Date archive for 11月, 2019
米副大統領がイラク訪問
イランの影響懸念、クルド重視も ペンス米副大統領は23日、イラクを予告なしに訪問し、同国中部のアサド空軍基地で駐留米兵を激励した。ペンス氏のイラク訪問は就任後初めて。 ペンス氏は同基地で米兵約150人を前に演説し、兵…
同盟軽視のトランプ政権
米コラムニスト ファリード・ザカリア 失われる米国の指導力 国際社会の規範を拒否 弾劾問題が話題をさらう中で、外交をめぐる問題が見逃されている。今後、弾劾と同様に重要な課題となる可能性がある。トランプ政権は、単独行動主…
野党の「統一候補」戦略は怖い
“驕り”で長期政権に北風も 八百万の神々が在(おわ)す日本のことだから、永田町に「選挙の神様」がいたとしてもなんら不思議はない。戦前、政友会が定数466中304議席を獲得した選挙(1932年)を主導した辣腕(らつわん)…
台湾危機救った旧日本軍中将
NEWSクローズ・アップ 「古寧頭戦役」 中国福建省アモイの対岸に浮かぶ台湾の離島、金門島。国共内戦でこの島に上陸してきた共産党軍を撃退した1949年の「古寧頭(こねいとう)戦役」で、国民党軍の作戦を影で指揮したのが旧…
福井県職員に金品、非常識な対応を猛省せよ
関西電力の幹部らが福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から金品を受け取っていた問題で、弁護士らでつくる県の調査委員会は、退職者を含む県職員計109人が森山氏から金品を受領していたとする調査結果を公表した。 受領額は最…
GSOMIA失効停止で文政権の戦略ミス指摘した日本の専門家たち
◆もともと公約が破棄 「文在寅政権としては、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)を失効させた方が支持率が上がる。今回ここまで降りた(妥協した)のは日韓関係と日米関係を大事にしたいという戦略の上に立っているから。(同政権…
京都・伏見区の「伏見稲荷大社」を初めて…
京都・伏見区の「伏見稲荷大社」を初めて訪ねた。「千本鳥居」と呼ばれる数え切れないほどの鳥居をくぐり続けて狭い山道を行くのだが、人の流れに切れ目がなかった。 登坂時は人々が黙々と上っていたが、擦れ違う下山の人たちの英語…
再認識される消防団の必要性
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 災害時の共助の中核に 課題は団員の減少と高齢化 火災の消火活動や、全国各地で地震や風水害(気象災害)などの災害が起きた場合、消防団が出動する。今後、首都直下地震や南…
AERAで「条件付き記述式問題は自由な発想せばめる」と日大教授
◆似て非なる記述式? 大学入試改革の目玉の一つ国語・数学の記述式問題(2021年1月開始の「共通テスト」)の導入についても、反対や批判の声が出ている。 AERA11月25日号では、「『国語の記述式』に第一人者が中止を…
GSOMIA延長、日米韓連携を強化する契機に
日米に阻まれ方針転換 韓国が8月に協定破棄を宣言して以降、日本と米国は破棄撤回を強く求めてきた。仮に破棄された場合、核弾頭を搭載した北朝鮮の各種弾道ミサイルが発射されるケースなど有事での情報収集力が低下し、深刻な事態を…
弾劾公聴会のテレビ中継、米国民の大多数は視聴せず Vast majority of Americans tuning out impeachment hearings on television
米国民の数はおよそ3億3000万人だ。視聴率によると、そのうち3億2000万人近くは、下院がトランプ大統領に対して進めている弾劾の手続きを見ていない。 テレビ各局は全米が注目するだろうと強く信じ、すべてのケーブルニュ…
「工場のいつもこの音秋の雨」(中村汀女)…
「工場のいつもこの音秋の雨」(中村汀女)。一雨ごとに冬が近づいているという実感がある。秋の雨が長雨になりやすいのは梅雨と似ているが、梅雨が暖かさを感じさせるのに対して秋雨は触れたものを冷やしていく。紅葉の上に雨が降ると…
台風災害と与党紙 支援、視察を連続トップで
八ツ場ダム治水効果に注目 台風の猛威で東日本が甚大な災害に見舞われて1カ月余り経ち、各党のメディアでも被災地視察や災害対策に関する内容が多く取り上げられた。困ったときの人助けも政治家ならなおさらのことであり、被災地は選…
国内で出版されたすべての本を収蔵する東京…
国内で出版されたすべての本を収蔵する東京・永田町の国立国会図書館は、本や雑誌などの資料を探す場合の最後の砦とも言える施設だ。蔵書数1200万冊、貸し出しまではできないが、閲覧し有料でコピーができる。最近はウェブにおける…
「性の多様性」の暴走 「命」への感性麻痺させる
《 記 者 の 視 点 》 「GOLDFINGER’99」として郷ひろみさんがカバーしたことで知られる「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」を世界各国でヒットさせたリッキー・マーティンさんが10月末、第4子が出産し…
イスラム国は依然として脅威、クルド外交官が警告 ISIS remains threat despite losses, Iraqi Kurds warn
過激派組織「イスラム国」(IS)は、イラクとシリアで築いていた広大な「カリフ制国家」すべてを失ったにもかかわらず、依然としてテロ組織としての能力を持ち、この地域に大惨事を引き起こす能力を持っている。イラクのクルド自治政…
両陛下、伊勢神宮に即位御報告
外宮で「親謁の儀」 三重県を訪問中の天皇、皇后両陛下は22日午前、伊勢神宮(同県伊勢市)の外宮で、即位の礼や大嘗祭など一連の即位の儀式を終えたことを報告する「親謁の儀」に臨まれた。 両陛下そろっての伊勢神宮訪問は、皇…
「赤旗」で8中総報告 綱領改定案示し中国批判
野党共闘のため「障害」除く 共産党の機関紙「しんぶん赤旗」6日付は、来年1月の党大会に提案する党綱領一部改定案などを了承した第8回中央委員会総会(8中総)について報告した。中国などを「社会主義をめざす新しい探究が開始さ…
台湾総統選 中国への姿勢が問われる
来年1月11日の台湾総統選に、再選を目指す与党・民進党の蔡英文総統、最大野党・国民党の韓国瑜・高雄市長、野党・親民党の宋楚瑜主席(党首)が立候補を届け出た。実質的には蔡氏と韓氏の一騎打ちとなる。 中国にどのように向き…
憎悪は愛によって消える
スリランカと日本の仏教交流 平和寺住職 タランガッレー・ソーマシリ師に聞く 千葉県香取市にある蘭華寺(らんかじ)は、スリランカの上座部仏教を日本に広めるために創建され、日本で暮らすスリランカ人の心のオアシスになっている…
日本食が多様な食ドンキ出店
地球だより 総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」が今月末、シンガポール6号店となる「ドンドンドンキ・Jキューブ店」をジュロン地区に出店する。 「ドンドンドンキ」はほぼすべての商品が日本製という、日本産の生鮮食品…
フィリピンで麻薬対策トップ人事、野党の副大統領を責任者に
フィリピンで、ドゥテルテ大統領が驚きの人事を発表した。国内外で物議を醸している麻薬戦争に対して人権批判の急先鋒である野党のロブレド副大統領を、麻薬取り締まりの責任者に任命したのだ。野党陣営からは懸念の声も挙がったが、ロ…
リビア内相 露の影響力拡大懸念
米国の介入に期待 アフリカ北部リビア暫定政権のバシャガ内相はワシントン・タイムズとのインタビューで、ロシアが、内戦下のリビアに傭兵(ようへい)を送るなど活動を活発化させていると指摘、リビアを踏み台にアフリカ全域で影響力…