾)…

 「春そこに来てゐる如き水辺かな」(高浜年尾)。先日帰宅する時、雪が夜の闇を斜めに切るように降っていた。  春間近と思っていても、雪で電車のダイヤが乱れ、入試の開始時刻が遅延することも多々ある。  暦の上では、2月から春…

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自衛隊配備増強の議論を 地元の雇用生み税収増も

自衛隊配備増強の議論を 地元の雇用生み税収増も

《 沖 縄 時 評 》 危険な石垣住民投票 戦後74年の“節目”に  300×400  新しい年を迎えた。今年は御代替わりの年であり、戦後74年という節目の年である。74年という中途半端な数を“節目”としたのには理由があ…

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元駐アフガン大使、タリバンとの交渉を非難 Trump negotiating U.S. ‘surren der’ in Afghanistan, former ambassador says

 クリントン、ブッシュ、オバマ政権で米国の主要大使ポストに就いてきた元外交官が、トランプ政権のアフガニスタン反政府勢力タリバンとの交渉の進め方を非難し、アフガン政府の「正統性を奪い」、米国は「降伏」することになると訴えた…

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中国のサイバー軍事利用

 米国国防情報局(DIA)が1月に出した中国軍事力報告書によると、人民解放軍(PLA)の指導部は敵側に匹敵する軍事力を誇っている。  中国の2018年度軍事予算は2000億ドルを超え、02年比3倍の増額だ。2000年から…

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作家の故安岡章太郎の随筆は、自然な語り口で…

 作家の故安岡章太郎の随筆は、自然な語り口で文章が流れていくのが魅力だ。疲れた時は、読みながら肩をほぐされているような感覚を味わう。  しかし、最晩年の「カーライルの家」(「群像」2002年1月号)はやや散漫で、重要な地…

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重要性増すインドの役割

米中新冷戦 第3部 識者インタビュー (23) 米ハドソン研究所研究員 長尾賢氏 米中対立の中でインドの役割をどう見る。  インドの存在は、日米にとって中国との軍事バランスを維持する上で有益な側面が三つある。一つは、日米…

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沖縄戦史捏造の原因 『鉄の暴風』をうのみに

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (41)  1970年9月、赤松嘉次氏と元部下の沖縄訪問から半年後、大阪のホテルで一つの会合が開かれた。第3艦隊の報告会であった。そこで曽野綾子さんは、初めて事…

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米、INF条約破棄通告

国務長官が発表 ロシアの違反を批判  ポンぺオ米国務長官は1日、記者会見で、ロシアとの中距離核戦力(INF)条約について「ロシアは何年もの間、遠慮なく違反を続けてきた」と批判し、同条約から離脱すると発表した。正式通告から…

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インフル猛威、1度かかっても油断は禁物

 インフルエンザが猛威を振るっている。厚生労働省は、1月27日までの1週間に報告された患者数が1医療機関当たり57・09人だったと発表した。  調査を開始した1999年以降の最多を更新し、患者数の推計は約222万6000…

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いだてん金栗四三と玉名市

日本のスポーツ力向上へ 玉名市立歴史博物館こころピア学芸員 村上 晶子氏に聞く  NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の主人公の一人、金栗(かなくり)四三(しそう)は熊本県和水町で生まれ、後半生の多くを玉…

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北朝鮮の非核化は韓国が直接牽引せよ

韓国紙セゲイルボ  北朝鮮の非核化はますます不確実化している。北朝鮮は昨年12月20日付朝鮮中央通信の論説を通して、トランプ米大統領と合意したのは「朝鮮半島の非核化」であり「北朝鮮の非核化」ではなかったと強弁した。われわ…

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知的財産盗む中国に対処

ボルトン米大統領補佐官単独インタビュー  2回目の米朝首脳会談が月内に開催されるとみられ、中国との貿易交渉も間もなく期限を迎える。米ワシントンのホワイトハウスで、安全保障問題などでトランプ米大統領を支えるボルトン大統領補…

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慰安婦財団取り消し、歯止めなき韓国の日本軽視

 韓国は日本との関係をどこまで軽視するつもりなのか。いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日韓両政府間の合意に基づき設立された韓国の「和解・癒やし財団」について、韓国政府が法人設立認可を取り消したと明らかにした。  約2カ月前に…

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佐賀の乱(明治7年)は明治維新後の「不平…

 佐賀の乱(明治7年)は明治維新後の「不平士族の反乱」の一つだが、乱は145年前のきょう、勃発した。西郷隆盛の西南戦争の3年前のことだ。  首謀者は江藤新平。明治政権の司法卿(法相)や参議として活躍したが、大久保利通らと…

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ロシア疑惑めぐるバズフィード“スクープ”

米メディアの偏向に批判高まる 裏付け不十分で大々的報道  ロシア疑惑をめぐって、メディアの偏向した報道姿勢が改めて問われることになった。今月中旬、「トランプ米大統領が元顧問弁護士のマイケル・コーエン氏に議会にうそをつくよ…

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サッカー王国で日本代表を思う

地球だより  サッカー日本代表が、28日のアジア・カップ準決勝でイランに快勝した。1次リーグでの苦戦を忘れさせるほどの内容で、ワールドカップ(W杯)ロシア大会で世界を驚かせた日本代表を見ているように感じたのは記者だけでは…

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対日外交が「ストップ」状態の文政府

韓国紙セゲイルボ 名分に固執して実利失うな  今月10日、文在寅大統領の新年記者会見は韓日関係の現状を見せつけた席だった。約28分間のスピーチで両国関係には一言も触れず、90分ほど行われた質疑応答でも、対日関係に割かれた…

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安倍首相に所信の貫徹期待

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 憲法改正と対中国牽制 米とインド太平洋構想推進を  2019年、日本は新しい天皇をいただき、戦後レジーム脱却とともに新たな出発をする。平成元年当時はまだバブルの最盛期で、そ…

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スマートフォン寡婦

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の文字をコンピューターのキーボードで打っている時に、ミスしたことがある。  英語に変換せずにそのまま打ったら、画面に「ヌン」(目を意…

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強権政治続くベネズエラ

 反米左派マドゥロ大統領の下で経済が崩壊、強権政治下の政治亡命も含めて300万人以上の難民が発生している南米ベネズエラ。そのベネズエラへの対応をめぐり、国際社会が割れている。背景には、歴史的に「米国の裏庭」とされてきた中…

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サイバー諜報に米が激怒

米中新冷戦 第3部 識者インタビュー (22) 日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田容子氏 中国に対する制裁関税など、知的財産をめぐり米国側の被害感情がかなり強いが。  米通商代表部(USTR)は昨年3月、米通商…

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