Date archive for 11月, 2019

両陛下が神武、孝明天皇陵を御参拝

 天皇、皇后両陛下は27日、初代天皇とされる奈良県橿原市の神武天皇陵と、京都市の孝明天皇陵を参拝し、即位の礼と大嘗祭を終えたことを報告する「親謁の儀」に臨まれた。  神武天皇陵では、モーニング姿でシルクハットを手にした天…

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ロシア台頭後押しする米大統領

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 親西側ウクライナに圧力? 在シリア米軍撤退も露に恩恵  アメリカの下院情報委員会は、トランプ大統領が自己の政治利益目的で安全保障支援資金や自身との面談を交換条件に…

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国民投票法案 建設的でない野党の遅延戦術

 憲法改正の手続きである国民投票法の改正は、立憲民主党などの野党が今国会の採決に応じないとする中で来月9日の会期まで2週間を切っており、日程的に厳しい状況になっている。同法案は継続審議になる見通しだが、昨年通常国会での提…

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与党の税制改正論議に「また企業優遇なのか」と批判する朝日の“不公平”

◆少額投資優遇触れず  2020年度の税制改正に向け、与党が本格的な論議を始めたが、朝日が24日付社説で「また企業優遇なのか」(見出し)と噛(か)み付いている。  9月に自民税制調査会会長に就任した甘利明氏が、成長重視の…

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「まあ、あがりたまえ」。福島県郡山市に…

 「まあ、あがりたまえ」。福島県郡山市に「こおりやま文学の森」がある。その敷地にかつて神奈川県鎌倉市にあった久米正雄邸を移築復元した久米正雄記念館があり、本人の言葉が来館者を迎えてくれる。  1905年に久米はこの町の県…

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グレタ旋風と中国機関車、気候変動対策はどう進むか

 16歳の少女、グレタ・トゥーンベリ旋風が吹きまくり、81歳の女優ジェーン・フォンダが米国会議事堂に毎週座り込んでは逮捕される。  デモがいっぱいの今年。中でも地球規模で加速、拡大したのが、気候変動対策の遅れに抗議するデ…

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辺野古移設に伴う埋立承認、県VS国「抗告公判」開始

辺野古移設に伴う埋立承認、県VS国「抗告公判」開始

過去全敗の県に手詰まり感漂う、「関与取り消し訴訟」は敗訴  米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沖への移設をめぐる問題で、移設に反対する沖縄県が8月に提起した「抗告訴訟」の公判が26日、那…

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両陛下 「親謁の儀」で奈良県入り

 天皇、皇后両陛下は26日午後、即位の礼と大嘗祭を終えたことを報告する「親謁の儀」や茶会に臨むため、新幹線と近鉄線で奈良県橿原市入りされた。  親謁の儀では、既に訪問した伊勢神宮のほか、初代天皇とされる神武天皇陵、昭和天…

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民主党員らの分断を招くディベート The Democrats’ divisive debate

 2020年の米大統領選に向けた民主党の大統領候補者らによる討論会はすでに4回行われたが、そのいずれにおいてもそうであったように、提案されている国の健康・医療管理および医療保険制度を担おうとする「メディケア・フォー・オー…

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沖縄は米中対立の最前線基地という認識が必要

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  米中の覇権争いは決して対岸の火事ではない。  「2大国の争いの最前線基地が沖縄であるという認識が必要だ」と訴えるのは一般法人JCUのあえば直道(じきどう)議長だ。JCUは、米国最大…

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大根のうまい季節がやって来た。鍋にもいいが…

 大根のうまい季節がやって来た。鍋にもいいが、大根下ろしもいい。涙が出るような辛いのを温かいご飯にぶっ掛けて食べる。これほどうまいものはないと思っている。  ところが最近、唐辛子と同様にキューンと鼻を突くような大根に、ほ…

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レイモンド司令官が中国の宇宙進出を警告

脅威への対抗システム急務  米中は、宇宙空間の支配を目指して、宇宙戦能力の向上を急速に進めている。新設された宇宙軍のレイモンド司令官は戦略国際問題研究所(CSIS)で講演し、米国の人工衛星への攻撃の脅威は「広範囲に及び、…

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ローマ教皇来日、平和への揺るがぬメッセージ

 ローマ教皇としては38年ぶりに日本を訪問したフランシスコ・ローマ教皇が4日間の滞在を終え帰国の途に就いた。滞在中に発したメッセージは、カトリック信徒だけでなく非信徒の日本国民の心にも深く刻まれるものだった。そこから日本…

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「ぼっちメシ」も平気

地球だより  ソウルなどの都市部では昼飯時になると大勢の会社員やOLが街に繰り出す。お目当てのランチを食べようと三々五々、飲食店に入って行く。近年はオフィスが入るビルの地下などに「構内食堂」と呼ばれる一種の社員食堂がある…

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GSOMIA破棄撤回、強まる日米の韓国不信

 韓国の文在寅政権が、8月に破棄を宣言していた日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を協定失効直前の土壇場で方針転換させ延長することにしたドタバタ劇は、協定失効が回避されたことに安堵の声が上がる一方、日米の韓国に対す…

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教育再生へ「未来への投資」を

麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 家庭支援し保育の質向上 乳幼児期に「非認知能力」育め  国連は2015年からSDGs(持続可能な開発目標)を掲げているが、早期の児童発育への投資が17の目標の内、8項目を占め、家庭支援…

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リブラン鈴木会長夫人・弘子さん一周忌

コシノジュンコさんもあいさつ  昨年12月に亡くなった、㈱リブラン創業者である鈴木靜雄氏の妻・弘子さんの「一周忌感謝の集い」が25日、東京都内のホテルで開かれた。主催者である鈴木氏のほか、デザイナーのコシノジュンコさんな…

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天皇陛下、ローマ教皇と御会見

スペイン語で「ようこそ」 長崎、広島訪問に謝意  天皇陛下は25日午前、皇居・宮殿で、23日に初めて来日したフランシスコ・ローマ教皇と会見された。天皇がローマ教皇と会うのは、上皇ご夫妻が在位中にイタリアを訪問し、故ヨハネ…

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ICT活用でいじめ予防

 AI(人工知能)といったICT(情報通信技術)活用で効率的な知識習得や個別最適化の学びが実現することから、海外では学校に1人1台、ICT活用が進んでいる。  ところが、日本は5、6人に1台、遅々として進まない。11月初…

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香港民主派圧勝、選挙で示された民意の尊重を

 香港の区議会(地方議会)選挙で、民主派は452議席中、85%の388議席を獲得し、歴史的な勝利を収めた。  香港の民意が示されたと言っていい。香港政府や背後の中国政府は、デモ隊を力ずくで抑え込むのではなく、行政長官選挙…

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「壁」崩壊30年、国際社会を分断する中国の「壁」に警告を発した産経

◆いまだ分断の後遺症  「哲学者たちは世界をたださまざまに解釈してきただけである。肝心なのはそれを変えることである」。東ベルリンにあるフンボルト大学の入り口正面の踊り場の壁に、かの有名なカール・マルクスの一文が金文字で鈍…

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<年は唯、黙々として行くのみぞ>高浜虚子…

 <年は唯、黙々として行くのみぞ>高浜虚子。春が過ぎ、猛暑の夏を越え、短くなった秋と伸びてきた冬がせめぎ合う今の季節。師走を間近にした時期になると、毎年同じことを感じるようになった。  時の流れの速くなったことを驚きなが…

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中国共産党4中総会の怪

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 経済より政治引締め優先 揺らぐ習一強体制の改善急ぐ  中国で10月に共産党第19期中央委員会第4回会総会(4中総会)が1年8カ月ぶりに開催された。そこでは中国が直面する経済や香港問題等の難題…

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