Date archive for 2017
沖尚野球部と東浜投手
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県高校野球の秋季大会は8日、沖縄尚学が決勝戦で興南を4対1で下して10年ぶり7回目の優勝を果たした。 共に全国優勝の経験がある沖尚と興南の公式戦での直接対決は何年ぶりだったろ…
カナダ国境の惨状 Hell on the (Canadian) border
カナダは不法移民の急増に見舞われている。そして、不法移民の中でも、少なからざる人数を占めるのが、大統領選挙戦でヒラリーに投票した怒れる有権者だ。トランプが選挙に勝つようなことがあったら、北(カナダ)に移ってやる、と大口…
健康食品としても重宝されるアーモンドは…
健康食品としても重宝されるアーモンドは、そのほぼ100%が輸入品。山梨県甲斐市在住の株式会社花野果(はなやか)代表取締役・笹原六氣(りっき)さん(57)は、商業用で国内初のアーモンド栽培に挑戦している。 笹原さんは東…
セクハラ裁判勝利も退職
地球だより 米ハリウッドの大物映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏(65)が、約30年間にわたり、セクハラ行為を繰り返していたことが20人以上の大物女優の告発で明らかになり、世界に波紋が広がっている。フランス…
3党連立に不協和音、メルケル独首相の組閣難航も
メルケル独首相は今週、9月24日の連邦議会選挙(下院)の結果を受け、第4次メルケル政権の発足にいよいよ取り掛かる。メルケル首相の与党「キリスト教民主・社会同盟」(CDU・CSU)の主導の下、リベラル派政党「自由民主党」…
解放軍掌握急いだ習主席
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 将軍の汚職摘発、若手抜擢 習人脈優遇で士気に影響も 習近平主席への権力集中と礼賛が進む中で、18日からの中国共産党第19回党大会で2期目習近平政権が発足する。しかしこれまでの習政権のメディ…
二大政党制、問われる「改革保守」の中身
2017衆院選 国難と選択(中) 解散前日の先月27日、小池百合子東京都知事が代表を務める希望の党が結党会見を開き、「寛容な改革保守」を掲げた新党が誕生した。この翌日には野党第1党であった民進党の「合流」劇が続き、一時…
米韓軍事演習、北に挑発思いとどまらせよ
米韓両国は韓半島周辺海域で北朝鮮による海上での軍事挑発に備えた合同軍事演習を5日間の日程で開始した。北朝鮮の最高指導者・金正恩朝鮮労働党委員長が核・ミサイル開発に邁進(まいしん)し、周辺国への攻撃能力を高めている中、演…
米で新構想、無人機で北朝鮮ミサイル迎撃
北朝鮮の核・ミサイル開発が進展していることを受け、米国で無人航空機を使って北朝鮮の弾道ミサイルを破壊する構想が提案されている。北朝鮮の弾道ミサイルを発射直後の「ブースト段階」で、無人機が空対空ミサイルで迎撃するという構…
無人機用いたミサイル防衛構想
米ハドソン研究所上級研究員 アーサー・ハーマン氏に聞く 北朝鮮の弾道ミサイルを無人航空機で迎撃する構想のメリットや今後の見通しなどについて、米シンクタンク「ハドソン研究所」のアーサー・ハーマン上級研究員に聞いた。 (聞…
世界に通じるエンターテインメントの人材育成を目指す
吉本興業初の認可校「沖縄ラフ&ピース専門学校」来春開校 吉本興業は2018年4月に沖縄県那覇市にエンターテインメント総合専門学校「沖縄ラフ&ピース専門学校」(2学科4コース)を開校する。吉本興業として初めての認可校とな…
「チーム学校」を育てたい
8月末、中央教育審議会の「学校における働き方改革特別部会」で緊急提言が発表された。情報通信やタイムカードを導入して客観的に勤務時間を把握する必要があるということのようだ。来年度予算で、国・地方の教育委員会の施策として「…
「与党圧勝」を予測する各紙報道による「アナウンス効果」に油断は禁物
◆度々外れる事前予測 先週、各紙が衆院選の序盤情勢調査を報じた。「自公両党で300議席をうかがう」(読売12日付)、「自民単独過半数を大きく上回る」(朝日12日付)などと、いずれも与党勝利を予測している。 朝日の12…
新聞週間(15日~21日)が始まっている。…
新聞週間(15日~21日)が始まっている。今年の標語は「新聞で 見分けるフェイク 知るファクト」である。新聞は「事実」を追求して正確に伝えることで、主権者である国民が「うそ」を見分け適切な判断をする材料を提供する。 …
不透明な自動車産業の未来
米コラムニスト ジョージ・ウィル 技術革新で新車種開発 規制したがる監督機関 鉄を曲げ、メッキを施し、20世紀の米国を魅了した自信に満ちた、ステータスの象徴としての自動車。その自動車産業は、ゼネラル・モーターズ(GM)…
ドゥテルテ氏の支持に陰り
超法規的殺人に不信強まる フィリピンで就任以来、国民の圧倒的な信頼を集めてきたドゥテルテ大統領の支持率に陰りが出始めている。このほど発表された世論調査で、支持率が過去最低になったことが分かった。警官による超法規的殺人疑…
戦後2番目に長い景気は疑問
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 6・3%にすぎぬ成長率 漸く持続的成長の局面に 総選挙を控え、2012年12月に発足した安倍晋三政権の下で、日本のマクロ経済が、どのように推移してきたか振り返ってみたい。…
新「民共共闘」、 立憲の安保政策の足かせに
2017衆院選 国難と選択(上) 公示日が迫る今月2日に立憲民主を立ち上げた枝野幸男代表は真っ先に共産の選挙協力を取り付けた。昨夏の参院選と同様に“市民”を媒介にして憲法9条の改正反対、立憲主義に反する安保法制などの白…
米軍ヘリ事故、原因究明と再発防止の徹底を
沖縄県の米軍北部訓練場(東村、国頭村)近くの牧草地で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが緊急着陸し、炎上、大破した。乗員を含めけが人はなかったものの、近くには集落や小学校もあり、住民が巻…
基礎力・教養力としての国語力の充実を訴える東洋経済の特集
◆問題の漢字を読めず 近年、日本語の乱れや国語力の低下を指摘する声がある。札幌のある塾の講師がつぶやいた。「数学の問題を解くにしても、問題の漢字が読めない。文章題では文章を数式に直す読解力がない。数学以前に国語力の問題…
通りすがりの人間に危害を加える出会い頭の…
通りすがりの人間に危害を加える出会い頭の事件や通り魔事件では犯人にはっきりした動機がない場合が少なくない。川崎市宮前区梶ケ谷の貨物ターミナル駅下トンネルで2006年9月、帰宅途中のアルバイト黒沼由理さん(当時27)が刺…
「イスラム国」との戦闘、リビアで再び激化 Battle with Islamic State heats up again in Libya
米軍がリビアで過激派組織「イスラム国」(IS)に対する作戦、爆撃を強化している。ISの支配拠点がシリアとイラクで縮小する中、リビアに逃げ込むIS戦闘員が増えているためだ。 米軍が支援する民兵組織がリビアにおけるISの…
衆院選公示、政権選択から安倍政権5年の通信簿付けに性格が変わる
◆希望の失速が顕わに 10日に公示され、22日に投開票される第48回衆院選が始まった。衆院の総定数が前回より10減の戦後最少465(小選挙区選289、比例選176)の議席獲得に、12日間の短期決戦である。 各紙は休刊…